Uber Eatsが薬の配達を開始、提携薬局様は是非疑義照会アプリを③【一緒賢盟】
先日の記事
先日の投稿ではUber eatsが処方の配達を開始することに関して注目点を書かせていただきました。
飲食物の配達はロジはUBERが上流から下流までコントロールしますが、薬剤の配達ではロジが業種が異なる2系統に分かれていると書かせて頂きました
(再掲)大切なのは期待値
ここで注目しているという点がUberEats社が担当ということです。皆様、多くの方がご利用になったことがあると思いますがその期待値があるのです。
以前も記事に書きましたが
【皆さん 新幹線を利用する際のことを考えてみてください。時間通りに運行したとき SNSに「すげーっ、新幹線流石だわ!」とわざわざ書き込みされますか? 書かないはずです。 遅れたときに書くはずです。 しかし、列車運行が遅れるのが当たり前の国から日本にこられた方は 新幹線の運行スケジュールに驚くのでSNSに書き込むはずです。 つまり、 もともとの期待値が高いと 不満に対する投稿が増えますし もともとの期待値が低いと満足に対する投稿が増えます(かな?)】
薬の配達と飲食の配達の違い①
<薬>患者さんが接するのは?
・薬局への処方データ送信
・Uberの配達員
(Uberと薬局とに接触)
<飲食>お腹空いた人が接するのは?
・Uberアプリ
・Uber配達員
(Uberだけ)
ですのでUber配達員にとっては同じ仕事をしているのに薬局の仕事の一部としての称賛やクレームが集まるということです。
薬の配達と飲食の配達の違い②
薬配達のFlow
・処方箋受取
・処方箋確認
★必要があれば疑義照会
・調剤
・服薬指導
・配達
(★疑義照会は逆方向のFlowが発生して、ここがUberが契約していない医療機関とUberが契約している薬局とUberとの契約がない医療機関とのやり取りでこれまでも処方の律速段階になっている部分が存在)
飲食配達のFlow
・注文
・調理
・配達
(これらは一方向のFlowで飲食店や配達員との契約で教育などの関与ができる)
Uberなどの配達企業の課題
これまで通り薬局から受け取り後は同じ様なシステムで配達努力をしているのに、配達企業からは見えない薬局と医療期間のやり取りの不手際まで配達員がクレームを受けることが予想されます。
加えて、薬という特殊なものなので置き配ができないため、注文から配達までが時間が予想しにくい薬の配達では不在率があがり配達の非効率、つまりドライバ‐さんの時間あたりの収入低下の可能性は?などと勝手に危惧をしております。
課題のまとめ
これまでの投稿をまとめますと
・配達企業は【一所懸命】
・これまでと同じくクオリティで仕事
・これまでとは異なり、配達企業が関与できないFLOWの弱点がある
・顧客(患者さん)の期待値はこれまでの飲食のUberへの期待値がある
・Flowの弱点により時間が読めないことはUberの期待値を下回る
・現場の配達員にクレーム
・配達員の離脱の可能性
これまでの既存ビジネス(飲食や運送)への悪評へつながる可能性
解決策は【一緒賢盟】
UBERはいつも通り【一所懸命】、薬局もいつも通り【一所懸命】してそれをつなげるだけでは評判が下がる可能性があります。
薬局とUber社が一緒にマクロな視点でお互いの業界への期待値を下回るステップ(今回は疑義照会)を一緒に賢く同盟を組んで解決する【一緒賢盟】が必要になるのでは?という仮説を持っております
具体的には?
Uber社が契約されている薬局さんには疑義照会解決ツールを医療機関に導入してもらえるようにする努力をUber社とともにしていただくことが、この薬の配達事業がうまくいき、企業がこれまで作り上げたブランド価値を毀損しない方法の1つかなと考えております。
そういった医療機関に対する啓蒙やキャンペーンがブランド価値のあるUber社さんのようなところがリードして頂けるとうれしいな!と
再度お願い
薬局グループ企業様・UberEats様 是非疑義照会アプリの導入ご検討下さい。是非、連絡をお待ちしています。
(メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)
参考リンクまとめ
活動のまとめリンク
KINDLE出版
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