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サウナ×草津

こんにちは、程よくサウナが好きなタゴです。草津よいとこですよ。

「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。

今回のテーマはサウナ×草津です。草津と聞いたら温泉のイメージが強いかと思います。

簡潔にいうと「草津にはサウナみたいな入浴法がある」です。

草津温泉って行ったことありますか?温泉街というイメージを具現化したような場所です。

湯けむり、温泉まんじゅう、硫黄臭、射的などなどあります。

草津の有名なのは湯もみ。ちょいなちょいなです。

湯もみというのは、大きな板で湯をかき回し空気に触れさせて冷ます行為です。草津はいろんな温泉の中でも、温度が高い温泉(50〜90℃)なので冷ましたい。でも水で薄めると、温泉成分薄まっちゃう!だから湯もみをするわけです。

湧いた温泉そのままだと、とてもじゃないけど入れない。

と思いきや、草津ってすごいんです。共同浴場で50度とかの温泉がでているところに入るんです。白旗の湯という草津の中心的なシンボル湯畑のすぐ近くにある共同浴場があるのですが、そこに熱い湯があります。

誰が50℃のお湯に入るの?

と思ったあなた、いるんですよたくさん。

超高温だと入浴法が違うから入れるんです。

白旗の湯に扉をあけて入るとすぐ目の前に歴史溢れる温泉が現れます。いつも何人かの地元の人たちがいて常連文化を形成しているのが伺えます。浴室の中に棚があってそこで服を脱ぎます。

そして2種類の温泉があるのでひとまず入ります。50℃くらいのお湯と、ちょっと熱めのお湯。

常連の人を見ていると、湯船の周りでゴロゴロしてるんです。なんだろう。

そこで1人が50℃くらいのお湯に入る。30秒くらい、黙って入るんです。そして出て、湯船の周りでゴロゴロします。

湯通しして、茹で上がったら粗熱を取る

みたいなイメージです。

そして、その光景を興味津々で見ていると100%の確率で「お兄さんも入るかい?」と言われます。入りました。

「どうやって入るんですか」
「普通にゆっくり入るんだよ」
「死なないですか」
「大丈夫、大丈夫。ただ手首は入れるなよ」

と言われます。この温泉は死が近くにある。

一足つけただけで、焼けるほど熱い。バカみたいな表現ですが水風呂の熱いバージョンです。一歩踏み出すのも一苦労、1cm入るのもグッと力んで入る。

ダチョウ倶楽部みたいに熱い熱いみたいなことを言って、常連さん心をくすぐります。

あとは無心です。グッとこらえて肩まで入る。手首は入れない!死の恐怖があるから。

入るとまあ熱いけども、意外と耐えれなくはない、けどもう無理!と思ってでました。

そして、温泉の周りで冷やす。血が巡って心地よい浮遊感。

これがサウナにそっくりなんです!

限界まで熱くなった後のフワフワしてる感じ、そして冷ましている時の身体のコントロールが戻ってくるような感覚。

サウナも温泉も入浴なんだなと改めて実感した出来事でした。ま、サウナのが死ぬ可能性ないから安心ですけど…

根源的に人間と入浴について考えると面白いですね。

では、良いサウナを!


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