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「結果と過程」4年 服部遼太郎

4年主将の服部です。
ブログの方書いていきたいと思います。

早速ですが、あなたにとって結果と過程どちらが重要ですか?

僕自身は練習ができなかった期間、この2つの言葉について考えることがあったので、それを少し書いてみたいと思います。

はじめにイチロー選手の言葉を紹介したいと思います。

「結果とプロセスは優劣がつけられるものではない。結果が大事というのはこの世界でこれなくしてはいけない、野球を続けるのに必要だから。プロセスが必要なのは野球選手としてではなく、人間を作る上で必要であるから」と。

こう言っていたそうです。

このチームはコロナの影響で3月半ばからおよそ5ヶ月近くチームとしての活動がほとんどできていない状況でした。

ただ、8月頃から少し状況が落ち着きはじめ、他の大学のチームは活動が再開し始め、リーグ戦の日程も決まっていきました。

しかし、このチームはリーグ戦が始まる2週間前の時には、未だ参加することができない状況でした…

今年、このチームは「関東リーグ復帰」という目標を掲げました。

「関東リーグ復帰」という掲げた目標を達成できたときに今年のチームとしての「結果」が出たといえるでしょう。

しかし、前にも書いたようにリーグ戦に参加することができない状態=物理的に結果を出すことができない状態でした。

人間にとって夢や目標が1番の大きな原動力になると私は思っています。

その1つの目標がブレてしまったとき、自分自身1人でのトレーニングに高いモチベーションを持って臨めず、練習に身が入らないことが多くありました。

でも、主将という立場である以上、チームとして進むべき道を示す必要があったし、全員がチームの目標を理解し、リーグ戦に参加できることを信じて日々過ごすように部員には意識的に口酸っぱく色々な形で伝えてきたつもりです。

ただその半面、自分自身は不安だらけで今シーズンはできないんじゃないかと思っている自分に情けないと感じた時もありました。

こういった色々な葛藤があり悩んでいた中で1つ感じたことがありました。それは、目の前の結果だけにこだわりすぎている部分があるのではないのかなと思いました。

「結果」は嘘をつくことがあると。

ここでもイチロー選手の言葉を紹介します。

「本当の力が備わっていないと思われる状況で何かを成し遂げたときの気持ちと、しっかりと力を蓄えて結果を出したときの気持ちは違う」と。

過程の段階で準備不足だったり、多少甘くても、何かしらの結果が出てしまうことはある。そこで、勘違いをして天狗になれば次に落とし穴にはまってしまいます。と

この言葉を聞いて自分なりに考えこう思いました。

先の結果だけを見過ぎずにしっかりと1日1日の練習や試合で、1人1人そして、チームとして成長することができるように日々全力で取り組むこと、そしてサッカーを楽しむこと。

これが未来の結果がどうなろうとも選手にとってもチームにとっても重要だと思いました。

チームも個人も今年で終わりということではなくこの先も長く続きます。

1つの結果だけに執着せず、将来、各選手やチームが成長できているように今を全力で過ごすという考え方も重要であると思いました。

その先に、このチームであれば本当の意味での「関東リーグ復帰」という結果が必然と見えてくると思います。

そして、リーグ戦開幕1週間前のこの文を考えているときにリーグへの参加が許可され、チームとしての活動を再開することができるようになりました。

これまでに同期の全員のブログには目標について熱い想いが書かれていました。目標を達成するためのリーグ戦に参加ができることになった以上、やるからには1番上を目指しにいくつもりです。

そして、今年も最後までチーム一丸となり全員で力を合わせて、チームや個人としてしっかりと力をつけた上で目標を達成し、良いシーズンだったと最後に全員が言えるよう今シーズン主将として頑張っていきたいと思います。

最後に、この主将という立場になって本当に多くの先輩方や先生方、いつも応援してくださる方がいることを知りました。
そういった方たちに少しでも良い報告が届けられるように最後まで部員全員で闘っていきたいと思います。

文を書くのがあまり得意ではないので、伝わりにくい部分もあったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

服部遼太郎

#紫志尊々 #jufa #大学サッカー

【過去の記事】
Vol.2「この1年半を振り返ってみて」2年 服部遼太郎
Vol.74「感謝の気持ち」3年 服部遼太郎

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