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【外伝】ハケンの品評.無知の知編4.75日/66日

ざっと能力値を見て取って、精度は低いはずだ、現状空いている業務をまるっと依頼することにした。スペシャリストの育成だ。
月島自動車にはマニュアルが完備されているので彼にはそこの読解からかかってもらった。
そして、今回の最終アウトプットは実験部と連携して認証用の資料を作ることだったので、実験マニュアル、認証書類作成マニュアルまで熟知するように指示した。
通常はここまでやらない、大企業なわけだし分業するのが当然だからだ。ただし後工程の流れが分からないと一部分の業務を担当してもピンとこないものだ。仕事をやらされている感、もっと言うと小さな歯車のパーツでしかない感じと言うか。とにかく花形業務で無い事項に熱を入れるにはこういう方法が一番である。
約二か月間後、彼の目つきが変わっていた、最も顔色は悪くなっていたが。
後に、彼の所に相談が多く寄せられていた。実験部から絶大な信用を得ていたようだ。
実験部の現場責任者「わからないことがあったら彼に聞いてからにしてくれ、先ずは設計間で情報を共有した後にそれでも分からないことがあれば実験部に問い合わせるのが筋だろ。」といわれるようになっていた
たった2ヶ月後にである、彼の評価を覚えていますかね

私は少しだけスパイスを振りかけただけです

次にとりかかったのは日程感覚、これはPDCAを学ばせるのが経験的には近道だ。(少々古いとお考えですかね、あの~…失笑してしまいます。教科書通りに私がそれを通常通り使用すると思いますかね)
先ずは一緒にプランを立てる本当の意味での一緒にね(P)次に実行だが、ここで注意点として、あまり長い実行時間を任せると時間の無駄をよぶことが多い、信頼関係構築中ならDは半日単位以下が望ましい。
15分単位でね。当然15分おきに進捗の確認にいきますよ
自分の業務を犠牲にしてでもね

つづく
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