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記録と記憶

記憶は感情、記録は記録でしかない。記録を残す事が良い事のように教えらて来たが、以外と記録と言うのは人の心には残らないものだと最近思う。
思い出と言うと個人と個人に関わる少数の人間の中でシェアされる記憶でしかないが、記憶と言うのは実は広い。
もしも明日、何かの世界チャンピオンになったとしても一ヶ月後には関わりの無い人々の記憶からは消えているだろう。芸能人のゴシップや不祥事のニュースがそうであるように。
昨今のSNSではそう言った刹那的な記録を重要視するように意識が向きがちだが、「アカウント」ではなく「人」としては記憶で繋がる仲間こそ大切なのである。

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