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「あの日から変われたかな」 4年 鈴木魁人

お世話になっております。
E類生涯スポーツコース4年 鈴木魁人と申します。

まずは、新型コロナウイルスが蔓延している中、多くの方々のご支援やご尽力によりシーシーズンを無事に終えることができました。色々な方々のお力添えで我々東京学芸大学蹴球部の活動は成り立っているのだとより一層感じる一年でした。心から御礼申し上げます。

あらこう紹介ありがとう!
あの紹介は広報部のストップかからないんですね。笑こんなの使って大丈夫ですか?笑

荒川君には、ピッチ内もピッチ外も楽しい思い出や時間を共有しました。
しかし、共有した時間の9.5割はここでは話せない内容ばかり…LINEも毎日するそんな仲です。ある日、「おはよう」とLINEを送ると、「彼女か」と返信が来て、この4年間でそのくらい仲が深まったことは非常に嬉しく思っています。

丈くんに名指しで怒られてる時、あの瞬間のあらこうの不貞腐れた顔は一生忘れません。

そんなあらこうは大怪我を2度繰り返し、サッカーが出来なく辛い時でも、私達を支えてくれました。試合でうまく行かない時も、あらこうのポジティブな言葉に何度助けてもらい、心切り替えられたかわかりません。

昨日のブログも途中から視界がぼやけてしまって読むのに時間がかかってしまいましたが、とても良いブログでした。まだ見てない人是非見てあげてください。

君との思い出を書いてると卒論が全く手につけられないくらい長文になってしまうのでそろそろ本題に移っていきますか。


でも卒業ダイアリーをいざ書き始めるとなるとなかなか手がつけれないんですよね。

それは、他の部員が文章巧み過ぎるからですよね。何回も書き直し、書きながら悲しくなります。私の文章の幼稚さに。みんなのブログで何度涙が込み上げてきたことか。(実際読みながら感動して泣いてしまうことも…)

あと私が好きなのは、この卒業ダイアリーを見た人が引用リツイートなどでコメントしてるものを見るのが好きなんですよね。変な趣味でごめんなさい。みなさんがその人のブログを読んでどのように心を動かされてるのか、はたまたその人との思い出が蘇ってきて書き連ねているのか、私も皆さんに多く反応してもらえるような心を動かせる文章を書きたいと思っています。しかし、学力が乏しいことや文章が書くのがあまりにも下手すぎるのですごく読みにくい文章になっているかもしれませんがご了承ください。

私なりにありのままを伝えられるよう頑張りましたので最後まで読んでいただけると幸いです。また、大学2年時に書かせていただいた部員ブログを踏まえて書かせていただきました。こちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。

部員ブログ

https://gakugeisoccer.wixsite.com/tgufc-official/single-post/vol-113%E3%80%8C%E5%BC%B1%E3%81%84%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AB%E6%89%93%E3%81%A1%E5%85%8B%E3%81%A6%E3%80%8D2%E5%B9%B4-%E9%88%B4%E6%9C%A8%E9%AD%81%E4%BA%BA

「最高の仲間と最幸の景色を見よう」

自信も何もかもを失い、自分の目標を諦めかけたあの日将に救われ、もう一度自分の中で誓った目標である。

そこから約2年、あの日から変われたかな。

結果だけで見てみると、アミノバイタルカップ3位、総理大臣杯2回戦敗退、関東リーグ3位、昇格決定戦敗北という結果に終わり、惜しくも誓った目標は達成することは出来なかった。

でも、最幸の時間だった。最高の経験だった。学芸大学で過ごした時間は未熟だった僕を人として、1サッカー選手として成長させてくれた。

みんなには感謝してもしきれないほどの恩をもらった。愛をもらった。勇気も自信も全て。本当にありがとう。

東京学芸大学を選んでよかった。

ありきたりだけどこの場所じゃなきゃこの経験はできなかったと心から思う。

あのブログからの2年は、目まぐるしい毎日だった。

覚悟を決め、向かった新しいシーズン。自分がこのチームを引っ張る。何としてでも結果を残す。

そう思った矢先、新型コロナウィルスの影響を受け活動が出来なくなった。

その時はまだ事の大きさに気づいていなかった。

1日経ち、また1日、気づけば1週間、1ヶ月とグランドでみんなと練習がする事ができない日々がどんどん増えていった。

あの日々が、何でもない日常が私にとってとてつもなく幸せな時間だったことにようやく気づいた。

オンラインでみんなでトレーニングしたり、公園で集まったり何とかみんなと会える時間を作った。

いつ始まるかわからないリーグ戦に向けてまた自分自身を成長させるために、時間を惜しまずトレーニングに励んだ。

感染症拡大によって、もちろん辛いことや苦しいことは多かった。でも、それがあったからこそ行えた体験もあった。

昇くんや豪くんと久しぶりにトレーニング出来たり、これまでトレーニングした事がない人と練習する事ができた。

私が尊敬している人たちとまたトレーニングできる機会は貴重な時間だったし、新たな価値観が芽生えたそんな気持ちがした。

9月から始まった都リーグは教育実習が重なり開幕には間に合わなかった。

出場している選手に想いを託し、一人一人と連絡を取った。

速報も確認していたし、試合がアップロードされたらそれを分析してグループに送る。

昔の私からは想像できなかった。DAZNのハイライトですら飛ばしながらでしか見ない私が、自分の過去の試合映像すら見てこなかった私が、自分が出場していない試合を見て映像を切り取りみんなに共有する。時には、名指しで意見交換を求めたこともあったし質問も投げかけた。

周りからしたらお節介だったかもしれないし、めんどくさい奴と思われたかもしれない。

でも2年時に感じた悔しさや惨めさを2度と味わいたくなかった。

実習が終わって、チームに合流した私はチームを引っ張っていこうと練習から声を出したり出来ることを行なった。

色々試行錯誤して動いても上手くいかないことも多かったし、結果が出ない時もあった。でも、そんな時でも相手には厳しい要求をする事もあったし、言い合いになる事もあった。闘志剥き出しな紅白戦もすごい好きだった。熱くなって周りが見られなくなるぐらい夢中になってる選手がチームには沢山いた。

都リーグの中でも私たちが納得する試合をして勝利した試合もあれば、全く噛み合わず悔しさが残る負けもあった。

納得した試合も悔しさが残る試合も全部試合映像を振り返って、映像を切り取った。
ゴールシーン自分の動きはもちろん仲間の動きやその中でも必要な修正を探した。

自分の中で何かが変わっていることを感じていた。

それが功を奏したのか無事都リーグを突破し、関東大会へ。

関東大会も簡単なものではなく、初戦であっさり試合を落としてしまったり、全ては上手くいかなかった。

でも、関東大会を勝ちあがり関東リーグ復帰の切符を掴むことができた。

その時、思わず涙が溢れた。これまでやってきた事が無駄じゃなかったんだって。「良かった。」って言葉が素直に出てきてしまうぐらいに嬉しかった。

本気になれていた証拠なのか。はたまた泣き虫なだけなのか。そこはわからないがボロボロと出てくる涙を止める事なくみんなと抱き合って喜びを分かち合った。

そしてラストシーズン。

緊張と不安で4年目の幕を開けた。

終わってみれば関東大学サッカーリーグ3位やアミノバイタルカップ3位、総理大臣杯出場などチームがシーズン前目指していた目標に惜しくも届かずという結果になった。

ほんとに悔しかった。

でも清々しかった。(みんなには申し訳ないけど)

あんなどん底に落ちた私たちが、歴史を塗り替え目標まであと一歩のところまで行けた。

胸を張ってもいいんじゃないかな。

私自身悔しい試合はもちろんあったけど、通用することを証明できた試合も沢山あった。

点を決めた時のみんなが駆け寄ってくるあの瞬間、ベンチのみんなが飛び出して喜んでくれる姿が堪らなく好きだった。

今年はいつもより多く見れたんじゃないかな。(もっと見れる機会はあったけど)

本当に4年間色々な経験をして、こんな経験をできるチームはなかなか無いと思う。降格も味わって、2年連続昇格戦まで経験する。

このチームに関われて良かった。

本当にありがとう。


家族へ

静岡から試合を見るために来てくれてありがとう。勝って帰れた試合の方が少なかったかな。
色々サッカーのことでも言い合うこともあったけど、ここまで何不自由なくサッカーをやらせてもらえて感謝してます。
お兄ちゃんもいつも試合を見て動画を切り取って送ってきたり、プレー動画も作成してくれてありがとう。
これからも見にきてもらえるように頑張ります。

先輩方
沢山お世話になりました。
いまでも可愛がって貰えて嬉しいです笑
また、試合も見にきてくれて力になりました!ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。

後輩たち
周りの意見なんて全く関係ないし、大好きなサッカーを楽しんでほしい。
辛いことも苦しいこともシーズン通してあると思うけど、みんななら乗り越えられると思うし、個性的な選手が集まっていて個人的にはワクワクしてます。(健太や竹内、柊哉、草住、保野などなどあげたらきりがありません。)
みんなの活躍を期待してます!!

今までご指導してくださった方々

九門さん
小学生の何も知らない私にサッカーを教えてくれてありがとうございました。わがままな私に時に厳しく叱っていただき、正しい道に進んでいけました。

清水エスパルスJr.ユーススタッフの皆様
成長するきっかけや偉大なクラブの下部組織の一員になれたことを誇りに思っています。細かい戦術、技術などサッカーの土台を形成して頂きました。ありがとうございました。

清水エスパルスユーススタッフの皆様
今でも連絡をいただいたり、私の動向をチェックしていただきお声をかけてもらえる事が励みになっています。特に平岡さんには気をかけていただき自分の夢を諦めずここまでやってこれました。本当にお世話になりました。

東京学芸大学蹴球部のスタッフの皆様
都リーグ降格、総理大臣杯出場、2年連続昇格戦を経験など様々な経験をさせていただきました。ある程度自主性を保ちながら戦術やご指導させていただき伸び伸びサッカーを行う事ができました。また、コロナ禍という大変な時期にも臨機応変にメニューや練習を組んでくださりありがとうございました。

FC東京サッカースクールの皆様
アシスタントコーチとして1年携わることができて良かったです。
子どもたちのキラキラとした瞳や負けたら悔しがって、勝ったらおおはしゃぎしている姿に元気をもらいました!
教えている側なのに色々なことを気づかせてもらい、学ばせてもらいました。
子どもたちのみんなに負けないようこれからも頑張ります!!
またスタッフの方々にも多くのアドバイスを頂きました。この経験はこれからのサッカー人生そして、その他のことにも応用できるそんな便利なことを教わりました。
アシスタントコーチとして行った1年間は、色々なことを学べる良い時間でした。
ありがとうございました。

これまでお世話になった人には返しても返しきれない恩があります。この恩は、これからの道で、ピッチの上で恩返ししていければと思います。

最後に同期へ

あまり公の場で言うのは好きじゃないけどみんながいたからここまでサッカーを楽しんで夢中になる事ができました。みんなと過ごした時間はどれも宝物です。この先もみんなと何かしらの形で関われたら嬉しいです。色々なステージに向かうとは思うけど、みんなのことを応援しています。また、会える日を楽しみにしています。

将、あらこう

2人とはこの4年間一番長く過ごしたと思う。楽しく大声出して笑う時もあれば、真剣に話し合って涙を流すこともあったね。
サッカーのプレーもいつも参考になることや自分の足りないところを持っていて羨ましい気持ちだったり悔しい気持ちを持つ事ができて、いい友でありいいライバルでした。2人の優しさに何度も助けられ、自分が目標を見失った時、将のメッセージが無かったらと思うと夜も眠れません。本当に将には4年間お世話になったし、同期を、チームをまとめてくれたこと感謝してる。これからは違うチームだけど、同じピッチでプレー出来るようにお互い頑張ろうね。
あらこうも大怪我から復帰した最終戦出てきた時から胸に込み上げるものがあったよ。普段ふざけていても超真面目なあらこう。怪我をしても補助学だったり、チームの為に働いている姿はみんなの心を動かしていたし、あらこうのために頑張ろうって頑張った人は多かったと思う。

言葉では伝えきれないけど、本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

また、来年からいわてグルージャ盛岡に入団します。

これまで以上に成長して、1日でも早く勝利に貢献していきたいと思います。

これからも応援のほどよろしくお願い致します。

明日は独り言おばけ👻で有名な河田稜太です。

とても変わっている彼は、人の家にピンポンもせず勝手に入ってくるという恐ろしい行動を起こします。(何回やられたかわかりません。)
いつもサッカーを楽しんでいる悪童がどのような想いを語ってくれるか楽しみです!
よろしくお願いします!!

鈴木魁人

#紫志尊々  #jufa #大学サッカー

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