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サウナ×ロウリュ
こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。ロウリュって聞いたことありますか。
「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。
今回のテーマはサウナ×ロウリュです。ロウリュというのは、サウナストーブで熱された石に水をかけて蒸気を起こすことです。
ロウリュの紹介とサウナ文化について書きます。
以前、年越しのカウントダウンロウリュイベントに参加した話を書きました。蒸気を起こしていたわけです。
類似概念としてアウフグースというものもあります。こちらはドイツの商業的な施設で、蒸気を起こして、スタッフがタオルなどで扇ぐことで熱波を送るサービスのことみたいです。
日本では、ロウリュというとアウフグースのことを指してることがほとんどです。厳密に使い分けようという人もいますが。
フィンランドのサウナに行った時に感動したのは、すべてのサウナでロウリュが可能だったことです。サウナ内にバケツがあり、水を汲んできて、サウナのストーンに当然のようにかけるんです。
それは昔ながらのサウナ、湖沿いにあるログハウスのサウナ、近年できたスタイリッシュなサウナ、マンションの中の共用スペースのサウナ、民泊で泊まったマンションの一室にあるサウナ、余すとこなくすべてロウリュができました。
文化が違う!と思ったのでした。
日本で自由にロウリュをできるサウナは一般的ではありません。あまり見たことがないですよね。
むしろ、水をかけないで!とロウリュ禁止の張り紙はよく見るんじゃないでしょうか。
セルフでのロウリュを根付かせようと、湯らっくすという施設(いつかは行ってみたい)では、ロウリュを自由にできる空間を作ったわけです。サウナリテラシーを高め、サウナ文化発展への想いを込めて、お客さんに裁量を与えているわけです。
どうやら、このサウナが何度も故障してしまうらしい。
この違いはなんだろう。日本人はサウナリテラシーが低いのか。使い方がわからないのか、悪質なイタズラなのか、本当のことはわからない。
ロウリュをやると、ジュワーーーっと一気に水蒸気が上がって、テンションが上がる。そして、室温が一気に上がる。しかし、湿度が高いのでドライな熱さとは違って、肌がヒリヒリしないから心地よい。天に召される気分。
ぼくも初めはロウリュがある意味って、パフォーマンスだと思っていたんです。ジュワーーーだけで面白いから。
でもフィンランドで当たり前のように使ってみると、室温をコントロールして上げることができると、自分を限界まで追い込みやすい。
限界に近づけば近づくほど、水風呂とアフターサウナは気持ちいいんです。
イメージとしては、ロウリュなしのサウナは体幹トレーニングです。スタビライゼーショントレーニングとも言うのかな。ずーーっと維持し続ける、いつまで続くんだろう、でもまだまだいけるなーと思いながら歯をくいしばる。
ロウリュありのサウナは、ウェイトトレーニングです。もういっちょ、もういっちょと続けるうちに、明らかに限界点を感じます。集中力を保ちながら追い込めるんです。
ロウリュは魅力的なのに、なんで日本のサウナでやらないのか、どんな理由があるのか、とても気になりますね。ぜひ調べたいです。
では、良いサウナを!
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