てつがく屋

香川県多度津町のサロン型喫茶「Tetugakuya」を拠点に、哲学対話・哲学読書会など…

てつがく屋

香川県多度津町のサロン型喫茶「Tetugakuya」を拠点に、哲学対話・哲学読書会など様々な学びの場づくりを行っています。 noteでは、哲学対話の記録の一部を掲載しています。

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最近の記事

「なんでみんなウンコで笑うの?」(こどもてつがく 低学年)

立ち込める暗雲……ホワイトボードにうんこが描かれています。子どもたちの仕業かと思いきや、なんということでしょう……その実態はファシリが嬉々として描いていたというではありませんか! 哲学対話をする上では重要な問いかけがいくつかあります。「どうして?」「たとえば?」「もし〜だったら?」などなど。その中でも今回は「くらべると?」というワードに注目しました。 まずはNHKの『Q〜こどものための哲学』のうんこにまつわる回をみんなで視聴しました。NHKのれっきとした教育番組で放送され

    • あかがねミュージアム「なぜ美しさを感じるのか?」

      あかがねミュージアムのカフェにて 2024/10/04 愛媛県新居浜市のあかがねミュージアムに行ってまいりました。 ミュージアムに併設されたカフェは開放感があり、ロビーと地続きになっているような空間です。 朝9時40分、カフェが通常営業をはじめる前に哲学対話を2時間行いました。 集まってくださったのは11名の皆さん。 なぜ美しさを感じるのか? 参加者の方々のそれぞれ美しいと思うものについて伺いました。 自然の中の小さな花や赤ちゃんの瞳、馴染ある故郷の海、宇宙、比

      • 「無理しない」と「頑張る」は両立可能か?

        文:杉原あやの 2024年9月21日 喫茶Tetugakuyaにて 哲学対話を行いました。 中学3年生から大人までの9名。 簡単な自己紹介のあとで、考えたい問いを出し合いました。 議論のテーマは【「無理をしない」と「頑張る」は両立可能か?】に決定!! 参加者たちは、それぞれの経験や考えを共有し、以下の点について議論を深めました。 * 「無理」と「頑張る」の定義 * 両者の関係性(両立するのか、それとも対立するのか) * 具体的な事例(仕事、人間関係、目標達成など)に

        • ペットって何? 野良とペット何が違う? (こどもてつがく 高学年)

          高学年はいつものようにアイスブレイクとして、コミュニティボールをなるべく早くまわす遊びと、質問ゲームをしました。 質問ゲームは「嘘発見バージョン」 自己紹介を3つの内容で話し、そのうちの1つに嘘を紛れ込ませるというもの。他の参加者は、嘘を見抜けるような質問をすることがゲームの肝です。 「本当は1つ上のお姉ちゃんがいる」のに 「2つ上のお姉ちゃんがいる」という嘘を紛れ込ませた子も。嘘は事実の中に隠すという高度なテクニックをもう使いこなしている……恐ろしい子!! 問いが哲

        「なんでみんなウンコで笑うの?」(こどもてつがく 低学年)

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          いつでもだれよりも、したいことができるのはどの人? (こどもてつがく低学年)

          こどものような大人たちが乱入もともと登録人数が少なめな低学年。 今日はお盆ということもあって、なんと参加は女の子(すーちゃん)ただひとり。 でも安心してください! てつがく屋は、子どもの心を持った大人、取り揃えてますよ!! ファシリ+大人2人(お兄さんとおじさん)も混じって一緒に対話しましょう。 今日もカードを使います。テーマは 「いつでもだれよりも、したいことができるのはどの人?」 どうやらこのテーマは「自由」に関係がありそうですね。 テーマは「いちばん自由なのはどの

          いつでもだれよりも、したいことができるのはどの人? (こどもてつがく低学年)

          問いを立てる特訓!! (こどもてつがく高学年)

          ソクラテスについて学んでみよう 高学年の部も集まりはゆっくりでした。夏休みの初日はそんなものなのかも? 前回同様、参加者の名前を呼びながらコミュニティボールをまわすというアイスブレイク。できるだけ短い時間で、みんなにボールをまわします🏀 人数が前回より減ったとは言え、大幅な記録の更新。 集まるのも、もう4回めなので、みんなの名前もばっちり覚えたかな。 今回は、座学も取り入れます。テーマは、ソクラテスについて。 ソクラテスは、あるとき「ソクラテス以上の智者なし」という神

          問いを立てる特訓!! (こどもてつがく高学年)

          大きく育っていくのはどれ? (こどもてつがく低学年)

          育ち盛りのこども達が「育つ」について考える!   今日は夏休み初日。厳しい季節でありながら、楽しいイベントものんびりした時間もたっぷりある夏休み独特の空気感。そのせいか集まりもいつもよりゆったりとしていました。 今日のテーマは『大きく育っていくのはどれ?』 前回同様イラストが描かれたカードをヒントに対話します。 カードのタイトルは、 ・悲しみ😢 ・物語📖 ・プレゼント🎁 ・ぬいぐるみのクマ🐻 ・檻の中のライオン🦁 ・花瓶の花🌷 ・遊んでいるこどもたち👦👧 ・サンタクロース

          大きく育っていくのはどれ? (こどもてつがく低学年)

          正しいことを知っている人は、正しいことをする? (こどもてつがく 高学年)

          コミュニティボールを使ったアイスブレイク みんなで集まるのはこれで3回め。 まずはちょっとした遊びから始めます。 コミュニティボールを名前を呼びながら、投げて渡します。 ルールは ・隣の人には渡さない ・同じ人には渡さないよう、覚えておく 時間を測って、できるだけ短い時間でみんなに回るように。ボールを楽しく投げあいながら、お互いの名前も少しずつ覚えて行きます。 1回めは、1分17秒、記録を塗り替えようと気合を入れて臨んだ2回めは、なぜか1分19秒……。 高学年は人数

          正しいことを知っている人は、正しいことをする? (こどもてつがく 高学年)

          自然といちばん関係があるのはどれ?  (こどもてつがく 低学年)

          集中するためのちょっとした儀式 「みんなが普段考えてることって、どんなこと?」 集まった子ども達にファシリテーターが問いかけます。 「お腹空いた~」 「ごはん何かな? とか」 そんな日常から離れて、今からは集中してお話する時間、そのことをはっきりさせるために今回からちょっとした儀式を取り入れます。 「いまからみなさんは、ちいさな哲学者ですよ」 「なんでちっちゃいん?」 小気味よいツッコミでスタート。 対話のルールの確認 まずは対話のルールの確認をします。 「対話で

          自然といちばん関係があるのはどれ?  (こどもてつがく 低学年)

          こどもてつがく低学年 こころをぎゅっとするってどういうこと?

          R6年度こどもてつがく低学年5月25日 初回の人見知りが溶けてしまったのか、2回目となった今回は、集まった瞬間からとても賑やかです。 参加者のひとりが駆け寄ってきて 「てつがくに使えると思って。私の大好きな本。持ってきた」 と話してくれました。 他の参加者も、みんなこの絵本に興味津々です。 まずは、朗読を行いますが、みんな落ち着きません。 みんながあちこちで同時に話していて、進行の舵取りの難しさを感じます。 こどもたちは、とにかく静かになんてしていられません。それぞ

          こどもてつがく低学年 こころをぎゅっとするってどういうこと?

          こどもてつがく 「私/あなた」は何者なのか?

          R6年度こどもてつがく高学年4月スタート! 新年度になり、小学校5年生から6年生までの18名が集まりました。 なかには、3年目の参加になる人もいます。 高学年の参加者は、隣に座った人同士、世間話や雑談に花を咲かせるようなことは難しく、お互いに、横のつながりができにくいようです。 「哲学しよう」なんていう志を持った人が集まっているなんて、杉原から見ると、気が合う仲間がいる可能性もあるので、ぜひ友達になっておきたいと思うものですが……。 なんとか、参加者同士がもう少し交流す

          こどもてつがく 「私/あなた」は何者なのか?

          4月7日哲学対話 ファシリテーターを終えて

           どうも、こんばんは。  そろそろ学校が始まるので憂鬱な、りょうくんこと松井康太朗です。  今回は、4月7日の哲学対話(テーマは「肩書きってなんだろう?」)のファシリテーターをした感想を書きたいと思います。 感想 今回は、ホワイトボードを使わずに、ファシリテーターをしました。やっぱり、楽ですね。  書記は書記で楽しいし、ホワイトボードがあると分かりやすいときもあるんですよ。  ただ、ファシリテーターとしては他の参加者が手を挙げているかなどが見えた方が良いのかもです。  前回

          4月7日哲学対話 ファシリテーターを終えて

          初めてのファシリテーターを終えて

          はじめに  どうも、はじめまして。テツガクヤのお手伝いをさせてもらっている、松井康太朗です。テツガクヤではりょうくんって呼ばれていたりします。その経緯はまた機会が会ったら話したいと思います……。  早いものでもう三月です。僕が初めてのファシリテーターをしたのが1月13日みたいなので、もう二ヶ月ぐらい経ってますね。その間に実はもう一度ファシリテーターをしたのでそれも踏まえて書きます。  どうしてこうなってしまったんでしょう……。早く書かなくてはと思いつつなかなか取り掛かれない

          初めてのファシリテーターを終えて

          勉強は役に立つのが遅すぎる

          おはようございます。テツガクヤの運営を手伝っています、松井康太朗です。昨日、10代不思議の部屋で話したことをもとに僕が考えたことを、記憶の確かな今のうちに残してい置こうと思います。    昨日は人数が少なかったため、テーマを決めた対話というよりは雑談のような話のなかから、不思議な点、疑問を見つけていくような時間でした。  学校の話などをしていく中で、勉強の話もしました。  そこで考えたことの一つが、タイトルにもしている、『勉強は役に立つのが遅すぎる』です。  冷静に考えて

          勉強は役に立つのが遅すぎる

          なぜ人形はしゃべらないのか?

          日 時:2023年10月28日(土)10:00〜11:30 場 所:飯山総合学習センター 参 加 者:5名(小学校低学年) ファシリテーター:杉原・内藤・小西 テーマ:「なぜ人形はしゃべらないのか」 ▼なぜ人形はしゃべらないのか ▼「人間しゃべる」と「ぬいぐるみのしゃべる」はどう違うのか ▼気持ち(こころ)が有るものと無いものはどう分けられるか 「例年と比べて今年は暖かい」と言われていたけれど、この日は朝から少しだけひんやりとしていた。開講時刻の30分前に男の

          なぜ人形はしゃべらないのか?

          これまでの研究や理論は本当にあっているの?

          こどもてつがく高学年10月 文 サブファシリ 高校一年 松井康太朗 みんなで議論する問いを決める この日は、最初に、みんなでテキストを輪読しました。そして、読んだ内容からみんなで議論したいテーマを考えることにしました。 二つのグループに分かれたうちのだいちゃんグループは、 『これまでの研究や理論は本当にあっているの? またあってるとしたらどうして分かったの?』という問いで哲学対話を行いました。    この問いについて話し合う前に、まずはそれぞれ対話の前の考えを用紙に

          これまでの研究や理論は本当にあっているの?