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「マネージャーをしてよかった」 4年 高田茜

平素より東京学芸大学蹴球部を応援してくださっている皆様、多大なるご支援、ご声援を頂き誠にありがとうございます。

平素よりお世話になっております。
4年マネージャーA類家庭選修高田茜です。
つい先日入学して初めて中央大学のグラウンドに関東リーグを見に行ったような、、、そして桃子さんの卒業ブログを読んだはずが、もう自分が卒業ブログを書くことになってしまったのか、、、という時の流れの速さを実感しております。
昨日のゆりの紹介には、精神的な強さに助けられたとありましたが、私はただ能天気でマイペースでどうにかなる精神で生きているだけです(笑)持ち上げすぎですね(笑)
前日がゆりということでとても良いブログとなっているでしょう。
それと比べると私のブログは拙いでしょうからぜひ期待しないでお読みください。

では本題に入ることにします。

部活を引退して思うこと、それは

「マネージャーをしてよかった」

この言葉に尽きます。今回は私のマネージャー生活を基にこの思いを感じるに至った経緯を書いていこうと思います。長くなるとは思いますが、最後まで読んでいただける人がいらっしゃいましたら嬉しいです。
よく話していますが、私は元々高校生まではサッカーは見ること専門でした。高校時代は、U19日本代表の応援をしたり、海外のサッカー選手のプレー動画を見たり、スパイクの新作情報を検索していたりしていた変人でした。
そんな中、初めて高校3年生のときに友達と見に行った試合は今でも忘れることはありません。GKの声に圧倒されたことを覚えています。
そんな見ること専門だった私ですが、なぜマネージャーをやりたくなったのか。
中学まではずっと野球が大好きで年に1回は千葉に家族で試合を見に行っていました。だから中学ではマネージャーをやろうと思っていましたが、マネージャーを募集しているところがなかったので諦め、高校では野球部のマネージャーをやろうと思っていました。けれども、私のいたコースは土曜授業があったりほぼ毎日7時間目まであったり、勉強が難しかったりしたので高校でも諦めて他の部活に入りました。(そのおかげで今学芸大学に来られているので今となっては良い選択だったと思いますが。)
前のブログにも書きましたが、筑波大学のジャイアントキリングを見たのは私がマネージャーをやろうとしたきっかけの一つでもあります。ほぼ年齢が変わらない選手の活躍を支える仕事、そして、勝った瞬間をベンチで一緒に分かち合えること、そんなところに惹かれ、蹴球部のマネージャーをやろうと思いました。
入部すると、そこには私が大好きなU19日本代表で活躍していた選手とチームメイトの同期がいたり、高校のときから少し応援していた後輩がいたり、自分にとってとても衝撃的で最高な場所、毎日でした。その夢のような同期や先輩、後輩たちと1部昇格に向けて頑張る日々。2年生のときには、都リーグに降格した試合を応援席で観戦し、悔し涙を流したことを覚えています。悔しいときには一緒に泣き、同期が大怪我から復活をしてピッチに立っている瞬間を見ては嬉し涙を流しました。このように選手、スタッフたちと一緒になって感情を共有できるのは、マネージャーとして選手たちを近くで見て、観戦しているだけではわからない裏側を知っているからこそだと思います。このことから、私は、本当に見る専門からマネージャーに変わって良かったなと感じました。

大学4年間、バイトを頑張る人がいれば習い事を頑張る人もいる、またはボランティアを頑張る人もいるなど様々な人がいると思います。
その中でも私は、この大学での4年間を蹴球部に捧げました。
高校や大学の友達に遊びに誘われても『まだ部活の予定決まってないからごめんね』だったり、『土日は試合や練習試合あるから遊ぶのは無理』とずっと言い続ける毎日でした。
友達からは何回か「そんな忙しいの?遊べないじゃん。そんな大変なのになんでやっているの?よくやれるよね。」と言われたこともありました。
正直練習試合よりも遊びに行きたいという思いは私には少しありました。
そのときはずっと『私はサッカーが好きだから』と返事し続けていたのを思い出します。
まあ実際そうなんですけどね(笑)
今思うと、そんな中でも自分の中で頑張ろうと思えたのは私の周りには大事な

“仲間“

がたくさんいたからだと思います。
1つの目標に向かってひたすら頑張っている選手やスタッフの姿、試合での選手の活躍、笑顔などを見ることでとても心を動かされました。
高校までもチームで協力し合う部活には所属してはいたものの、改めて協力し合って活動する大切さを感じました。特に、ミーティングではいろんな人の思いをたくさん聞くことができて自分にとって良い刺激となった反面、自分は全然意見を持つことができず苦しかったときもありました。
また、『自分はやっぱりサッカー好きだな。好きでよかったな。』と頑張っているところを見ると感じ、続けようと思えたのだと思います。
いつ言われたのか、誰に言われたのか忘れましたが、『茜は辞めないでって言わなくても辞めないでしょ』と言われたことがあります。マネージャーを辞めるかどうか迷っている時期は確かに私の中にはありませんでした。そこまでサッカーが好きで、蹴球部が好きなことがばれていたのでしょうか(笑)

これらのように、4年間でバイトや遊びには変えられないほどのたくさんの経験をしたり、たくさんのことを学んだりと貴重な経験をこの蹴球部ではすることができました。特に4年になってから全国大会に出たり、プレーオフに進出したりと、今まで味わったことのない舞台に選手たちは連れて行ってくれました。負けたら終わりで、いつものリーグ戦とは違う緊張感があり、今までにない感情になりました。4年間でたくさんの経験をさせてくれたみんなには感謝しかありません。

この東京学芸大学蹴球部に入って良かったと胸を張って言えます。
もう一度言いますが、

見る専門からマネージャーとして選手たちに関われてよかった。

本当それに尽きます。

また、私は写真を撮ることが大好きで、ほぼそれくらいでしかこの蹴球部には貢献できなかったかなと思います。試合に勝ってみんなが笑顔の瞬間やゴール後の喜んでいる瞬間、練習前後の仲の良い場面、試合以外の意外な一面などたくさんの写真を撮りました。中にはその撮った写真をInstagramに投稿してくれたり、LINEのプロフィール画像に使ってくれたり、『もっと撮って』とか『茜の撮る写真やっぱりうまいよね』などと言ってくれたりする選手がいて、それが私のカメラへのモチベーションになっていました。
たくさんのいい瞬間を私に撮らせてくれてありがとう!
蹴球部で輝く瞬間を撮ってきたように、春からは子どもたちの輝いている瞬間を撮れるように頑張りたいと思います。


以上のように充実したマネージャー生活を送れたのは関わってくれた人たちがいたからです。
最後に、その人たちに感謝のメッセージを書かせてください。

両親へ
私の夢を叶えるために実家を離れて東京で勉強をさせてくれてありがとう。そして、お金がたくさんかかったり、部活が忙しかったりしてなかなか富山にも帰れない中、私の意見を尊重して蹴球部のマネージャーをやらせてくれてありがとう。
マネージャーをやったことに後悔はありません。たくさんのことを得ることができました。4月から富山で夢を叶えることができるのは両親のおかげだと思います。これからも体に気をつけてね。

同期のみんなへ
こんな私と仲良くしてくれてダル絡みに付き合ってくれてありがとう!
そして引退する日にもらったみんなからの寄せ書き、みんな本当にこんなこと思っているの?というほどにいいことしか書いていなくて本当に嬉しかったです。しっかり飾ります!入部したときは本当にみんなのことが怖くて怖くてたまりませんでした。(特にTMの東農は一生忘れられません笑)1年の全体合宿以降やっと少しずつ打ち解けられたことを覚えています。こんなに充実したマネージャー生活を送れたのはみんなのおかげです。ありがとう。サッカーのマニアックな話がとてもとても楽しかったのとホワイトデーのマーキュリアルは最高に嬉しかったです。あと、何人か私の推しの選手と写真を撮らせてくれてありがとう。
そして、特にゆりには感謝しかありません。私はほぼ自分から動くことなんて何もないし、ゆりに仕事は任せっきりだったと思います。そんな中でもお互いのできないところを補い合いながら、得意なことが分かれていて効率よく分担できる関係だったからこそここまでうまく2人やってこられたと思っています。本当にありがとう。
4月からはみんな別々の道に行くことになるけれど、仕事の息抜きにJリーグに応援に行って写真を撮れたらいいなと思っています。あと、中村駿太くんはイケメンです!笑

後輩たちへ
私たちの代では、目標としていた1部昇格という目標は達成できませんでした。しかし、達成するのに一歩でも近づけたのは、一緒に頑張り合った後輩たちのおかげだと思います。
先輩たちから学んだことを活かしてより良い部活にしていって欲しいと思います。マネージャーの仕事を率先して手伝ってくれたみんな。とても助かりました。ありがとう。
これからもずっと応援していきます。SNSでの情報を楽しみにしています。
特に、翠、梨南子。二人とも蹴球部へ向き合う姿勢がとても熱く、様々な仕事を率先してやる姿は先輩のようでした。全然先輩らしいことをしてあげられなくて頼りない先輩でごめんなさい。家庭科会やりたかったです。これからの2人に期待しています。頑張ってね!

先輩方へ
色々とお世話になりました。たくさんいじっていただき面白いマネージャー生活の思い出になりました。特に、先輩マネージャーの3人にはとても感謝しています。最初はわからないことだらけの日々でしたが、たくさんいろいろなことを教えていただき、学ぶことが本当に多かったです。またマネージャー会やりましょう!

サッカーを好きにさせてくれた人たちへ
私をサッカー好きにさせてくれてありがとう。
ここまではまってしまうとは思っていませんでした。

拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
明日は、2回の実習が唯一同じで一緒に高め合った、鵜養修平です!いつも私とかせと三人で恋愛リアリティードラマについて語ったのがいい思い出です。
今年はたくさん怒られたそうですが、引退をした今、彼がサッカーに対して思っていることは何なのでしょうか、乞うご期待ください!


#紫志尊々  #jufa #大学サッカー

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