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アウトプットはインプットを助ける

このnoteはLAPRAS Fans Advent Calendar 2019の初日用の記事として書いたものです。

私の周りには継続して学習している人が多くいます。
社内の書籍購入補助制度は毎日のように活用され、オフィス内の本棚にはエンジニアリングから組織論まで日々様々なテーマの書籍が増えています。社内には大学院に通いながら働いているメンバーもいます。勉強会に行ったり、社外の人に教えを請うことも日常的に行われています。

変わりゆく社会環境、潮流に対応し、ビジネスで能力を発揮し続けるためには学び続ける、インプットし続けることが必要不可欠です。
一方で、本を読むだけ、勉強会に参加するだけよりもっと効率の良い学習方法があります。

本noteでは、そんな学習方法を効率化する1つのTipsについて紹介します。


アウトプットによって、インプットが効果的になる

(はい。いきなり結論とアドベントカレンダーのテーマが来ましたね。タイトルでも書いてましたが)

学習において、記事を書いたり、LTで発表するなどアウトプットをすることはとても効果的です。
その理由は、学習内容を振り返ることができるからです。

 アウトプットの過程でさらなるインプットが必要になる

例えば、本で読んだことを基にしてLT発表する時には「事例も紹介した方が面白いな」と追加の情報を調べてみたり、「こう質問されたらどう回答するのが正しいんだろう」と想像して再度本を参照してみたり、さらなるインプットが必要になります。
本を読んでも、人の話を聞いても、それだけでは自分がアウトプットする時には情報が不足していることが多くあります。
アウトプットの機会を作ることで不足している情報や、理解したつもりで活用できるレベルに至っていない知識の存在に気づくことができます。

人に伝えることは、知識を整えること

インプットとアウトプットのフォーマットが異なることで、知識は整っていきます。
例えば勉強会で聞いた内容を基にしてブログを書く場合、聞いたことを一言一句書き写しても記事の体裁にはなりません。
また、聞いた内容すべてを書いても読者は飽きてしまうでしょう。ブログを書く時には要点をまとめて、キャッチな見出しをつける、「3つのポイント」のようにいくつかの重要項目を並列で記載するなどの工夫が必要です。
このように媒体などをまたいでフォーマットが変わることで、知識は整理され、解像度は高まっていきます。

最後に

アウトプットは誰のためにするのか。
多くの人は「私なんかが伝えられることはありません」と謙遜しますが、それは少し方向性が違うかもしれません。
まだ十分に伝えることが固まっていない人こそ、アウトプットに挑戦して、さらなるインプットをして、知識を整えていくべきだと私は思います。そうすることが、自身の学習の大きな助けになることでしょう。

というわけで、このアドベントカレンダーでは「アウトプット」というテーマで、過去のアウトプットを振り返ったり、アウトプットについて思うことを書いてみたり、これを機会にアウトプットをしたり、いろいろな人が思い思いに記事を公開していきます。

LAPRAS Fans Advent Calendar 2019、はじまります。

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