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世の中バンドマンの要望ばっかり

バンド、アーティスト側の要望、問題しか提示されていないように思います。

お客さん、って言い方はなんか買い物してくれるお客さんみたいでなんかイヤなんで余り使いたくないんですが(使いますが)オーディエンス目線の意見ってのが余り目にする事が無い気がします。

あっても痴漢とかカバンで場所取りとか。

勿論それも大事な事なんですが。

アーティスト側から発信される物って大体
「来てください」
「来たら楽しいです」
「生に限ります」
「僕たちこんなに頑張っています」

とか。

「来てください」は
「なんで行かなあかんねん。」



「来たら楽しいです」は
「ほんまかいな?根拠は?」

「生に限ります」は
「誰が決めてん」

「頑張ってます」は
「まぁ、あんたが好きな事やからな」


にもなるんです。

結局「知らんがな」
です。
まぁ、これは極端にネタにしてるだけですが。

でも実際俺はそう考えて、それをクリアしてから初めて「行きたいなぁ」
になります。

という事は、めっちゃ単純に考えたら、俺と同じようにクリア出来るように考えてもらえるようにすればいいんです。



当然めっちゃ難しいんですが、そもそも動員する事自体が難しくなってきている現代なんで、どっちにせよ考えて実験して行動していかんとどないもならんのです。

じゃあどうするか?

それはまずやっぱり音楽です。
絶対に音楽ありきです。

その音楽を最大の武器に、ベースにオーディエンス目線で物を考えてみる。自分に置き換える。

どうやったら来て貰えるか?
の前に
どうやったら選択肢に入るか?
これがまず課題なんです。

これをクリアすると「被った」っでのが無くなります。

俺はこれを関西圏ではクリアしてる、いや、ほぼクリアしてると言ってもいいと思う位にまでやったと思う。

ということは、来ない人ってのはもうターゲットにならないんです。残念ながら。

そういう人達が好んで観に行くバンドの事も考えなくていい。
共演とかも考えなくていいんです。

対バンしても来ないから。ファン獲得出来ないから。
こっちがターゲットに出来そうなファン層を獲得してい他のバンド、アーティストってのが一番大事になってくる。

これ、相当現実。
単にライブやるだけは俺はやりたくないです。
忙しいんです。

それが無い、見当たらない。
すると飽和した、になるんです。


となれば、来てくれる人、その前に選んでくれそうな人ってどういう人達か?を考える。

来ない人の事は一切考えなくていい。
これでマイナスをゼロスタートにして積み上げる事だけに集中出来る。

じゃあどんな人?

となれば、俺の友達、知り合いではなく、音楽が好きな人なんです。

ターゲットにならない人達が音楽が好きではないという意味ではない。

音楽が好きやから、対バンも観てくれるし楽しんでくれるし、良さを探して感じて、という風になってくる。

これ、間違いないです。
その為には俺がいいと思うアーティスト、バンドと組む。
これに尽きる。

じゃあその人達を強固に獲得するには?

その上で環境は大事やと思う。

アーティスト目線で気持ちいい。
とオーディエンス目線で気持ちいい、は違うと思う。

そこで、演奏技術とかは伝わらない、ミュージシャン好みのアーティストは伝わらない、、
これが
「技術不要論、音楽は精神で出来る論」
になる言い訳になるんです。

意味不明。
不味いラーメンや誰が行く?
不味いラーメン出されたら怒るミュージシャン居てると思う。

精神で作ったラーメンお金出して俺は食べたくない。
更に行き着くと
「ただでも食べない」

技術は磨かんとあかんのです。



これね、上手い、技術レベルが高いってのは「上手い奴の結果論」なんです。

結果的に上手いから仕方ないんです。
上手くてごめんね。
なんですよ。これ。

それを目指して何年も日夜努力続けてるんです。

そんなもんね、技術云々なんか当たり前過ぎる話で、そんなもん寝て起きてと同じレベルで考えるんです。

なので、そこは無視。

去年よりあまり上手くなってないなぁ、と考じる人の話は聞かなくてよい。

上手くなってる奴、結果出してる奴らしか言えないと思いますよ 。

これ、会社に置き換えましょか。

「お前が言うなよ」
「文句言う前に自分の仕事やれよ」
「お前、言うだけでやらへんやんけ」
「お前売上上げてないのになんで給料上げなあかんねん」

なんです。

アホほどシンプルなんです。


普通の社会生活で当たり前にある事なので、これを音楽活動に当てはめて考えたら物事シンプル過ぎて目眩がするレベルな勢いでシンプル。

難しく考え過ぎなんです。
テクニカルに考え過ぎ。
技術嫌いな人に限って。

何故どこでも当てはまるかという、人間の集まりやからです。
音の無形のマジックは人間の集まりの中で披露されるからです。


出来た上で「そんな技術なんかよりもっと大切な物があるんだよ」
って初めて言えると思います。

そのスタート地点に立てば、他の事に色々問題がある事にも気付いてくる。

会社なら部署毎にそれを解決するんやけど、今のミュージシャンは全部自分で考えなあかんのです。

全部コントロール出来る。
ええ時代ですねぇ、ほんとに!
出来ないならどうしようもない。
会社と同じなんです。

その問題の一つがライブハウスの環境問題です。

そこから先も又問題も色々あると思うけど、体験してないから俺は分からない。


自分たちはこれだけ頑張ってまーっす!

という一方的な思考って、結局そこで思考も何もかもが停止してると思うなぁ。


それ、サークルなんです。

ライブハウスの立ち見、椅子問題をblogに書いております。
是非お読み下さい!

Tetsuya Mitani blog
'Demon's Strike'

ライブハウスの立ち見、椅子問題

前編
http://blog.livedoor.jp/tetsuyamitani/archives/1076840456.html

後編
http://blog.livedoor.jp/tetsuyamitani/archives/1076841183.html



2月23日(日)
阿波座BIGJACK
Counter Attack2020
Spell Bound Vol,1



Emerald Aisles
(Slide 'LOVEHUNTER' In!)
with
Tetsuya Mitani's AMADEUS

開場 16:30
開演 17:00
前売り¥3500
当日 ¥4000
共に1ドリンク¥500別
学割¥1000引き
高校生以下無料


3月29日ご来場頂いた際に会場物販コーナーで2月のチケットをご提示頂けると、2月23日のステージを収録したDVD(詳細未定)をご進呈致します。
2月のステージの模様はSNS、動画サイトでの公開は致しませんので、貴重は物になるかと思います。

是非2,3月続けてお越し頂き、思い出、記念にDVDをゲットして下さい。

ご予約はこちらまでお願いいたします!
https://www.secure-cloud.jp/sf/1523417120HALrUgWJ



Office web site
https://emeraldaisles1101.wixsite.com/mysite

Youtube Channel
https://www.youtube.com/user/emerald2040

Tetsuya Mitani On Line Store
https://msrmusic.thebase.in/

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