見出し画像

おれの『怪我から学んだ事』 3年 二川雅史

こんにちは!

ユニクロ大好き大山くんからバトンを引き継ぎました。E類生涯スポーツコース3年の二川雅史と申します。

非常に統一感のない文書になってしまいましたが、面白そうな所だけでもかい摘んで読んで頂けると幸いです。

タイトルにもある通り、私は6月11日の練習試合中に接触プレーで左足首を負傷し、救急車で搬送。
結果、靭帯、骨、神経を同時に痛めるというトリプルコンボを達成し全治2ヶ月と診断されました。

怪我をして数日間は松葉杖生活が続きましたが、最近では走れるまでに回復し、復帰に向けて調整している所です。

今回はそんな私が、今日で負傷してから丁度の一ヶ月経過したということもあり、この期間で感じた事を5個箇条書きで書いていこうと思います。


①日本人には優しい人が多い

いきなりこいつは何を言ってるんだと思ったかも知れません。

ここで私が言いたいのは、
「松葉杖をついて電車に乗ると席を譲ってくれる方が沢山いる」という事です。

電車に乗るとイライラしているサラリーマン、スマホに夢中の大学生、みんな他人には無関心で優しさなんてどこにあるんだと思ってしまいがちです。
しかし実際日本人は優しくて綺麗な心を持った人ばかりなんだなと今回の経験を通して痛感させられました。
私も困っている人に席を譲れるぐらい心の余裕を持って生きて行こうと思います。

冗談はこの程度にしておいて次に進もうと思います。




②サッカーが出来ない事は精神的に辛い

この1ヶ月間、練習にも試合にも参加できずピッチの外からチームを眺めるだけの日々が続きました。
これまでは当たり前だった毎日の練習が出来ない、そして試合に勝つ負ける以前に出場出来ない事がこんなにも辛い事なんだなと感じました。
それと同時に自分はやっぱりサッカーが好きなんだなと再確認する事ができました。
一方でプレーが出来ない期間が続くとやはり焦ります。サタデーリーグでは1年生が躍動し、アイリーグでは同期がチームを引っ張る活躍を見せ、トップチームはアミノバイタルカップで好成績を残しました。
たった1ヶ月という期間でもチームメートと自分のレベル差が開いているのでは無いかと劣等感を毎日のように感じていました。
焦って復帰し、また怪我を再発するような事は避けたいので、慎重にリバビリをして復帰したいものです。




③自分は周りの環境に恵まれている

怪我をした日自宅までタクシーで送り届けてくれた坂内さん、雨の中氷嚢と氷を買ってきてくれた馬越、仕方ないなと言いながらも傘を差してくれた輝、怪我の様子を心配してくれた多くのチームメート。
みんな嫌な顔一つせず、自分の身の回りのことを手伝ってくれたり、気にかけてくれました。自分は普段大した事はできていませんが、こんなにも力になってくれる人が周りにいる事に感謝したいです。

また、今回救急車で搬送された後、病院で手当を受け、病院からJRの駅まで向かう際に、練習試合の相手校であった城北高校の監督さんで蹴球部OBの長島先生に車で駅まで送り届けて頂きました。
車の中では蹴球部の昔の話、OBは皆蹴球部を応援していることなどを教えて頂き、このチームは沢山歴史、多くのOBの方々によって支えられているのだと感じました。
長島先生、並びに蹴球部OBの皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。



④色々な人が影から蹴球部を支えている

今回試合のメンバーから外れて、久しぶりに90分間ピッチの外から試合映像を撮影しました。
90分間のビデオ撮影は正直に言ってかな      り退屈で、大変な集中力の要る作業です。
けれども毎試合誰かがこの仕事をやらなければ、試合に出た選手が映像を振り返って分析する事はできなくなってしまいます。
ビデオ撮影だけではありません。トレーナー陣が居なければ怪我人は放置され、自分で復帰の時期を判断したり、リハビリメニュー構築しなければならなくなります。
また、チームドクターの市野先生がいらっしゃらなければ、自分自身ここまでスムーズに通院、リハビリをする事は不可能でした。
ピッチに出るのは11人ですが、その背後には見えないけれど蹴球部為に闘っている人が沢山いるのだとという事をこの期間を通して再確認させられました。



⑤TABTATAトレーニングで強くなれる

足を使ってトレーニングが出来ないこの期間、何をしようか悩んでいたところ、授業でお世話になっている教授から、「毎日バトルロープでTABTATAトレーニングをしたらいいよ」とアドバイスを頂いたこともあり、TABTATAトレーニングを行うことにしました。

TABTATAトレーニングを知らない方に向けて説明すると、TABTATAトレーニングとは、
「20秒間全力で運動→10秒間休む」
を連続で8回行うトレーニングのことです。有酸素運動と無酸素運動で得られる運動効果を同時に得ることができます。
たった4分間で終わりますが、これがめちゃくちゃキツいんです。
僕自身も始めた当初は8セット全てを全力でこなす事は不可能でした。
しかしながら毎日こなす内に徐々に体も適応していき、全力でできる回数も増して行きました。このトレーニング、やり切った後の達成感が凄いです。そしてなんと言ってもその効果は凄まじく、最近部分的に練習に復帰した際、以前と比較して大きな体力の衰えは感じませんでした。
TABTATAはたった4分間で終わります。忙しいトレーニー、運動不足の方、是非TABTATAトレーニングを生活に取り入れ、自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。




正直に言って、他の怪我をした人と比べると今回自分が負った怪我は大したものではありません。怪我をして良かったと言うつもりはありませんし、怪我をしない事がサッカー選手としては一番です。
しかしながら、この一ヶ月間の怪我人生活の中で普段生活しているだけでは得られない気づきを沢山得ることができました。
ここで得た学びを今後の活動に生かしていければと思います。


明日の部員ブログは、僕と同じ北国からやってきた3年橋詰君です。普段同様ボケたっぷりかつ熱い気持ちで一杯な文章を期待します!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

#紫志尊々 #jufa #大学サッカー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?