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トゲだらけ ワルナスビ

前回担当した企画展「身近で出会うちょっとあぶない?植物」は大きく4つのコーナーで構成しました。

  1. さわるとあぶない

  2. 食べるとあぶない

  3. さわらなくてもあぶない

  4. もっていてもあぶない

コンセプトとしては、私たちの普段の生活の中で出会うことのある、ちょっと危なくて油断すると不快な思いをしてしまうような植物に目を向け、かつそのちょっとあぶない性質について怖がるのではなく、興味をもってもらうことを考えていました。

そのさわるとあぶないコーナーで紹介した植物の一つがナス科のワルナスビ。トゲがあって扱いに困る上、地下茎で増える性質で農耕地に侵入すると対処が難しい雑草となってしまうようで、ワルナスビなんて名前になったようです。下の写真は農耕地ではないですが、確かに作物を育てる場所でこんなにほこったら面倒です。

群生するワルナスビ

しかし、ナス科といえば野菜などで馴染みのあるグループです。ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、パプリカ、シシトウ、ジャガイモはナス科の野菜です。ワルナスビはどんな花が咲くかというとこんな感じ(下)。

ワルナスビの花

うん、ナス科っぽい。今から夏でナス科の野菜の花も見れる季節。比べてみよう。

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