StarTrek: Picard #6 の感想など

※ネタバレ含むことになると思います

 6話はラストでグッときましたね。エルノア…
ナレクはイケメンぶりを発揮しながら、徐々にソージが人間でないことを自覚するよう、言葉巧みに導きます。鍵は彼女の見る夢にあると踏んで、儀式による催眠療法的な解読を試みましたね。

 どうもPICにおけるロミュラン人の定義がTNGまでと大きく異なるのか、違和感がすごいです。まず髪型。従来の髪型のロミュラン人もいることはいますが、ロミュラン人の毛の生え方でナレクの髪型って難しくないですか。それと感情的すぎること。ヴァルカンほど理性的ではないにしても、ナレクと姉のナリッサはあまりにも感情が豊かすぎます。そして今回出てきた儀式。ろ、ロミュラン人が儀式?ヴァルカン人は精神的な儀式を行っていますが、ロミュラン人が儀式なんて始めて見ました。

 そうしてソージは無自覚ながら起動したのか、超常的な膂力を発揮して部屋の床をぶっ壊しました。一発でドーン!みたいな日本的なアレじゃなくて、結構生々しいというか泥臭い感じだったのが可笑しかったです。本来は「起動させずに聞き出したい」と言っていたナレクのことだから、きっと起動すると分かっていて閉じ込めたんでしょうね。愛故に。でも、誰にも聞かれない部屋だからと(本物か分かったものじゃないですが)本名を告げて信用を勝ち取るあたりがタルシアーだなあと思います。

 ピカード側は、またラフィに辛い思いをさせる鬼ピカード。拍手で褒め称えるとかドSなことしてないで、友人を一人失わせたことを侘びなさいよ…。TNGの時も手段を選ばないところはあったけど、人間関係壊させるまではなかったと思うんですが、時代ですかねえ。前回と今回で連続傷心のラフィはアル中状態…。そんな中でもエルノアは至って無邪気。イケメンで無邪気で無敵とか最強かよ。

 再生キューブに単身乗り込んだピカードは、さっそくトラウマ発動。これまでのシリーズや劇場版でも散々ボーグトラウマを披露してきましたが、同化されると、尽きることのない後遺症が残るんですね…怖い。しかし出迎えたのは懐かしきブルー。そうだろうとは思っていましたが、やっぱり元ボーグの責任者のひとがブルーだったんですね。責任者でありながらピカードにガッチリと肩入れしてくれるなんて、素敵すぎるよブルー。

 秘密を暴かれると同時に閉じ込められ、自分がアンドロイドである自覚が芽生えないまま危機感から覚醒して部屋を壊しながら脱出したソージ、ブルーと共にトラウマと戦いながらソージを探すピカード。タルシアーがソージを破壊しようとしたその時、颯爽と現れるエルノア。イケメンすぎます。

 ブルーも負けじと秘密の部屋の秘密の脱出装置でピカードとソージを逃してくれました。任意転送で船に戻るのかと思いきや、遠くの惑星に固定とは。そして追手を阻むために残るエルノア。「お前を二度と置いていかない」と連れて行きたがるピカードに対して「その言葉だけで満足だ」と笑顔で死地に残る決断をするなんて、神がかったイケメンぶりを発揮。もはや抱かれたい。

頼む我が友、生きることを選べ

・ジュラティ博士の目的はなにか
・エルノア(と、ブルー)は生存しているのか。(していて欲しい!)
・セブン・オブ・ナインは生存しているのか
・タルシアーの魔の手はどこまで伸びるのか
・マドックス博士が探ろうとしていたことはなにか

はよ!はよ次のエピソード!


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