文章を発信する

私が文章を発信しようと思った理由は3つ


①事務という仕事についていながらパソコンで文字を打つのが苦手だから


「ゆとり世代」の私は小学生の時から身近にパソコンがあった。小学校にもコンピュータルームはあったし、自宅にも割と早い段階でパソコンが導入された。
にも関わらず、私はカチャカチャと心地よい音を立てて文字を打つことが出来ない。画面ではなく、キーボードを見ながら片手でもたもたと入力する。
実は同じような人って同年代に結構いるんじゃないかと思っている。


Word・Excelが使えるのが求人の募集要項で当たり前のこの時代に、キーボードを見ないと文字を入力出来ない人って割と多い。
その人たちは総じてそれでいいとは思っていない。
普段はパソコンなんてインターネット以外では使用しない人(ネットすらスマホで十分事足りるのでパソコンすら開かない人、もはやMyパソコンを所持していない人)も、いざ何かのきっかけでパソコンで文字を入力しないといけない状況になった時にかなり苦戦する。この年代なのにパソコンが苦手ってだけでちょっと恥ずかしいのに、運悪く一緒に作業する人がサラサラと文字入力を出来る人の場合、その劣等感はより大きくなる。
そして残念なことに、現状、下の世代ほどパソコンスキルの高い人が多い。
そういう時代。

2つ目の仕事(現在はさらに転職し正社員として3つ目の職場)から勤務時間と休日の確保を理由に事務を選択した私は、割とすぐにその壁にぶちあたった。
仕事の要領をつかむのは得意な方だったのに、ことパソコン作業に関してはとにかく時間がかかった。
時間がかかるという事はイコール仕事が遅いに繋がる。
それは他の仕事に関する評価すら一緒に下げてしまう。そんなの困る。

そう感じた私は自宅のパソコンを開き、無料のブラインドタッチソフトで練習を開始するのだけれども、もちろんそんなのは続かなくて、
早い段階で諦めて
何事も得手不得手があるから、パソコン作業は得意な人に任せて他の事で頑張ろう。そっちで評価をあげようという方向性にり変えてしまってパソコンへの苦手意識を払拭しないまま、歳を重ねていってしまった。

今の3つ目の仕事ではさらにパソコン作業が増えた。
そしたら必然的に入力が早くなりそうなのではと思うかもしれないけれど、そうはならない。
ブラインドタッチが身についていない私が早く入力しようと思えば思うほど、入力は片手になったし、キーボードばかりを見つめての作業になった。
だって見ないと間違えてしまうから。
間違えたら、より時間がかかってしまうから。


そんな理由でいまだにサラサラと文字入力ができない。
だから練習もかねてこの文章はパソコンで入力すると決めた。
iPhoneでやればすぐなのに、あえて妹のパソコンを借りてきて、電源を入れて立ち上げて文章を入力する。
何日続くかわからないけれど、文章を発信したいという欲求を叶えるための負荷として、これを自分に課する。


一瞬で読み終わるようなたったこれだけの文章を入力するのに53分かかってしまったので、理由②は次回で。


読んでいただいた方、ありがとうございます。

本当は30代を前にした女の心理や
自身の偏った考え方について発信したいと考えているので、そこにいたるまでもう少々お付き合い下さい。




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