アナログ

昨日サウンドシティとかいうデイヴグロールがニーブを譲り受ける映画を見た。
これは最近あまりにも自分が思ってる音楽ってものと世の中の音楽ってものがズレている気がすると友達のいまむーに話したら紹介されたんだけど、まったくもってデイヴさんは俺とおんなじような考えだったから非常にスッキリした。
非常にスッキリした後にフーファイターズの記事が載ってる2017年くらいのサンレコを読み返したらニーブは使わなかったとかいうもんなんだけどまぁいいや。
私は音楽は時間的な概念がけっこう必要だったりもするんだけど、なんというかその瞬間を切り取る所謂記念写真みたいな捉え方。
最近はその時間を切り取ったような音楽なんて殆ど無くて、なんか自分が思ってる音楽と基準が違うものになって来てしまってこのまんまだとサブカル人間みたいな発言になってしまいそうで困ったもんだ。
よく高円寺とか下北沢にいるようなオールディーズが好きな方々はどうゆうところからそんな嗜好になってしまったのかはわからんが、私の知り合いの人々は最初に好きになった音楽家だったりがオールディーズが好きだというから好きになってるような感じは否めないもので、そうなるとあんまり話しても好きな人の好きなものってところを盾にしてしまってる感じなので突っ込むわけにもいかないし会話も詰まってしまう。
かと言って、私自身もライブ録音が主体となってるアルバムなのかテープ回して録ってるのかとか聴いてわかるわけでもない。
友達と音楽を作ったり奏でるのが楽しくて今も音楽に携わって音楽で生計を立てているけど、友達と音楽を作ったり奏でるのが楽しい部分から得た知識で惰性走行してるだけど言える。
惰性走行の部分で仕事をしているってことなので全然自分が思ってる様な時間を切り取った音楽ではなく、なんかリズムとか音程とか和声がどうだとか非常に詰まらんところをどうのこうの編集してる。
こういったものを音楽と呼んでいいものかと考えているんだけど、やはり私が思う音楽と大分違う。
いい音楽って聴いた時に聴覚だけじゃなく感じられるんだけど、なんかスピーカーの先に部屋がある様な感じというか。
スピーカーが扉になるような感覚とも言える。
でも部屋で録ってれば部屋を感じるのは当然かもしれない。コンサートのものを録っていたらその会場がスピーカーの裏に広がっているようなものでもある。デジタルだとそんなもの感じた事がなくて、アナログだと感じた事があるって話なんだけど何故なんですかね。

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