今回の発信は、前回に引き続き、2023年前期に行われたオープンキャンパス時のTGLプログラム企画で回答しきれなかった質問に回答していこうと思います。今回は、TGLプログラムについての質問です。「今英語が苦手なのですがTGLプログラムへの参加は可能ですか。何か基準はあるのでしょうか」についてお答えします。
 結論から申しますと、もし今、英語が苦手だなと感じていても、TGLプログラムへの参加はもちろん可能です。TGLプログラムでは、語学・コミュニケーション力、国際教養力、行動力の向上、及び海外研鑽の経験を通し、グローバル社会で活躍できる人材を目指します。それらの各カテゴリーで定められている基準をすべてクリアし、グローバルリーダー認定審査を受けて合格すると、TGLグローバルリーダー認定を得ることができます。
確かに、TGLプログラムでグローバルリーダーを目指すとなると、語学力の基準(TOEFL ITP®テストスコア550以上相当、東北大学グローバルラーニングセンターホームページより)を満たす必要があり、大変そうに思いますよね。ですが、東北大学入学後には、英語力を高めるチャンスが沢山あります!例えば、留学生との協働学習ができる国際共修授業や、海外体験のプログラムなどです。
東北大学でTGグローバルリーダーを目指すにあたり、TOEFLなど英語スコアの基準は確かにあるのですが、これは絶望的に高いスコアを目指さないとクリアできない、というほどでもありません。むしろ、この目標に向けて学習を積み重ね、達成することができれば、その時点で結果として十分な英語力が身についていることでしょう。仮に一回の英語テストで思うように結果が出なかったとしても、自分で改善点を見つけ、実際に修正していくことを繰り返すことで、グローバルリーダーに必要なもう一つの力である行動力が培われることにもなると筆者は思っています。ですので、是非質問をくれた方にはこうした機会を積極的に利用していただきたいと思っています。
TGLプログラムはとても多くのことが学べる機会だと思います。学内学外問わず、様々な新しい出会いがあり、様々な側面で成長することができます。今の英語力だけを考えて心配しなくても大丈夫です。是非TGLプログラムで、英語力を含め様々な力をつけていきましょう!そのような皆様の学びを、我々TGLCAがサポートいたします。質問者様と今後大学でお会いできることを楽しみにしています。
(執筆:TGLCA米山)


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