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時代に応じた結婚式!提供側の変化と消費者の変化に対応。

ブライダル業界に携わり15年近く!日本のウェディングもやっと時代に追いついたのかな?と思います。日本の場合は”結婚式”と言う固定概念があり、企業も消費者も”昔からある業態のまま消費者にご提供”という流れになります。もう近年では”結婚式場からのお客様の集客は非常に難しい時代”。それぞれのサポートする企業が独自の戦略で”ここに販売する方式。BtoC”でなければ戦う事が出来ない時代です。

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ブライダル企業のBtoBの終わり。

ブライダル企業の場合は、昔からの流れから”ブライダル雑誌やウェブサイトで知り、結婚式場からのご契約が一般的”。その下の会社様は、件数を多く頂く代わりに”高額なバックマージンを紹介手数料として会場にお支払いします”。2010年代はまだ非常に高額の手数料でした。一般の業種より高額ですね。そして結婚式に付随する商品、例えば会場に飾るお花、ウェディングドレスやタキシードなどのお衣装、引き出物、カメラマン等ですね。通常よりも高価に設定してあるのもそのような仕組みからです。もし独自に提供者がお客様に直接ご提供できるのであれば、”本来の価格”でご提供する事ができますよね?もちろん直接お客様と関わる訳ですから商品のクオリティーも維持できます。

結婚式は。大半の方もお分かりかと思いますがブライダル企業は、”リピーターの無いビジネス”です。これからは少子化時代、そして情報時代です。今までのやり方では通用しないですね。

新体制でのご提供方法からの結果は後から付いてくる!

私が今現在の会社に所属して15年前後。新体制への変換してから少しづつ認知されるようになりました。これも運ですね。2010年前後から”一家に一台のPCからスマートフォン”へのシフトがキーポイントでしたね。その頃、ウェブサイトやブログから始まり、各種SNSが認知され始めました。結婚式を目前とするお客様は、20代、30代が大半。常に若い方々が選ぶ、そして探す傾向を辿り、情報を提供する事が大事です。次第に認知されて、お問合せも多くなった頃と思い出しております。

新しいシステムを嫌う従来の企業様。
出る釘は打たれる!大企業と中小企業では規模が違います。そうですね、ベンチャー企業が出てくると叩かれる訳ですね。これもビジネス上当たり前です。ですが小さく、フットワークが効く現在の環境に適した企業がよい成果を得る!は本当です。これも時代の流れに対応したビジネスですね。

ブライダル産業からここ5年間で感じる事。
私達が実際にお客様と接して感じる事を記載します。昨年からのコロナの影響を省きます。お二人が望む結婚式の傾向。小規模、身内のみ、従来よりアットホームでパーティーのような雰囲気、二人だけの結婚式、リゾートで二人だけの思い出など。以前より小規模で二人だけのが強くなった気がします。或いは自然体の結婚式ですね。カジュアル感がより強くなったイメージです。これ!という事は無いですが、現在20代や30代の傾向は以前とは違いを感じます。そして結婚式場は結婚式場のみをご利用。自分たちで手間暇を掛けて、結婚式当日までに自分たちで揃えるですね。DIY要素が高いです。

もう持ち込みに料金が発生します!とかお二人が希望しているものや人を会場に入れる事が出来ないとなると”そもそもその会場で結婚式をする意味がない”ですよね。契約がどうとか会社の規則など言われて納得はしないでしょう。ご予約の契約は必ず確認する!プランナーさんに聞く!が大事ですね。

これからは結婚式プロデュース会社やフリーランスプランナーの時代!

ネットで見る情報、お客様からお聞きする内容、業界の方々から得られる情報からお客様に知って損はしない情報をご紹介します。
・会場で契約する前に”第三者からの意見を聞く”。
・契約した所で全て賄うと後で融通が利かない!
・会場は会場。その他のものはその他で選ぶと経済的に大きな差が生まれる。お二人の大事な資金です。
・できる限り自分でできる事は、お二人で協力して行う。

初めての事だから消費者はよくよく調べます。今までのブライダル企業のやり方ではなく、これから生まれる日本人が結婚式をする事の魅力や夢になりますように、と思うばかりです。そろそろ結婚式に携わる方々はそこを考えて行かないとダメですね。もう会場のビジュアルだけでは通用しない世の中ですね。


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