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人流、止まらないね

 GW、緊急事態宣言の東京。人の流れは止まらない。殆どの企業が長期連休なのにね。

 特に渋谷や表参道、池袋などは全然減っていない。オフィス街である東京駅や品川駅はさすがに少ない。遊びに出ている人が多い印象ですね。

 これでは感染拡大は止まらないでしょうね、とても残念な事。一部の若者や一部の社会人は本当に一時的なステイホームは出来ないのだろうか?それとも家に居ることが出来ない理由があるのだろうか?

 「多元的無知」な人が多いのかな?それとも「情報弱者」なの?

 昔と違って外で遊ぶことが少なくなっている現代において、家で遊ぶことや家で過ごす事に慣れていると思うのだけれど。移動制限や自粛しろと言われると外へ出たくなるのだろうか?

 以前のTVインタビューで社会人が「我慢の限界」といって外食し酔っぱらている映像が頭に浮かぶ。最近は外飲みと言って騒いでいる人たちの映像もTVで度々流れる。

 色々な意見の中、若者たちの青春を奪うことは出来ない、可哀そうだという意見を聞いた。しかし、罹患し重症化したら青春どころではない。もしかしたら後遺症に悩まされたり、家族に移して最悪、自分や家族の「死」だって考えられる。

 そうなれば家庭環境は激変する事だろう。その時に自分の行動を反省しても遅い。またそのような者たちは「コロナが悪い」「政府の対応が悪い」と一括りにするのだろうか?

 コロナの感染拡大は、そんなに簡単に収まる事は無い。感染者が減っても自粛を解除したらまた増える。その繰り返しなのが解らないのかな?「関係ない」「我慢できない」と言って感染拡大が止まらなければ経済が持たない。倒産件数、解雇者が増え、数年間は就職氷河期となるだろう。

 個々人の貯蓄にだって限界はあるだろうし、家計負債も増えるだろう。経済を回しながら、各々が予防に徹底する事しかない。

 集団で行動する事は避けるべきですね。

 変異株は飛沫中に出るウイルスの数が多く細胞に吸着するスピードも速いらしい。飛沫やエアロゾルは屋外でも防げない。手洗いと個人で行動する(他人と行動しない)しか予防方法は無いと思う。

 ワクチン接種が進み、国民の6割以上の集団免疫が確立するまで予防の徹底と基本的な活動自粛は続けないといけないのにね。

 「確証バイアス」が働き、感染拡大を助長させる行為をしている人に限って「みんなも外に出ているし」「自分は感染しないだろう」「インフルエンザより死者が少ない」「政府の対応が悪い」と「自分に都合の良い事」を言っている感じがするね。

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