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「勝負に勝つ」4年 安田祐生

こんにちは

4年ゴールキーパーの安田祐生です。

熱い思いを書くということで、思いをぶつけていきます。

「勇往邁進」というスローガンを立てて、今シーズンが始まった。関東リーグ昇格という一つの目標に向かって、わきめもふらず突き進んでいく。都リーグに降格したという悔しさを胸に、チームが一つになって進んでいた。

しかし、こんな事態になるとは誰も思っていなかった。いつリーグ戦が始まるかも分からない、練習もできない。始まるかも!と期待したのに、何度も延期になった。もどかしかったし、先が見えなく、不安だった。

その不安を無くすためには、信じてやれることをやり続けるしかなかった。

チームでは、フィジカルを落とさないよう、オンライントレーニングをしたり、個人でできるトレーニングをトレーナーが考えてくれてたり、プレシーズンで徹底的にやり込んだ戦術、技術の確認をしたり。また、SNSでの広報活動もこの時期だからこそ力を入れてやっていたし、ミーティングも欠かさずやった。

個人としては、特別指定選手として、ブラウブリッツ秋田の活動に参加することができ、新たな環境に身を置いた。たくさんの課題を発見でき、レベルの高い中で毎日全力で練習している。

プレシーズンを含め、これまでやってきたことは全て、「良いサッカー選手になるため」、そして、「関東リーグ昇格のため」にやってきたことだった。

僕の好きなドラマ(みんなも好きだと思う)、日曜劇場、半沢直樹で、こんなフレーズが出てきた。

「準備は入念に。仕留めるときは一瞬で。」

いい言葉なのに、ドラマでは、悪役が人を裏切る場面でこのフレーズが使われていたのが残念ですが、まさしくサッカーはこの連続なのではないかと感じる。

サッカーの試合は90分。その中で来る、一瞬のシュートを、俺が止めるか止めないかで試合が変わる。フィールドの選手も、シュートチャンスで決めきれるか、一瞬の寄せでシュートをブロックできるかで、試合が変わる。一年間という長いスパンからみたら、試合の90分だって一瞬だ。

その一瞬をものにするために、しんどい4対4の横移動も、居残りのシュート練習も、オンライントレーニングもやってきた。できないこともできるように、何度もチャレンジしてきた。

今までの自分には、この一瞬をものにする力がなかった。ここぞというときのパフォーマンス、いきなりもらったチャンス、どれもなかなか掴むことができなかった。去年はチームも降格を経験した。明らかに準備不足だったと思う。その当時の自分は100%でやってたつもりだったけど、与えられたチャンスや結果をものにするだけの積み重ねができていなかった。もうあんな悔しい思いはしたくないし、みんなにもして欲しくない。チャンスは一度逃すと、二度と来ないかもしれない。学芸大学蹴球部員として、そして、一人の男として、覚悟をもって挑みます。

自分たちは今、入念な準備が出来ているだろうか?
トレーニング、コンディション、生活、食事、メンタリティも、闘える準備が出来ているだろうか?
たとえみんな揃って練習できなくても、それぞれが、やれる最大限の準備をしていこう。

先にも書いたが、勝負は一瞬で決まってしまう。だけど、勝負を決めるのは、どれだけ準備してきたかにかかっている。

だから、闘える準備をし続けるしかない。これから先、どんな状況になるかも分からない。でも、一瞬の勝負のために、入念な準備を続けていこう。

毎日コツコツと準備を積み上げていって、関東リーグ昇格を掴み取れるように全力で頑張ります!

最後に、リーグ戦が始まり、サッカーができるようになることは、多くの方々の尽力のおかげで成り立っています。サッカーができること、健康的な生活ができること、何事においても、当たり前ではありません。このような状況でありながら、大好きなサッカーができる環境にいること、そして、たくさんの方々に支えられていることに感謝して、全力でプレーしていきます。

よろしくお願いします!

#紫志尊々 #jufa #大学サッカー

【過去の記事】
Vol.21「スポーツの持つ力」2年 安田祐生
Vol.92「挑戦」3年 安田祐生

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