てつがく屋
R5年度 こどもてつがく低学年初回の4月1日を迎えました。 全員で9名の子どもたちです。 そのうち新しいメンバーも参加されています。 初回は、自己紹介にとても時間をかけました。 一人づつ自己紹介をしながら2種類の毛糸を巻いていきます。 毛糸の塊は、別の子たちがそれぞれにもち、毛糸を棒状の板に巻いていくのを手伝う仕組みです。糸を通して、繋がっているわけですね。 今ハマっているのもは? 好きなお菓子は? 子どもたちの個性や共通の好みや趣味も見つかったり、自分と似た子を見
こどもてつがく高学年 令和 4年12月11日 飯山総合学習センター 文 成戸洋介 哲学とは「知を愛する」ということです。 とはいっても特別難しいことではなく、例えば、 なんで勉強しなきゃいけないんだろう? なんで友達同士で喧嘩するんだろう? と考えたことがあるなら、それは哲学的に考えたことがあるということです。 今回のこどもてつがくでは、そういった問いを自分たちで考える練習として、話しあってみたい問いを子どもたち自身に挙げてもらいました。 「どうして宿題はあるの?」 「な
2022.12.03 飯山総合学習センター こどもてつがく 文 杉原あやの 低学年8名との哲学対話の記録 なるべく子どもたちの意見をニュアンスが変わらないように鉤括弧で書きます。丸括弧は、子どもたちの言葉を補うために筆者が補足を書いています。 さて、12月の哲学の時間がやってきました。 はじめに、みんなでより良い対話ができるように、哲学対話のルールをもう一度確認しました。 「相手の話をちゃんと最後まで聞こう」というルールを伝えるだけではなく、どうしてちゃんと話を聞
いつでもしたいことして、していいのかな?こどもてつがく低学年 令和 4年 9月 3日(土) 飯山総合学習センター 文 杉原あやの 今回も集まった子どもたちを2つのグループに分け、それぞれファシリテーターが付き対話を行いました。これは、ファシリテーター杉原のグループの記録です。 最初にファシリテーターが、他の人の話を聞くこと、深く考えること、質問することの大 切さについて話しました。 今日のテーマは「いつでもしたいことしていいのかな?」です。 ワークシートに自分の考えをそれ
令和4年6月11日(土) 飯山総合学習センター 1階児童施設 こどもてつがく低学年 こどもてつがく ファシリテーター杉原あやの 今回は、ファシリテーターがテーマの案を4個用意しました。 こどもたちには、2回ずつ手をあげてもらい、一番多く票を集めたテーマに決めます。 ・神様はいるの? 4人 ・いちばん偉い人ってどんなひと? 0人 ・可哀想ってどういうこ? 3人 ・なぜ戦争するの? 全員 驚いたことに、「なぜ戦争をするの?」に全員が手を挙げました。早速、ワー
2022.08.06 こどもてつがく小学校高学年 「おなかがへったらドロボウしてもいい?」てつがく屋 杉原あやの ※高学年のクラスに日程の都合で低学年も数人居ます 子どもたちに伝えたい哲学する意味 小さな子どもたちは、親御さんによって連れてこられていることが、ほとんどです。 「てつがくの時間」とは言っても、「一体なんのためにやらされているのだろう?」と、子どもたちが理解するのは難しいかもしれません。 水泳やピアノの習い事とは違って、何かが目に見えて上達するような気がし
2022.05.07 飯山総合学習センターにて、小学校低学年の部11名 今回はイラストが書かれた10枚のカードを使って対話をしてもらいます。 ①大忙しのお母さん ②シロクマ ③鳥 ④ゲームをしている子ども ⑤コンピューター ⑥リンゴ ⑦変な格好の子ども ⑧寝ている子 ⑨ぬいぐるみのクマ ⑩車 この中で「考えることができる人やものはどれ?」という問いです。 「んー?」と子どもたちは一斉に首を傾げています。 「難しい…」とつぶやく子もいますが、これからみんなで考えていく
2022.04.02 飯山総合学習センターにて、小学校低学年12名の参加者が集まりました。 9割の子供たちが何も怖いと思わずに生きることなんてできないと考えたようです。 1名のお子さんは、「分からない」という考えでした。 「わからない」という答えも正直でとてもいいです。ファシリテーター杉原もみんなとこれから考えるところなので、「わからない」と書いた子に同感でした。 哲学の時間では、「わからない」と答えて、しょんぼりしなければならないことなんて、何もないのです。 オバケ
2021/12/4(土)10:00-11:30@飯山総合学習センター こども哲学対話 メモ(内藤) 参加者:3名(+ファシリテーター杉原、カメラメモ内藤) ◎消えてしまうのはどれ? サンタ、家、妖精、自然、アイス、自動車、校舎 ◎サンタと妖精について サンタは消えんやろ。 妖精はサンタが大変な時に手伝ってくれる。妖精が消えちゃったらサンタが困る。 サンタはクリスマスがなくなったら消えてしまう。 妖精はクリスマスじゃなくても妖精の仕事があるから消えんのちゃう? サンタはクリ
今回は、11名の参加者と共に哲学対話を行いました。 参加者に問いを出してもらい、投票の結果、テーマは、「人はなぜ『表現』をするのか」に決まりました。 人はなぜ「表現」をするのか? 問いの背景 このお店はいろんなアーティストが集まる。表現に関わる人が来ていると思った。やらない理由は多いはずなのになぜ表現をするのか気になった。 仕事ならわかるが、お金にならなかったり、無償であったり、頼まれてもいないのにやる人がいる。自分よりも、もっと上手な人がいるとわかっていても表現しよう
2021年07月22日 まんのう町立図書館主催 10代のための哲学対話 ファシリテーターは、杉原あやのです。 会場は、まんのう町立図書館の会議室ですが、オンラインからも参加できます。オンラインからの参加を受け付けることで、まんのう町市民に限らず、全国から幅広く参加できるようにしています。 参加者は、オンラインが3名、会場3名の計6名でした。 ※プライバシー保護のため、参加者の顔は隠しています。 この日のテーマを何にするのか、参加者と一緒に決めます。遅れてきた参加者も
2021年07月11日 丸亀市飯山総合学習センターにて 小学校の4年生から6年生を対象にした哲学対話を行いました。 参加者は、3名でした。 小学校の高学年になってくると、皆さん、習い事が多く大変忙しいようです。 哲学対話も、いつか、習字教室やサッカー、ピアノ、算盤教室と同じくらい、学びの課外学習として、認知されるようになればと願っています。 参加者のみなさんには、名札に呼ばれたい名前を書いてもらいます。 ファシリテーターの私も書いてみました。 低学年の子どもたちには「
2021年07月04日 丸亀市飯山総合学習センターにて 小学校の1年生から3年生を対象にした哲学対話を行いました。 参加者は、6名でした。 せっかくなので、学校の垣根を超えて、仲良くお話しして欲しいと思いました。 私が小さかった頃、知らない子と仲良くなるときにどうしてたっけ? 「ねぇねぇ、なまえ何って言うの?」とお互いに名前を聞いていた気がする! そこで、今回は、総合学習センターの所長さんが作ってくれた、謎の形をした紙を名札として使うことにしました! 「形が色々あ
2021年05月03日 まんのう町立図書館主催 前回4月19日に同図書館主催で行った哲学対話の参加者達と決めたテーマで行いました。今回は、オンラインからも参加できる形をとりました。 オンラインからの参加者が4名、会場5名です。参加者の年代は、小学校6年生から大学1年生でした。 参加者からは、「怖い」と感じることについて次々に発言が出ました。 でも、それって、女子にしか言えないことなのかな?男子についても同じことが言えるんじゃないかな?と思う内容が含まれていた気がします。
2021年4月19日 まんのう図書館主催 入門編と題して、哲学のミニ講義を行い、哲学対話を体験してもらいました。 参加者は、中学1年生2名と中学2年生3名の全5名。そして、全員男子でした。 まず最初に、ファシリテーターを務める杉原の自己紹介を簡単に行います。それから、参加者の皆さんと自己紹介を兼ねた「質問ゲーム」をしてもらいました。 ひとりが回答者になり、他の参加者が質問者になります。制限時間はひとりあたり3分間。回答者が答えに詰まっていると、質問者が質問する時間が削ら
2020年11月8日開催 飯山総合学習センター主催 ファシリテーター杉原あやの 11歳から18歳の4名の参加者と、「苦手を克服すべきか?」をテーマに、哲学対話を行いました。主催は、まんのう町立図書館、ファシリテーターは杉原が務めました。 今回のテーマは、Tetugakuyaでお会いした高校生のサナさんのモヤモヤした想いを問いにしたものです。 当日は、哲学対話のルールを説明した後、テーマからどのようなことを思ったり、考えたりしたかを言葉にして頂きました。 箇条書きは