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今、思うこと。【カンボジア滞在12週目】

カンボジアに来て12週間が経った。

日本では、母校である筑波大学、その蹴球部が総理大臣杯で勝ち進んでいる様子をSNS等で見た。
大学4年の時にコロナが蔓延し、試合も応援も満足に行えなかった状態から、こうして試合ができる状態までなってきたことに改めて喜びを、そして母校の活躍がこうしてみられることに大きな刺激をいただいている。

がんばれ、筑波大学蹴球部の現役生のみなさん。


この国では、SameSameと呼ばれるものがたくさん流通している。
SameSame、つまり模造品、コピー商品のこと。

例えばNike、Puma、Adidasのスポーツブランド、Louis VuittonやGucciなどのファッションブランドなど、有名なブランドは網羅されていると思う。

セントラルマーケットをはじめとした市場だけでなく、道沿いに展開されている個人商店などでもコピー商品が販売されている。

おもしろいくらいに同じ。一見しただけではわからないくらいではあるので、日本で着てても他の人からの違和感は特にないと思う。

先日、こちらに来た友人がそれを1枚買っていた。なんと10$。
オーセンティックを買ったら多分20倍以上はするんじゃないかと思うから、驚きの値段。
Tシャツの値段に対して材質は…そこまで悪いようには思えなかった。複数回着ると、値段相応の質が見えてくるのかな?

SameSameの品物は主に輸入品だそうなので、それをつくっている国はある程度予想はつくが、その技術を持っていることに驚きなどを感じる。


ちょっと自己理解が進んだ話。

こちらで知り合ったとある男性と、温泉とごはんにいったときのこと。

前日に連絡を取り合い、どこか新しい温泉を開拓しようということに。
ちょっと調べてよさげなところがヒットしたので、そのお店の情報をシェアして、すぐに決定。当日、実際にその温泉に入った。

その温泉は、HPの写真よりも狭く、温泉の種類が少なく、メインがサウナになっていた。どうやらHPの情報がまだ更新されていなかったようだった。

とはいっても気持ちよかったので、言うほどの不満はなかったのだが。笑

そして、本題はここから。
温泉に入った後、近くの中華料理屋さんにその人の車で行くことに。

車での移動の最中、いろいろな話をして、途中で「どんな人がタイプ?」みたいな話が出た。ありふれた、よくある話だ。
なので、僕の思うような人をそのまま伝えた。

そうしたら、「へぇ。」といっていきなり股間を触ってきた。

一瞬全く何も意味が分からず、反射的にその手を払い除けていた。
残った感覚としては「気持ち悪い」ただそれだけ。

その人は、「興奮してんの?」と言って、にやにやしていた。
それがさらに気持ち悪い、という感覚を増長させた。

気持ち悪すぎたので、もはや感情を隠せず、気持ち悪さと少しの怒りをにじませたような顔をした。
そうしたら、その人はびっくりしたのか、「ごめん」とだけ言った。

今思えば、温泉で着替えているときに視線を感じることがあったり、会話の節々でちょっと違和感あるなと思うことはあった。ここで合点がいった。

特に、その人自身に関して何か言うつもりはない。
今回のこの経験を通じて自分が思うことは、僕はそういう感情を向けられることや行動の対象とされることに対して、よく感じないということだ。

頭の中だけで考えていたことが、こういった自分の身で感じたことによりその輪郭がはっきりすることで、自分をまた知れた。
嫌な経験だったけど、そういう意味では感謝ですね。


さて、今週もがんばります。

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