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【サービスマンになったきっかけ】

久しぶりにnote書きたくなったから書く!

【シェフなるべく上京】

大阪生まれ大阪育ちの田口

もう中学2年生の時には
「シェフになる」
っと、決めていた。

きっかけは、
平日は母がご飯を作ってるのですが
週末になると父がキッチンに立っていた。

父にその手伝いをさせられている内に

「将来おれはシェフになる」

っと確信した。

なので、大学も行く気はなかったので

中学、高校はサッカーに注ぎ込んだ。
それなりにサッカーも上手く
大阪代表にもなれた。

しかしプロを目指すのは中学で諦めていた。

どこが冷めていたのか諦めが早かったのか、

さらに上手いヤツらを見ていると
「自分はコイツらと戦えない」
っと思ってしまった。

幼い頃から、
熱量のある自分と
どこか冷めた目で物事を見ている
自分が混在していた。

そして、
予定通りサッカー三昧の高校生活を終え、
なんの迷いもなく地元の調理師専門学校へ
#高校生活で彼女を作らなかった事を
#今でも後悔している

【調理師学校へ】

1年制で色々なジャンルを勉強できて
卒業時に調理師免許が貰えるコースに行った。

調理師学校生活の当時の感想。

「なんてレベルの低い授業」
「なんてクソみたいなヤツら」

志も何もない、夢もない、やる気もない
お金持ちの地方の子達が
とりあえず調理師学校に来て、
寮で毎晩合コンしている姿が
滑稽でしかなかった。
そんな奴らのレベルに合わせて
授業が進んでいくのがくだらなかった。

口悪いですが、
心からそう思った。

未だにあの調理師学校の1年は
無駄な1年と思っているほど。

今の自分が、当時の自分にアドバイス出来るなら
「調理師学校なんて行かずにさっさと現場に入れ」
っと言うだろう。

こんな態度でいるので、
もちろん友達も作らず
先生との関わりもなく
過ごした。

なので、就職活動も学校を通さず
個人で行った。

テレビで見た、
東京の麻布十番のイタリアレストランに
一目惚れしてテレビを見終わった後に
すぐにそのレストランに電話をして、
1週間後に東京に面接に行った。

そして、採用になり卒業と共に東京へ。

唯一この専門学校時代に楽しかった事は、
バイトだ。
ふぐ専門店でバイトしてた。
店長から「フグを捌く免許を取ったら時給あげてる」って言われたので、 直ぐに免許を取った。
その行動力が気に入られたのか18歳でメインの仕事を任せて貰った。

この時に、この業界は年齢ではなく、
「実力社会」なんだと確信した。

【シェフになると東京へ】

19歳で東京へ。

就職先は、いわゆる星付きの高級店。

新卒は、すぐにキッチンに入ることが出来ず
1年サービス、接客を勉強するのが
この店のルールだった。

サービスが肌に合っていのか、
楽しく日々、接客していた。

【シェフからサービスへ】

3ヶ月先まで予約の取れないレストラン

噂では聞いていたが、本当にそうだった。

予約受付時間になると、電話が鳴り止まない。
準備時間もスタッフ1人はずっと電話番。

そんな忙しい、刺激的な日々を過ごしていた。

そして、レストランが1年で1番忙しい
初めての「クリスマス」の日がやってきた。

もちろん、2回転ど満席。

どんなけ準備をしていても、
スタートしたら全然サービスが追いつかない。

もう必死も必死。

そんなやられてる時に
1組の老夫婦に呼び止められた。

瞬時に察した、
「怒られる」
っと。

老夫婦
「なんで君はそんなに笑ってられるの?」

その一声を聞いた田口は
やっぱりか、、、と。

しかし、
全く意識的に笑っていない。
そんな余裕があるはずがない。
なんせ、回らなくて絶賛やられてる最中だから。

その時に口から出た回答は、

田口
「楽しいからですかね?!」

今でもなぜその状況でその言葉が
出てきたのかわからない。

そうすると、
その老夫婦の奥様から

「あなたのその笑顔は将来あなたを助けてくれるから大事にしなよ。」

っと。

予想だにしない言葉に
頭が回らずに
「ありがとうございます」
っとだけお伝えして、テーブルを離れた。

あのめちゃくちゃな状況の中、
お客様のテーブルに入った瞬間に
自分は笑顔になっていたんだ。

言われるまでわかってなかった。
なんせ必死だから。

そして、その言葉が刺さりっぱなしで
泣きそうになるのを我慢しながら
クリスマスの営業が終わった。

その時には、

「おれはサービスマンになる」

っと決めていた。

今回はここまで!😁

クリスマスになるとこの事を思い出して
エモくなる。笑

ここから

【田口海外に行く編】

があるので、また気が向いたら
書きますね😊

本当に笑顔に助けられてる人生




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