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カレンダーは日曜始まり?月曜始まり?それとも?

12月になると、取引のある会社様からたくさんの社名入りの卓上カレンダーや手帳をもらう。中には壁掛けの大きなカレンダーもある。挨拶にきた営業の方も「でも今どき壁掛けの大きいカレンダー欲しい人ほとんどいないですよねー?」て苦笑しながら置いていく。

やめたらいいのに、って配る側も受け取る側も思っていても、なかなかやめられないことってあるんだなーと思う。社内で「もう今年からやめましょう」って言い出しっぺになりたくないだろうし、企画する人と配る人は部署も違うのだろう。中には自社が協賛しているTVのミニ番組(美しい風景、世界中の鉄道、歴史的な遺産を紹介、という類の番組)に関連したものだったりして、いろんな圧力もあるのかもしれない。 

ちなみに余談だが、ミニ番組のテイストはむしろ大好きで。BS放送とかでそのテイストでミニどころか1時間とか海外の風景が流れてるだけの番組はもうね、大好物

さて、そんなカレンダーや手帳だけど、大きく分けて2種類存在している。

日曜始まりか、月曜始まりか

"日曜始まり"のものを目にすることが多いと思うが、それは宗教や歴史、法律などいろんなものに起因しているようで、例えばキリスト教では「1週間は日曜日から」と考えられているとか。国内においても、例えば「労働基準法」で、就業規則などで特に決まりがないなら「日曜日から始まって土曜日まで」が一週間という解釈で組み立てられている。

ところが、キリスト教の方が多そうなヨーロッパでも実際は"月曜始まり"を使われていることが多い。これはISO(国際的な標準化機構)勧告で「週の始まりは月曜日」となっているから。実際、実生活で考えてみると、世界的に週休二日制が定着した今となっては、土日をセットで「週末」と考える人が大半だから、土曜と日曜が左右に分かれるのは実生活にあっていないと思うのは、もっともな話。

そもそも「週末」とか「Weekend」と、単語自ら週の終わりは日曜日って言っちゃってるようなもんなんだから、"日曜始まり"って言われてもなんかちょっと違和感あるよ。

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私自身、カレンダーも手帳も久しく使っていないが、予定を管理しているOutlookのカレンダーも"月曜始まり"に設定しているし、10年前くらいにQuo Vadisの手帳を愛用していたときも"月曜始まり"のものを選んで使っていた。

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(画像出典元:Quo Vadis Japan

どう考えても使いやすいのは"月曜始まり"と私は思っている。もちろん個人的にだけど。

休日の過ごし方は関係?あれれ?

というのも私の場合、平日の過密スケジュールに比べ、悲しいかな土日のそれは脳内記憶で処理できる量くらいしかないため、ほぼ管理の必要性もないのだが、土日にたくさん予定が入っている人もそれはそれで多くいると思う。買い物であったり、食事であったり、自己研鑽や趣味の予定であったり。そういう人と比べたときに、ほとんど必要としない土日の枠は右隅で静かにしておいてくれたらいいのだよ、という感覚で見てしまう私とでは求めるものが全然違うのかもしれない。

・・・と思ったのだが、・・・いや、いやいや待て待て!

仕事を軸に一週間を見ている人は月曜始まりが使いやすい、プライベートを軸に一週間を見ている人は週末始まりが使いやすい、と仮定すると、あるべき姿ってもしかして本当はこうじゃないの?

土曜始まりか、月曜始まりか

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・土日のプライベートを軸に一週間を見たい人は土曜始まり
・平日の仕事を軸に一週間を見たい人は月曜始まり

これが一番理にかなっているのではないか。と同時に、最も多く目にする"日曜始まり"は実生活において一番需要はないのではないか?と。なぜ"土曜始まり"がないんだろう。不思議だ。

不思議だけど、曜日とか日付けとか時間とかって、固定観念的に完全に脳内にイメージとして定着されているものだから、きっと疑問視することも、疑問視して変化させることには脳の志向適応が難しいのだろうなー。サマータイムとかも今の日本で導入すると脳がついていかないケース多そうだし。

年の瀬に何を考えているんだ、と思いつつ、考えることが楽しいし、こうやってアウトプットするのも楽しいので、来年も変わらずこんな感じでゆるゆるっと思ったことを書いていこうかと。

追伸.
だいたいなんで日曜日が赤で、土曜日が青なんだw 誰が決めたんだよw

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