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NJRPG/アイディア:NPCデータパック【オリジナル・ニンジャズ2】

ドーモ、T1000Gです。皆さんはDHTLS公式が発売している【ニンジャスレイヤーTRPG】を知っていますか?私はプレイしています。この記事は、その【ニンジャスレイヤーTRPG】に登場させることができる、筆者オリジナルのNPC達のデータをまとめたものの一つです。NPCの強化パッチやシナリオ案なども付属しているので、NMは自由にシナリオにこのニンジャ達を登場させることができます。

NPCデータパック:オリジナル・ニンジャズ
その1|その2(今ココ)|

また、この記事はNPCデータのコンテスト、lizardfolk=サン主催の「ニンジャスレイヤーボスキャラコンテスト」の盛り上がりに触発され作られたものでもあります。この記事はコンテスト参加作品ではありませんが、是非見ていってください。


上記のコンテストの概要についてはこちら!


今回のNPCの傾向

前回の【オリジナル・ニンジャズ1】では、初めてのオリジナルNPCまとめ記事ということもあって、様々な能力値帯向けのボス、汎用ボス、ギミック搭載ボス、パーソナリティが決定されているボスなどがミックスされていた。今回の記事では、PLの方などの要望が胡乱なニンジャに多かったこと、及び筆者がある程度記事内で整合性を付けようとなり、本記事【オリジナル・ニンジャズ2】では「PC達の同僚となり得るNPC」「背景で死んでそうなNPC」のデータがまとめられている(そのため、PC達の前に立ちはだかるボスとして活躍できるニンジャは少なめとなっている)。また、今回はパーソナリティはある程度決められている。勿論、NMはこれを無視しして自由に描写しても良い。

つまり:今回の記事に掲載されているNPC達は胡乱なニンジャが多い。

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シンダー

【AoS SLATE---- ///トコロザワ・ピラー トラップドージョー///】

「バカな……行き止まりだあ……!?」ソウカイ・ニンジャ、インパルスが足を踏み入れたのは、タタミ敷きの四角い小部屋であった。それはシュギ・ジキと呼ばれるパターンで、十二枚のタタミから構成されている。四方は壁であり、それぞれにはライオン、バタフライ、ゲイシャ、イカの見事な墨絵が描かれていた。

「そんなはずは……」バタン!ゲイシャの壁が突如回転する。そう、これはシークレットドアーであったのだ!回転したシークレットドアーが飛び出したのは、ロング・ドスを構えたニュービーヤクザニンジャ!彼はインパルスに襲い掛かる!「取ったりィーッ!」

「イヤーッ!」インパルスはそれを読み取り、咄嗟に身を翻しながらケリ・キックを繰り出しニュービーヤクザニンジャのロング・ドスを弾き飛ばし、更に着地後カラテパンチを放った。「グワーッ!?イイーッ!」カラテパンチを避け損ね……否、わざと受けたニュービーヤクザニンジャ……シンダーは、突如爆発四散した!「シンダー!」KABOOOOM!「グワーッ!?」

インパルスは突然爆発したシンダーに対応できず、爆風に巻き込まれた!彼はタタミに叩きつけられ、煙吹き荒れるこのシュギ・ジキの中央を見つめていた。3秒も経たない内に、爆発したシンダーの肉体が完璧に生成されていた。そう、彼は死んだのではなく、自爆し己の肉体を再構築したのである!

「アーイイ……とても良かった!返り討ち重点!」「そうかよ……」インパルスは立ち上がり、アイサツする。「ドーモ、シンダー=サン。インパルスです。今日は何点だった?」「ドーモ、シンダーです。ンン、今日は68点と言ったところですかね!アーッ!しかし先程のカラテはイイーッ!」インパルスが困惑する中、シンダーの恍惚な叫びがシュギ・ジキに響いた。

ソウカイヤのバウンサー部門、及びソウカイ・シックスゲイツ構成員であるナイトシェイドのアプレンティスとして属しているニュービーヤクザニンジャ。イタミ・ニンジャクランに連なるアーチ級のソウル「ジギャク・ニンジャ」のソウルを宿しており、ニュービーながらも強力な力を持つ。彼のユニーク・ジツ「ジバク・アンド・リコール・ジツ」は、「シンダー!」のシャウトと共に肉体を爆発四散、煙幕で敵の視界を遮りながら肉体を再構築させるという恐るべきジツである。だが、彼がそのジツを使うのは死ぬ直前くらいであり、自身の限界ギリギリを攻めていくのが趣味の一つ。尚、憑依ソウルのニンジャはギリギリを攻めすぎて本当に爆発四散してしまったとされている。現在はニュービーながら、ナイトシェイドのアプレンティスとしてトラップの設計や実際のトラップルームのバウンサーなども担当する。

一人称:私 二人称:貴方、貴様 「イイーッ!」「イヒヒーッ!」
「アアーッ!これは良い!良いですよ!」/「イイーッ!」/「貴方はソウカイヤに楯突いた。この意味がわかりますか?」/「ザッケンナコラー!」/「任せてください。私はこの手の作業は大好きです」/「何を。私はただ……フゥー!こうして立っているだけです!アーッ!イイーッ!」
◆シンダー (種別:ニンジャ/アーチ級)
カラテ    4   体力    12
ニューロン  4   精神力   6
ワザマエ   3   脚力    3
ジツ     4   万札    5
近接ダイス:4 遠隔ダイス:3 回避ダイス:4

◇装備や特記事項:
 装備:猿轡めいたメンポ(【精神力】+1)
    拘束具ニンジャスーツ(【体力】+1)
    ロング・ドス(『カタナ』)
 スキル:『●痛覚遮断』『◉常人の三倍の脚力』
     『◉マーク・オブ・ソウカイヤ』『◉ギリギリ・デッドヒート』
 ジツ:『☆ムテキ・アティチュードLv3』『★イタミ吸収の構え』
    『★★★ジバク・アンド・リコール・ジツ』『★★★半神的存在』

◇『◉ギリギリ・デッドヒート』:
【体力】が半分以下(シンダーの場合は5)になった場合、
【体力】の現在値と最大値の半分以下の差分に等しい数の『近接攻撃ダイス』を常時得る。

◇『★★★ジバク・アンド・リコール・ジツ』:
手番開始時か手番終了時に【精神力】2を消費して発動を宣言できる。
発動を宣言した場合、「判定難易度:U-HARD」の判定を行うこと。
成功した場合、まず術者を中心に味方キャラクターを巻き込む『爆発5x5』が発生する。
ダメージは1D3であり、これは二回発生する(時間差とみなされる。回避難易度:HARD)。
続いて術者は【体力】を「【ジツ】値ー現在値)」に等しい数回復する(マイナスになった場合は回復しない)。
1ターン中1回使用可能。
筆者コメント:とあるニュービー向け単発セッションで、突如シュギ・ジキからニュービーニンジャ達にアンブッシュを仕掛けた変態。一発限りながらそのキャラクター性がPLの方や見学者の方の記憶に残っていたようで、今回選抜された。

:かのナイトシェイドのアプレンティスという設定のニンジャ。1つ~2つ程シナリオをクリアしたPC達のボスとしても使用できるかもしれない(単独のボスとして使用する場合、何らかの取り巻き、及びPC達へのアイテム配布は必須だろう)。とにかくタフであり、正面からのカラテで突破することは難しい。能力的には、ギリギリになる程強くなり、そしてギリギリで何回も踏ん張ることができる、というもの。『★★★ジバク・アンド・リコール・ジツ』の爆発から、ダイスが増やされた『近接攻撃』をお見舞いされれば、PCは追い詰められるだろう。

TIPS:シンダーは非常にめんどくさい性能をしたニンジャだ。よって、敵として出す場合は何らかのニンジャの取り巻きとして運用した方が良い味を出すかもしれない。その場合、PC達は【成長の壁(1)】を1つ~2つ越えたくらいの強さが良いだろう。


強化パッチ

特に存在しない。NMはクローンヤクザや重サイバネグレーターヤクザなどの取り巻きを増やすと良いだろう。


シンダーをシナリオで登場させるには?

その1「ナイトシェイドのアプレンティス」
:ソウカイ・シックスゲイツ構成員であるナイトシェイドのアプレンティスとして、PC達の前に出す。PC達がソウカイヤ所属の場合、アゴニィ=サンめいた変態の同僚としてお出しし、賑やかし程度の戦場に駆り出されて死んでいったことにしても良い。PC達がソウカイヤ以外に属し、反抗的な場合、ナイトシェイドのトラップルームに入ってしまったPC達をナイトシェイドと共に襲い掛からせると良いだろう。
その2「アーチ級ソウルを宿した野良ニンジャ」
:彼がナイトシェイドのアプレンティスになる前を考えてみよう。そもそも何故ナイトシェイドのアプレンティスになれたのか全く想像がつかないが、ともかく彼はアーチ級ソウルの力を振るう厄介な野良ニンジャであった筈だ。NMはシンダーをどうしようもない野良ニンジャとして描写し、PC達に排除またはスカウトさせよう。【ニンジャスレイヤーTRPG:ミニシナリオ作成ガイド】の賞金首ニンジャとして出しても良いかもしれない。その場合、PC達はある程度強い方が良いだろう。『◉マーク・オブ・ソウカイヤ』は適時読み替えると良い。
その3「なんかいた」
:シンダーは胡乱なニンジャなので、どこにでも存在する可能性はある。ロード・オブ・ザイバツの傍で笑っていたり、アマクダリの衛星組織に属していたり、オキナワ・ビーチサイドにいるホットなベイブでも良い。『◉マーク・オブ・ソウカイヤ』は適時読み替えると良い。

TIPS:所詮シンダーは胡乱なニンジャであり、賑やかし程度の存在でしかない。そのため「何故こんなヤツがナイトシェイドのアプレンティスなんだ……」とか「こんなニンジャ、ソウカイヤにいて良いのか?怒られないか?」とか、そういったことを深く考える必要はない。そもそもアトモスフィアに合わなければ出さなければ良いし、上のデータを流用しプロフィールをもっとシリアスにすれば実質的に別のニンジャとなり、使えるだろう。ここに書いてあることに縛られ過ぎず、柔軟に、自由に、描写しよう。

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セプクニンジャ

【AoS SLATE---- ///ネオサイタマ ハイウェイ///】

「さあさあ、どうぞリラックスなさってください。工作もバッチリなので、このビークルが見つかることはないでしょう」「いいえ、マチダ=サン。常に最悪の可能性を想定するべきです」「そ、そうですか……」ソウカイ・ニンジャ、アムニジアは、護衛対象であるオムラ・インダストリの開発主任であるマチダのサケの誘いを断り、窓の奥に広がる灰色のメガロシティを見つめていた。そのバストは豊満であった。

マチダはオムラ・インダストリの次期主力製品となり得るモーターヤブ派生兵器の開発主任だ。殺されるわけにはいかない。「そ、それはそうと……私のような者に護衛をつけていただき、ありがとうございます……」「礼は不要だ」アムニジアは考えを巡らせていた。その時!

KRAAAASH!突然目の前の道路が爆発したのだ!「イヤーッ!」更にアムニジアとマチダの乗るヤクザリムジンが急停止すると、その前に着地するニンジャあり。「イヤーッ!」アムニジアはリムジンの内部から飛び出し、目の前のニンジャにアイサツした。「ドーモ、ビーハイヴです」「ドーモ、ソウカイヤのアムニ「かかったりィーッ!」「ンアーッ!?」ビーハイヴの卑劣なアイサツ・アンブッシュ!おお、ナムアミダブツ!アムニジアはそれを避け損ね、被弾。タクティカルニンジャスーツに穴が空く。

「貴様……!」「これが俺の必勝カラテだ!思い知ったかアムニジア=サン!貴様のその生意気な態度とバスト、どちらも揉み消してくれる!」その時!「イヤーッ!」「グワーッ!?」オジギ姿勢のビーハイヴに突き刺さる新たなエントリー者のトビゲリ・アンブッシュ!ビーハイヴは弾き飛ばされ、ハイウェイのガードレールに叩きつけられた。「卑怯者ーッ!」ビーハイヴは怒鳴った。

「デカいのはバストだけか、アムニジア=サン」「な……」「貴様は!」新たなエントリー者は、背中に「失言御免」と決断的にショドーされた上等なスーツを身に纏っていた。「ドーモ、セプクニンジャです。クソ、また変な事を口走ってしまった。ビーハイヴ=サン、何が何だか知らないが、話を聞こうか」「ヌゥ……!」

奥ゆかしいサラリマンに邪悪なるアーチ級ニンジャソウル「シツゲン・ニンジャ」のニンジャソウルが憑依。ソウルの衝動は並外れたものであり、彼ですら知らぬ欲望を口から吐き出す。その失言っぷりと、彼自身の奥ゆかしい人間性からなるセプク衝動から、このようなニンジャネームをラオモト・カンから直々に鉄拳と共に授かった。ソウカイヤのスカウト部門に籍を置く彼は、その失言から目を瞑れば比較的新参のニンジャながらも高い功績を残している。

一人称:俺、私 二人称:お前、貴方 「ハハハハ」「ハハッ!」
「女ならファックしたい」/「ニューロンがゴミなのでは?」/「でかいバストだな」/「……スマン!」/「スミマセン!」/「内なるソウルの衝動だ。これはどうすることもできん……」/「エマージェンシー!」/「ヒヤリ!ハット!」/「アーッ!ハズカシイ!セプクしたい!」
◆セプクニンジャ (種別:ニンジャ/アーチ級)
カラテ    6   体力    12
ニューロン  6   精神力   5
ワザマエ   4   脚力    3
ジツ     4   万札    5
近接ダイス:9 遠隔ダイス:3 回避ダイス:7

◇装備や特記事項:
 装備:「失言御免」とショドーされた上等なヤクザスーツ(【精神力】+1)
 スキル:『●タツジン(ボックスカラテ)』『●特殊近接ステップ』『●カラテ拘束』
 ソウル:『近接格闘ソウル:近接ダイス+4、回避ダイス+2』
     『☆シツゲン・ケン』『★★★不滅』『★★★半神的存在』
 ニンジャソウルの闇:『自我干渉(ステータス適用済み)』
 弱点:『シツゲン・ジツ』

◇『☆シツゲン・ケン』:
失言によって高められた己のエゴを解放し、爆発的なエゴの炎を生み出す。
手番開始時に【精神力】を1消費し、【ジツ】+【ニューロン】で「難易度:HARD」の判定を行う。
成功した場合、術者が『近接攻撃』を1回成功するごとに、
『近接攻撃』の対象としたキャラクター中心に『☆カトン・ジツLv1』が発動する(術者、味方を巻き込まない)。
これは『近接攻撃』と別のダメージとみなされ、それぞれについて回避が必要である。
また、『連続攻撃2』などで、二つ成功した場合は、それぞれ成功した数に等しい回数上記の効果が発動する。

◇『シツゲン・ジツ』:
このニンジャは強大なソウルを宿しているが、同時にそのソウルの衝動も大きい。
彼のソウル、シツゲン・ニンジャは相手を失言させ、自身のエゴを高めることにあるが、彼に残された力は自身が失言することのみだ。
交渉に関する判定難易度が常時+1される。
また、【名声】が11以上に上がることはない。
『カルマロンダリング』では必ず出目3となる。
筆者コメント:深夜特有の会話のノリで編み出された名前「セプクニンジャ」と、セッション特有の勢いが生んだ「背景で失言して会議室を追い出されたソウカイ・ニンジャ」が融合し、胡乱なニンジャが誕生してしまった。それが彼、セプクニンジャである。

:シナリオを2つくらいクリアしたPC向け用のボスであり、背景で死んでそうなNPC。『近接攻撃』に成功するごとに、対象としていたキャラクターを中心に『☆カトン・ジツLv1』が発動するという特殊な攻撃を使う。この効果によって、疑似的な範囲攻撃が可能となっている他、一人のPCに集中させた場合は、ダメージを四回与えることができる。『ボックスカラテ連打』と併用した場合は、六回~八回ものダメージを与える。基本は『◉特殊近接ステップ』の範囲内にいるPCを、『☆シツゲン・ケン』を発動しながら『連続攻撃2』で一人ずつに割り振って殴っていくと良い。追い詰められた場合や、スリルを感じさせたい場合は、PC一人に対して攻撃を集中させると良いだろう。


強化パッチ:

攻撃面はそのままでも強力なため、弄らなくても良いだろう(PC次第だ)。【体力】も多めになっているので、適時微調整しよう。だが、【精神力】が少ないため、『☆シツゲン・ケン』や『ボックスカラテ連打』を使用していると、直ぐに息切れてしまう場合もある。そのため、「パーソナルメンポ」や『◉マーク・オブ・ソウカイヤ』を持たせたり、軽率に【精神力】+3くらいしたり、『★★★不滅』を『★★★共振装束生成』に置き換えても良い。


セプクニンジャをシナリオで登場させるには?

その1「ソウカイ・ニンジャ」
:ラオモト・カンに鉄拳と共にニンジャネームを授けられたニュービーニンジャ、または中堅のニンジャ、セプクニンジャとしてPC達の前に姿を現す。または背景で負傷していたり、爆発四散する。セプクニンジャはシックスゲイツ級の実力は無くとも、アーソンやアイアンヴァイスといったニンジャ達とは肩を並べられるので、PC達の上司や同僚……の、仲間や部下として出すのが良いだろう。また、軽率にソウカイ・ニンジャの取り巻きとして出しても良いかもしれない。
その2「セプク・ファイナンスCEO」
:セプクニンジャは自身の強大なアーチ級ソウルの力を用い、コーポを創り上げた。PC達はこのニンジャがCEOの会社を吸収しに行くために、このセプクニンジャと対峙する。セプクニンジャは一通りPC達に向けてバトウめいた失言を繰り返すと、イクサを挑んでくるだろう。また、イクサ後はPC達の所属する組織に吸収されたり、あとは一つのコーポとしてPC達の後ろ盾となってくれることもあるかもしれない。
その3「なんかいた」
:セプクニンジャ自体は至ってシリアスだが、神の視点から見れば胡乱なニンジャである。NMはここに書いてあるプロフィールを一切無視し、セプクニンジャをオキナワ・ビーチサイドにいるホットなベイブにしても良い。

TIPS:セプクニンジャは失言してしまうという能力があるが、NMはこれを忠実に再現しようとしてPC達や他のNPCを過度にバトウしない方が良い。もしくは敵として割り切り、どうしようもないニンジャとして描写するかだ。基本的にセプクニンジャの存在は「賑やかし」であり、PLを不快な気持ちにするために存在しているわけではないのだ。

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ブラックドラゴソ

【AoS SLATE---- ///ツチノコ・ストリート 路地裏///】
これまでのあらすじ:ソウカイヤのスカウト部門所属ニンジャとして、今日もネオサイタマの闇へと潜り、野良ニンジャをスカウトしようとしていたインパルス。だが、その野良ニンジャはザイバツ・シテンノ、ブラックドラゴンと繋がりを持っていた!流石に荷が重いため撤退を選んだ彼の前に、ニンジャが現れる!)

「ハァーッ!ハァーッ!」ソウカイ・ニンジャ、インパルスは「実際安い」「電話王子様」などのネオン看板を蹴りながら、路地裏を駆ける。まさか、あの野良ニンジャがザイバツ・シャドーギルドのシテンノ、ブラックドラゴンと繋がりを持っているとは……!

「ここまで来れば、追ってこれねえだろ……」インパルスは周囲のニンジャアトモスフィアを確認しながら、路地裏のゴミ箱の影に隠れ腰を下ろした。「ザッケンナコラー……」彼は毒づいた。これでは今週のノルマを達成できそうにない。ソニックブーム=サンからも怒られる。

「どうかしましたか?」ふと、インパルスに声が掛けられた。少し油断し過ぎていたようだ。彼が顔を上げると……そこには、黒い鱗状のニンジャ装束を身に纏った、ニンジャ!ブラックドラゴン!?……否、ブラックドラゴンではなかった。何故なら、目の前のニンジャはバストが豊満であり、顔も可憐な顔立ちの少女だったからだ。「……ドーモ、インパルスです」インパルスはアイサツした。

「ドーモ!私はブラックドラゴソです!」「ブラック……ドラゴソ?」インパルスは首を傾げた。このニンジャの胸元には……ザイバツ紋!まさか、ブラックドラゴンと同等のカラテを持つ存在が二人……!?「ブラックドラゴン=サンのアプレンティスをしてる、コンパチです!」「え……?」インパルスはワケがわからかった。しばらく、気まずいアトモスフィアが辺りを包んだ。

ザイバツ・シャドーギルドにて、かつてのグランドマスターであるトランスペアレントクィリンが残した改造ニンジャ達”ザイバツ・シテンノ”の懲罰騎士「ブラックドラゴン」のアプレンティスは、ブラックドラゴンに憧れを持ち口を改造したり黒い鱗状のニンジャ装束を着てみたりした。彼女にはコンパチになりたいという願いがあったが、結局はコンパチにもなれず、「ブラックドラゴソ」という皮肉的ニンジャネームを付けられた。カラテはそこらのサンシタに毛が生えた程度はあるが、どう見てもニンジャ的な暴力性がないため、よわい。

一人称:私 二人称:あなた 「アハハ!」「イヤーッハッハッハ!」
「ドーモ、ブラックドラゴソです!」/「そ、それだけは勘弁を!」/「私はブラックドラゴン=サンのアプレンティスであります!」/「日々鍛錬、日々集中、日々良い食事!これが私のモットーであります!」/「しめしめ……これで私もマスター位階に……」/「す、スミマセンでしたー!」
◆ブラックドラゴソ (種別:ニンジャ)
カラテ    5   体力    6
ニューロン  3   精神力   5
ワザマエ   3   脚力    4
ジツ     3   万札    10
近接ダイス:6 遠隔ダイス:4 回避ダイス:5

◇装備や特記事項:
 装備:開閉可能メンポ(効果なし)
    黒い鱗状のニンジャ装束(【体力】+1)
 スキル:『◉常人の三倍の脚力』『◉れっつ!ぶらっくどらごん!』
 サイバネギア:▲バイオサイバネヘッド(軽度)
 ジツ:『☆ポイズンブレス・ジツ(『☆マインドブラスト・ジツLv3』読み替え)』

◇『◉れっつ!ぶらっくどらごん!』
【精神力】1を消費し、「その他の行動」で発動を宣言できる。
宣言した場合、その場で踊ったりカラテパフォーマンスを披露したり、あられもない姿を晒す。
1D6を振り、奇数だった場合は【精神力】が1減り(最低0)、偶数だった場合は【精神力】が2増える。
また、出目1だった場合は残り【体力】【精神力】問わず気絶し(隣接し、「その他の行動」で起こすことができる)、
出目6だった場合、ハッピーになり隣接するマスに所持している全ての【万札】を置く(手持ちの【万札】がない場合、何も起こらない)。
筆者コメント:展開のほとんどをダイスロールで決めるという狂気の沙汰のような突発的セッションに出てきた、勢いで生まれたニンジャ。何だかんだでPC達の手籠めにされた。

:胡乱なニンジャ。ボスとするよりも、MAP上にいるステージギミック未満の賑やかしNPCとして出した方が良いだろう。『◉れっつ!ぶらっくどらごん!』はほぼPL/PCのリアクションを誘うだけのスキルである。必要なければオミットしても構わない。


強化パッチ:

こんなヤツを強化してボスにするくらいなら「ブラックマンバ」を出した方が良い。目を覚ませ。

『☆マインドブラスト・ジツLv3』は、「【精神力】による自動成功が不可」というPCにとっては緊張感ある性能を備えている。また、ブラックドラゴソは▲バイオサイバネヘッド(軽度)を持っているため、軽く2ダメージを出すことが可能だ。よって工夫をすれば、新規作成~シナリオを1つ2つくらいクリアしたニンジャのボスとなる事も可能である(今の性能でも、新規作成ニンジャのボスを張れるだろう)。
・『★ポイズンブレス・マスタリー』:これはブラックドラゴソが、手番開始時に『☆マインドブラスト・ジツLv3』を使用可能にするジツだ。ブラックドラゴソのジツ値を+1し、これを持たせると緊張感が生まれるだろう。

『★ポイズンブレス・マスタリー』:
ブラックドラゴソは手番開始時に、【精神力】消費なしで『☆マインドブラスト・ジツLv3』を発動できるようになる(判定不要)。発動した場合も、通常通り行動が可能である。
・取り巻きの追加:今のブラックドラゴソの性能は、公式の非常に優秀なNPC「ブラックマンバ」のステータスに近くもある。そのため、【サンプルシナリオ1:ヤクザの事務所】と同じ取り巻きを用意すれば良いわけだ。
・ステータス、スキルの調整:『◉頑強なる肉体』や『◉マーク・オブ・ソウカイヤ』、「パーソナルメンポ」などの追加でステータスを適時調整すると良い。また、バイオサイバネヘッド(軽度)には△バイオ脳内物質分泌や、△毒牙、などの優秀な拡張サイバネも備わっているため、それを追加するなどしても良い。

TIPS:ブラックマンバ&キヨシwithクローンヤクザは優秀なので、適時名前を変更するなどして使うと良い。


ブラックドラゴソをシナリオで登場させるには?

その1「ザイバツ・ニンジャ」
:ブラックドラゴソはブラックドラゴンのアプレンティスだ。何らかの事情で、シャドウウィーヴを出せない場合、このブラックドラゴソを出しても良いかもしれない。また、ザイバツ・ニンジャとして一つのヤクザクランを占領していたり、屋台でソバを食べているかもしれない。
その2「野良ニンジャ」
:何らかの原因でザイバツ・シャドーギルドから破門となり、ネオサイタマを彷徨っている。この場合、PC達はカラテパフォーマンスを披露していたり、「ぶらっくどらごん」と書かれた黒いTシャツを着たブラックドラゴソと遭遇するだろう。ザイバツの情報を少しだけ握っているブラックドラゴソは、PCによっては役立つこともあるかもしれない。
その3「なんかいた」
:上記二つよりも、なんかいた方が相応しい気がするのがブラックドラゴソである。何故かオイランセンターでオイランをやらされていたり、オキナワ・ビーチサイドにいるホットなベイブでも良い。

TIPS:シリアスな場面にブラックドラゴソを出す場合、アトモスフィアが急変して白けてしまわないか気を付けよう。

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トウジョウイン

【AoS SLATE---- ///ネオサイタマ ビルディング屋上///】

「イヤーッ!」「イヤーッ!」グラディエイターのグラディウスとベイルファイアの炎纏うニンジャソードが交差し、火花を散らす。グラディエイターはバックステップで一旦距離を取った。そこへベイルファイアがニンジャソードを振るい、炎の斬撃波を繰り出した!「イヤーッ!」「ヌゥーッ!」

グラディエイターはバックラーを掲げながら更にバックステップし、炎の波を回避する。再び構えようとする彼を待たず、ベイルファイアは追撃のイアイ姿勢へと入っていた。即ち、死の間合い! その時!

BRATATATATATTA! 「「イヤーッ!」」両者は突然降り注ぐ弾丸の嵐を回避し、空を睨んだ。そこには、低空飛行する鬼瓦武装ヘリ!ザイバツ・シャドーギルドのエンブレム輝く鬼瓦武装ヘリのスピーカーから、ニンジャの声が聞こえた。『ドーモ、トウジョウインです。ワイルドハント=サンの命令で馳せ参じました』「支援要請は出してないぞ」グラディエイターが唸る。『応えは聞いていません。強制支援執行』BOOM!BOOM!

「「イヤーッ!」」グラディエイターとベイルファイアは襲い掛かるミサイルを回避する。そう、味方側のグラディエイターがいるにも関わらず、ミサイル兵器を用いているのだ!『アーイイ……!フレンドリーファイアの感じ……タマラナイ!』トウジョウインは密かに達した。彼は狂っていた。

鬼瓦武装ヘリに搭乗していたサポートスタッフに、突如ニンジャソウルが憑依。憑りつかれたように鬼瓦武装ヘリに乗っていたスタッフ全員をカラテで殺害し、操縦席に搭乗。そのまま72時間鬼瓦武装ヘリでネオサイタマの夜を永遠に飛び続けたとされる狂人。フレンドリーファイアすることに快感を覚え、「強制支援」と自ら名付けた行為を好んで行う。

一人称:私 二人称:貴方、お邪魔虫 「アーイイ!」「アアッ!」
「応えは聞いていません。強制支援を開始します」/「アーイイ……!フレンドリーファイア……タマラナイ!」/「敵味方郎党全員死ねーッ!私のヘリのガトリング砲で蜂の巣になりながらデスダンス重点!」/「私はシリアスです。私には責任があり、現場判断能力があります」/「フザケッジャネー!」/「強制支援殲滅重点掃射な!」

◆トウジョウイン (種別:ニンジャ)
カラテ    2   体力    5
ニューロン  5   精神力   7
ワザマエ   2   脚力    1
ジツ     0   万札    3
近接ダイス:2 遠隔ダイス:2 回避ダイス:5 電子戦ダイス:8

◇装備や特記事項:
 装備:パイロットスーツ(効果なし)
 スキル:『◉ネットワーク完全没入』『◉サモン・ヘリ』
 サイバネギア:▶生体LAN端子、▶▶強化骨格

◇『◉サモン・ヘリ』:
トウジョウインは戦闘開始時か、自身の手番開始時に【精神力】を3(没入時は2)消費し、発動を宣言できる。
発動を宣言した場合、「難易度:HARD」の判定を行う。
成功した場合、どこからか鬼瓦武装ヘリなどの攻撃ヘリが現れ、トウジョウインはそれに搭乗する。

このキャラクターはMAP上には存在しない特殊なキャラクターとして扱われる(攻撃は可能)。
以降ターン開始時、トウジョウイン操縦のヘリによる支援攻撃が行われる。
攻撃方法は以下の通りであり、以下の2つから選び、1つ使う。
この戦闘ヘリの『遠隔攻撃ダイス』は20である。
 ●ミサイルランチャー:
  『遠隔攻撃』『ダメージ3』『爆発3x3』『連射2』『時間差』
 ●ミニガン:
  『遠隔攻撃』『ダメージ1』『範囲射撃5x5』『連射20』
このヘリは【体力】20であり、『種別:戦闘兵器』として扱われる(電子戦などはトウジョウインのダイスで振る)。
また、このキャラに対して『近接攻撃』する場合は難易度が+2される。
ヘリの【体力】がー1以下になった場合、トウジョウインもろとも爆発四散する。
筆者コメント:現在活動中のキャンペイグンで、軽率に難易度を上昇させるために登場したニンジャ。その凶悪な性能とキャラクターの変態性でインパクトを発揮したらしく、PLの方の呟きもあったため今回抜擢された。

:ボス……というよりは、シナリオギミックである。ボスの手数が足りない場合や、軽率に難易度を上昇させたい場合は、こういったデータを使うのも手である。ただし、ある程度成長したPC……【成長の壁(1)】を1つ~2つ越え、ステータス能力値に10の値があったりする強力な中堅PC相手に出すのが良いだろう(サンシタPC相手では、泥仕合となるかPCが蒸発してしまう可能性が高い)。


強化パッチ:

特に存在しない。これはトウジョウイン自体がシナリオギミックめいており、他のボス達の強化パッチとも言えるからである。


トウジョウインをシナリオで登場させるには?

その1「空の曲者」
:トウジョウインは鬼側武装ヘリをネオサイタマの夜空で乗り回し、無差別攻撃を行っていた。PC達はネオサイタマの夜空の秩序を守るため、所属組織などからミッションを受けた。このトウジョウインを殺害しなければならない。
その2「増援」
:突如としてPCの前に現れる、敵側の増援。または味方側の増援。どちらにせよ、トウジョウインは強制支援という名の無差別射撃を開始するため、どちらの勢力にとっても脅威となるだろう。賑やかし程度の留め、1~2ターンくらいで撃墜されて退場するくらいが良い。
その3「なんかいた」
:第三勢力として、突如味方の増援を名乗り無差別射撃を開始する狂人として描写しても良いかもしれない。あるいは、オキナワ・ビーチサイドにいるホットなベイブだ。

TIPS:トウジョウインはギミックめいたNPCだ。ステータスを開示せず、毎ターン攻撃が飛んでくるというデータだけを抜き取り、使用しても良いかもしれない。

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おまけNPCズ

罪罰跳蹴連合(ザイバツ・トビゲリ・レンゴウ)

【AoS SLATE---- ///エンガワ・ストリート 激戦区///】

「イヤーッ!」「グワーッ!?」セプクニンジャがトビゲリを受け、吹き飛ばされた。吹き飛ばされた先には、ブラックドラゴソ!両者が互いにウケミを取り、何とか壁に叩きつけられることは逃れた。「もっと熱くなれよォーッ!」ザイバツ・ニンジャが叫んだ。やり損ねたという気持ちが叫びとなったのだ。

「フン、やるな。ソウカイヤども」「まったくだぜ!」「油断するなよ。俺達の連携を崩されれば、死ぬ」ブラックドラゴソは見た。ザイバツ紋を付けた、四人の……ニンジャ!いずれもがトビゲリを重点した戦闘スタイルを取っており、サンダンウチ・タクティクスめいた連続トビゲリは実際油断ならない!もう一人ニンジャはいたが、そのニンジャはリーダーと思わしきニンジャのトビゲリの踏み台にされ、死んだ。

「ドーモ。俺達はザイバツ・シャドーギルド。そして、罪罰跳蹴連合(ザイバツ・トビゲリ・レンゴウ)よ!」

キョートの秘密結社、ザイバツ・シャドーギルド。その組織の小規模派閥の一つである罪罰跳蹴連合は、パーガトリー直属の部下である「フライングアッシー」を筆頭に結成された部隊だ。メンバーは「トビゲリスト」「ストームキック」「ファイアイートバード」「グレートレッグ」が確認されている。この派閥のニンジャは全員の戦闘スタイルがトビゲリを重点したものとなっており、非常に危険だ。また、フライングアッシーは「デス・ケリ」なる恐ろしいトビゲリを使用する。これは、味方を踏み台にして加速、渾身のトビゲリを放つという見事なコンビネーション・キックだ。踏み台にされたニンジャは死ぬ。この技は、パーガトリーが気に入らないニンジャを殺すために一昔前に重宝された。

「デス・ケリ!」フライングアッシーは跳躍し、まずファイアイートバードにトビゲリを仕掛けた。仲間割れか?否である。これはフライングアッシーの奥義であり禁じ手、デス・ケリの予備動作。まず多量のカラテを持つニンジャに強烈なトビゲリを繰り出し、生じた反発のカラテ反動を使用。最悪爆発四散する踏み台のニンジャを見届けた後、恐るべきトビゲリを繰り出すのである!

「サヨナラ!」「デス・ケリ!」踏み台たるファイアイートバードは爆発四散!フライングアッシー渾身のデス・ケリ!
特にセリフなどは決まっていない。
◆フライングアッシー (種別:ニンジャ)
カラテ    8   体力    8
ニューロン  7   精神力   8
ワザマエ   12  脚力    8
ジツ     3   万札    10
近接ダイス:8 遠隔ダイス:12 回避ダイス:14

◇装備や特記事項:
 装備:パーソナルメンポ
    伝統的ニンジャ装束
 スキル:『●連続攻撃2』『●連射2』『●時間差』『●マルチターゲット』『●疾駆』
     『◉常人の三倍の脚力』『◉トライアングル・リープキック』『◉ヒサツ・ワザ:デス・ケリ』

◇『◉ヒサツ・ワザ:デス・ケリ』:
『◉トライアングル・リープキック』で味方を壁扱いにできる。壁にされた味方は4D3ダメージを受ける。
『ニンジャ』の味方を壁扱いにした場合、『連続攻撃』を放棄することで『ヒサツ・ワザ:デス・ケリ』を宣言可能。
『近接攻撃ダイス』を振り、成功した場合元のダメージ+2D3ダメージを与える(回避難易度:U-HARD)。
この攻撃では『サツバツ!』が発生する。
◆トビゲリスト (種別:ニンジャ)
カラテ    5   体力    5
ニューロン  4   精神力   3
ワザマエ   8   脚力    7
ジツ     3   万札    3
近接ダイス:7 遠隔ダイス:8 回避ダイス:10 電子戦ダイス:7

◇装備や特記事項:
 装備:トビゲリスーツ(効果なし)
 スキル:『●連射2』『●疾駆』
     『◉常人の三倍の脚力』『◉スゴイ・トビゲリ』
 サイバネギア:▶生体LAN端子、▶▶ヒキャク+、▷▷ブースターカラテ・ユニット+
 狂気:『過剰トビゲリ衝動:重度』

◇『◉スゴイ・トビゲリ』:
『連続側転』後の『近接攻撃』のダメージが+2される。
『連続攻撃』を使用した場合は使用不可。

◇『過剰トビゲリ衝動:重度』:
この狂気を得たキャラは、トビゲリを相手に繰り出したくてたまらなくなる。
同じMAP上に敵キャラクターがいる場合、必ず『連続側転』してから攻撃しなければならない。
この衝動を振り払うには【精神力】を2消費しなければならない。
側転できなかった場合、【精神力】に1のダメージを受ける。
◆ストームキック (種別:ニンジャ)
カラテ    3   体力    3
ニューロン  6   精神力   6
ワザマエ   7   脚力    6
ジツ     4   万札    3
近接ダイス:3 遠隔ダイス:9 回避ダイス:8

◇装備や特記事項:
 装備:トビゲリスーツ(効果なし)
 スキル:『●連射2』『●疾駆』
     『◉常人の三倍の脚力』
     『●トライアングル・リープキック』『●タクティカル移動射撃』『●ブラスト・トビゲリ』
 サイバネギア:▶▶▶特注ヒキャク「ツムジカゼ」

◇『▶▶▶特注ヒキャク「ツムジカゼ」』:
『●ブラスト・トビゲリ』使用後のみ、隣接状態でも『ソニックカラテ衝撃波』を使用可能。
◆ファイアイートバード (種別:ニンジャ)
カラテ    7   体力    7
ニューロン  3   精神力   3
ワザマエ   6   脚力    6
ジツ     4   万札    3
近接ダイス:7(8) 遠隔ダイス:6 回避ダイス:8

◇装備や特記事項:
 装備:トビゲリスーツ(効果なし)
 スキル:『●連射2』『●疾駆』
     『◉常人の三倍の脚力』『◉トライアングル・リープキック』
 サイバネギア:▶ヒキャク、▷ジツ拡張サイバネ
 ジツ:『☆カトン・ジツLv3』『★カトン・パンチ』
◆グレートレッグ (種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ    5   体力    8
ニューロン  9   精神力   7
ワザマエ   10  脚力    11
ジツ     0   万札    3
近接ダイス:11 遠隔ダイス:6 回避ダイス:7

◇装備や特記事項:
 装備:トビゲリスーツ(効果なし)
 スキル:『●連射2』『●時間差』『●マルチターゲット』『●疾駆』『●突撃』
     『◉常人の三倍の脚力』『◉トライアングル・リープキック』
 サイバネギア:▲▲▲バイオサイバネ下半身、△バイオトビゲリ仕様
 狂気:『バイオインゴット欠乏症:軽度』『狂戦士化:中度(簡略化のため最初から発動)』

◇『△バイオトビゲリ仕様』:
『▲▲▲バイオサイバネ下半身』の『連続側転不可』を無効化。

TIPS:罪罰跳蹴連合は、胡乱なニンジャ集団ながらかなり強力だ。【成長の壁(2)】を越えたキャラの取り巻きとして出しても、十分力を発揮するだろう。

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余談

上記のNPC達は全て「筆者がNMを務めている卓」に出てきたオリジナルのNPC達である(データは汎用化に伴い一部改変されている)。ボスコンの盛り上がりや、私の卓ではこんなNPCが登場しましたという宣伝、そしてぶっちゃけるとシナリオを書いて公開するのがめんどくさいとなったので、こういったNPCのデータとアイディアだけをまとめてNMに任せる記事となった。もし何か刺激できたのなら、筆者はとても嬉しい(今回はとても胡乱なニンジャ達の集まりであり、使えるかどうかはかなり怪しいが)。また、上記のNPC達が登場するリプレイも一部存在する。是非見ていってほしい。


トウジョウイン

ザイバツ・トビゲリ・レンゴウ

最後までお読みくださり、ありがとうございました。今回のNPC達はほぼ全てが胡乱なキャラクター達だったので、楽しいと共に胃が痛くなったりもしました。ですがこういったニンジャもいるのがニンジャスレイヤー、そしてニンジャスレイヤーTRPG!それでは皆様、良いニンジャスレイヤーTRPGライフを!


利用規約

基本的に悪意のない使用ならば、自由に使ってくれて構わない。個人的にはこの記事に掲載されたNPCを使用したリプレイなどを公開する場合、引用元として明記してくれると嬉しい(通知が飛び、見に行けるため)。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は法的に認められた例外を除いて原則不可。

更新履歴

2020/11/20:公開!

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