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プリンター変えて住所録移行にちょっと苦労した話
結論から書くと、次の作業が必要だった。
キヤノンの年賀状アプリから住所録をcsv形式でファイルをエクスポート
筆まめ無料クラウドのアカウント作る
筆まめcsvテンプレートをDL
キャノンcsvを筆まめcsvに移植
筆まめにcsvをインポート
筆まめでContactXMLへエクスポート
ContactXMLのタグを変換する
brotherの年賀状アプリでContactXML形式でファイルをインポート
2022年の年末を前にプリンターを変えた。
キヤノン→brother へのチェンジである。
アプリに保存している住所録をそのまま使えないのは気にかかってはいたが、csvにエクスポートしたらなんとかなるっしょと思いメーカーごと変えたのだ。
そして、クリスマス前に重い腰を上げて年賀状を作り始めたのだが、意外な面倒くささにぶち当たった。
「え、なに、コンタクトエックスエムエルって。コネクト?コンテキスト?え、XMLとなにが違うの」
ContactXMLは、人名・住所・電話番号・メールアドレスなどといった個人の連絡先を表現するための項目を持つフォーマットである。
〜
ContactXMLはvCardなどの先んじて普及しつつあるフォーマットと対立するものではなく、それら既存のデータ形式――各ユーザーが独自に定めたCSVデータなども含む――を包括的に束ね、相互に再利用可能にするところに目的がある。そのため、シンプルでありながら、情報が劣化しにくいXML構文を採用したのである
住所録専用XMLと。
で、brother兄さんはこのContactXMLでなければインポートできなかった。
つまり、キヤノンから住所録をcsvでエクスポートし、さらにContactXMLに変換する必要があった。
キヤノンの年賀状アプリから住所録をcsv形式でファイルをエクスポート
csv形式→ ContactXML形式に変換
brotherの年賀状アプリでContactXML形式でファイルをインポート
↑大まかにこんな作業が必要になる。2の手順でつまづいたので、やり方を書いていく。ググってもあんまり出てこないし、意外と面倒くさいしで、後回しタスクの筆頭となり結局大晦日に年賀状を書く羽目になったので。
とにかくContactXMLへエクスポートするソフトが必要。年賀状ソフトといえば、というほど有名な筆まめを使わせていただいた。
筆まめ無料クラウドのアカウント作る
筆まめcsvテンプレートをDL
ここのFAQページからダウンロードできる。
キャノンcsvを筆まめcsvに移植
これはほぼ同じだったので、テキストエディタで開いて、変換機能を使ってタブを入れたりして、フォーマットをそろえる。
筆まめにcsvをインポート
筆まめクラウド住所録にインポートする。
筆まめでContactXMLへエクスポート
インポート同様の操作で、ContactXML形式でエクスポートする。
ContactXMLのタグを変換する
これが詰まった原因。
brother兄さんにこのままインポートしてもなぜか「住所不明」となってしまった。
これはタグを変換することで解決した。
編集はテキストエディタで全置換。
【変更前】locationTypeタグが”Others”になっている
<Address>
<AddressItem locationType="Others">
【変更前】locationTypeタグを”Home”にする
<Address>
<AddressItem locationType="Home">
brotherへインポート
brotherの年賀状アプリへインポート。
これでやっと、移行が完了。
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