ホームランダー(おおまかな概要)

A(all)・Σ単一細胞結合体(以下A・Σ)による地球侵略は1年前の焔・火山活動時期に運悪く始動してしまった。
(A・Σ = ラスボス)

そして、焔・夢乃と焔・鈴乃のホームランダーへの搭乗によって、地球の運命は彼女たちに拒否権を与えないまま任せられてしまうのだった。

ホームランダーの戦闘意欲を高めるのは、良質の音楽と熱気。彼女たちがピンチになると、ホームランダーVRゴーグルのウッドヘッドホンからは、いつもプロの誰かが演奏している最高のロックサウンドが聞こえ出し、ホームランダーの力も、存分に解放され、ミドルΣ単一細胞結合体(節目のボス)を撃破していくのであった。

彼女たちは、節目のボスたちの戦いが終わると自分たちの日常生活に戻っていく。
彼女たちの日課は焔・町特産の「夢沢牛肉」
(通称:夢ビーフ)の販売にいそしむことであり、

「夢沢スキヤキ」、略して「夢スキ」。
「夢湯旅館」の「夢湯」。
「夢仙女」の昔話。
などが、町の名物であった。

ある日の節目のボス戦後、夢乃は、ふとホームランダーのVRゴーグルからある音楽スタジオの風景を見てしまう。

そのスタジオの中には、祖父トモヒトが伝説のバンド、ビル・ファントムのギタリストのギターを、おもむろに構えていた。
その後ろのドラムに座っていたのは、スティックを持った音道じいさんだった。

謎が謎を呼んだその夜、
夢乃と鈴乃は、祖父トモヒトとこの町、焔の歴史とΣ単一細胞結合体との過去の話しを聞く事に合点し、
彼女たちを驚かせた真実は、祖父トモヒトたちが、初代ホームランダー、搭乗員のスターティングメンバーだったことだった。

トモヒトはホームランダーのメカニズムと、熱気増幅回路の事を語り、音道じいさんに今から会いに行くと言い、その場を後にした。
夢乃と鈴乃は自分たちの家のしきたり、トモじいや音道じいの事を夜が更けるまで話した。

その間、トモヒトはお堅いスーツに着替え、ある本国の機密機関がある場所に出向いて、会議に出席していた。

トモヒト「…。
             そろそろ頃合です。
             ホームランダーを宇宙に飛ばしま
             しょう。」

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紆余曲折を経て、1話冒頭のエンディングの流れに行き着く。

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