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セカンドオピニオン①

A病院にてセカンドオピニオンを受けました。


画像やデータを見た判断は主治医と同じ、サブタイプもルミナルAということで、治療方針も同じとのことでした。こちらの施設は、ラジオ波熱焼灼術の臨床研究に参加していたことを知っていたので、その状況を聞いてみたかったのです。

ラジオ波熱焼灼術は、非常に径の小さいニードルを挿入して熱で癌細胞を死滅させるもので、傷が残りにくく低侵襲なので候補のひとつとして検討したのです。ただ、取りこぼしなくがんを死滅させるため、受けられる条件も厳しいのです。私の場合は、“マンモグラフィ・超音波・MRI/CT検査でいずれも長径1.5cm以下”と“触診および画像検査で腋窩(えきか)リンパ節(脇の下のリンパ節)に転移を認めない“という状態のうちに行わなければなりません。がんがあと少し大きくなったら受けられなくなる、早期がん向けの自由診療治療なのでした。

実際のところ、乳がん向けのラジオ波熱焼灼術の治験参加は締め切られているし、現在は行っていないと言われました。確かにネット上でも再発の可能性が高いとの記述などもあり研究段階とのことなので、治療が確立されるのはまだ先になるようです。

話の最後に、標準治療はまだ受けたくないので、その段階になるまで、エコーでの定期検査だけをお願いできないかと聞いてみましたが、受けられないと言われました。
「既にかかっている病院があるし、こちらも手術を待つ患者がたくさんいて対応できない。そちらの病院に依頼してみて、それができないのであれば、系列のクリニックを紹介してもらってそちらで定期健診をしてもらってはどうか。こちらも治療後のフォロー検診は本院ではなく、系列のクリニックに行ってもらうので待ち時間も短くて済む。」という提案ももらいました。


あぁ、すべては手術ありきなのねぇぇ、、、と釈然としない、またまた暗い気持ちで帰りました。

今にして思えば、今の日本で規模の大きな一般病院が標準治療を施すところなのだとしたら、私が行くべきは別のところだった、というだけのことだったのです。日本でホメオパシーやいわゆる代替治療が保険適用になるのはまだ先のように思えます。ですが、それを通り越して、大掛かりな治療の必要ないフェーズに人類が到達できれば、と思ったりもしています。

今回はここまで。
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