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【プロ直伝】YouTubeサムネ攻略!デザインのコツ9選

こんにちは!
サムネデザイナーのヒロです。

デザイン会社での実務を経て、今は独立して数々のYouTubeチャンネルのサムネイル制作も手がけています。

今回の記事では、

  • サムネのデザインをカッコよくするコツ

  • クリックされるサムネを作るコツ

について解説します。

先に結論を言いいますと、

YouTubeサムネのデザインのコツは、「なにかスゴい特殊テクニックを駆使する!」とかではなく、「基本的なポイントをきちんと押さえる」です。

ところが皆様、結構これを外してしまうパターンが多いのです…

では、詳細をどうぞ!

読みやすいフォントを使う

意外と見落としがちなのが、サムネに使用するフォントです。

ぱっと見でも分かる太いフォントを選びましょう。反対に細いフォントは目につきにくいのでNGです。

サムネのデザインには太いフォントを使いましょう!

こちらの例はフォントを変えただけですが、ガラッと印象が変わりますよね?下は一気に訴求力が落ちてしまった感があります。

サムネでよく使われるフォントは、ヒラギノ角ゴ、UD角ゴ、凸版文久見出し、けいふぉんと!等の太めのものです。基本的にはこのあたりの太めのフォントを使いましょう。(私は源ノ角ゴシック推しです)

クセやデザイン性の高いフォントは使いこなすのが難しいので、私はおすすめしません。

文字のサイズに注意する

サムネはとにかく文字のサイズも大事です。文字が小さいと全く見えません。

サムネイルをデザインするときのフォントサイズの目安

デザインや背景とのバランスもあるので、あくまで目安ですが、

源ノ角ゴシックのHeavyの場合、

  • 大きい文字:350ptくらい

  • 中くらいの文字:170ptくらい

  • 小さい文字:100ptくらい

明朝ならこれより少し大きめなくらいです。

さらにもう一歩踏み込むと、小さい文字と大きい文字でサイズ差がある方がメリハリがついて、目に飛び込んでくるようなデザインにできます。

全部の文字が同じサイズだとのっぺりしてしまいます。

文字数を20文字前後に収める

先述の文字サイズの場合、サムネイルに使用する文字数は、20文字前後に収めたいところです。

下の例は、だいたい20文字前後で収まっています。

サムネをデザインする上で、文字数は20文字前後までに収めましょう。

30文字超えるとかなり多いなという印象で、文字が小さく読みづらくなり、クリックされにくくなる傾向にあります。

文字数が多いよりかは、少なくしてインパクトを出す方がベターです。

ちなみに、こちらのサムネイル10枚のPhotoshopデータとIllustratorデータは、皆様の参考になるようにこちらで無料配布中です。

文字を見やすく装飾する

適切な文字サイズと文字数ができれば、あとはちょっとエフェクトをかけるだけで、文字の視認性がぐーんと高まります。

よくある縁取り(ふちどり)の有無だけでもこれだけ違います。

サムネのデザインには、縁取り文字を効果的に使おう

これを綺麗に決めると一気にインフルエンサーっぽくなりますね。と言っても、いちいちこんなエフェクト作っていたら時間がいくらあっても足りません。

そこで、私からはPhotoshopとIllustratorで使えるテンプレートを無料配布中です。

お好みのテキストやシェイプに、ワンクリックでエフェクトを加えることができます。

エフェクトをワンクリックで適応!

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明るい画像を使う

ビジネス系動画のように、サムネに人物を入れる場合、その人物が暗くなってしまっているケースが非常に多いです。せっかくデザインが良くても、人物が暗いと一気に素人っぽくなります。

カメラで撮影したまま切り抜いて使用すると、大抵暗くなるので補正は必須です。

サムネのデザインで取り入れるべきPhotoshop人物補正術

Photoshopなら30秒で補正できます。方法はこちらの記事をご覧ください。

右下に重要なキーワードを入れない

PCだとあまり気にならないのですが、スマホでYouTubeを見ると、サムネの右下に動画の時間が表示されます。

サムネをデザインするときは、右下に重要な要素を入れないようにしましょう!

サムネの右下に重要な要素を入れると、この時間で隠れてしまいます。右下には、重要度の低い要素がくるようにしましょう。

サムネの訴求と動画内容が合致する

サムネイルの訴求に対して、動画の内容が合っていないのも要注意です。

例えば、こういうサムネがあったとしましょう。

「ええー!!せっかく競争を勝ち抜いてメガバンク就職したのに、なんで辞めるの?」と思うユーザーを動画に誘導しておきながら、

その肝心な「結論、◯◯だから!」の部分を、はっきり言っていない動画。

ユーザーからすると、「はっ!?せっかく見たのに結局なんなの!?」となります。はい、BAD押されてもう戻ってきてくれなくなります。

他にも、まだ開設したばかりのチャンネルでファンも大していないのに、「重大発表!」みたいなタイトルで、内容はチャンネル運用者の会社名が変わりましたとか。

正直、どうでもいい発表ですよね。

ユーザーの満足度が下がるので、動画の内容とサムネの内容のミスマッチが起こらないようにしましょう。

クリックしたくなるサムネタイトル

サムネやタイトルのなかに、「えっ?そうなの?気になる!動画ぽちっ!」と思わせる釣り要素(私はフックと呼んでいます)を入れていますか?

これは説明すると長くなるので、こちらの記事にまとめました。是非ご覧ください。

他の動画とサムネのデザインをそろえる

最後に重要なのが、サムネの世界観の統一です。
チャンネル運営が軌道にのって動画が増えてくると、サムネのデザインがばらばらになりがちです。

スマホにちらっと映っただけで、「あっ◯◯さんの動画だ!」と認識してもらえるように、サムネのデザインがばらばらにならないようにしましょう。

まとめ

というわけで、今回はYouTubeサムネのデザインのコツを紹介しました。

  1. 読みやすいフォントを使う

  2. 文字のサイズに注意する

  3. 文字数は20字前後までにする

  4. 文字は見やすく装飾する

  5. 画像は明るいものを使う

  6. 右下に重要な要素を入れない

  7. サムネの訴求と動画内容を合致させる

  8. クリックしたくなるサムネタイトルにする

  9. 他の動画とサムネのデザインを揃える

慣れるとそこまで難しいことではありません。むしろ、サムネのデザインのかっこよさよりも、この9個を外さない方が重要です。

伸びているチャンネルのサムネはこの9個をほぼ押さえています。

是非、この9個を頭に入れてサムネを作ってみてください。

私の方では、PhotoshopやIllustratorのサムネイルテンプレートの無料配布もやっています。こちらも是非ご覧ください。

当アカウントでは、PhotoshopやIllustratorのTipsや、サムネイル、デザインに関するテクニックを配信しています。定期的に無料配布等も行っていますので、是非フォローをお願いいたします。

それではまた!

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