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いつもちょっと上り坂、ぐらいが丁度いい

なんとなく思いつきで、普段走る一周15kmほどのジョギングコースを今日は反対周りしてみた。いつもは平らだと思っていたところが反対から走ると上り坂だった。ということはいつも平らだと思っていたところが、実は緩やかな下り坂だったということだ。坂道は上りはきついからすぐ気づくが、ゆるい下りは、下っていることにすら気づかない。これは日々の生活や仕事でも同じことが言えるのかもしれない。困難や苦しさには僕たちは敏感で、ときに大したことでもないことに過剰に反応してしまっているかもしれない。逆に本当は惰性で下り続けていることにも気づかず日々を過ごしているかもしれないのだ。これは無意識なだけに結構怖い。上り坂はきつい。だけど少しづつでも登り続けていれば人生が終わりに近づき後ろを振り返ったときには自分が想像しなかった高みにいつの間にかたどり着いていて、そこから絶景が見えるかもしれない。そう信じて日々少しづつ坂道を登り続けよう。苦しくても過剰反応せずに淡々と。時には子供のようにみんなで元気に歌を歌いながらハイキングを楽しむように。

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