ロヒンギャ問題で揺れるミャンマー・ラカイン州とは?
ロヒンギャ問題で揺れる、ミャンマー・ラカイン州の、州都シットウェ(旧名:アキャブ)とミャウウーに先日行ってきました。
州都シットウェは早々に立ち去ろうと思ったのですが、ジェッティの時刻を誤ってしまったため、翌日になった事もアリ、一泊余計にステイしたのですが、逆に良かったです。ラカイン州と言う処には、なんと、日本の相撲に似たスポーツがありました。これは、郷土資料館(博物館)で撮影したものですが(左上)(右下)、一部、相撲と柔道を組み合わせたような感じの技もあります。
実は、ラカイン州には、古都(ミャウウー)があり、そこには、日本の戦国時代に戦乱を逃れた武士が来て付き人をしたというような伝記もあります。事実、現在もラカイン州では空手が流行って居たり(左真ん中)しますので、その時に教えられたものもあるのではないでしょうか。
ロヒンギャ問題と言う、歴史的に悲惨な、宗教的・民族的な分断政策による後始末が必要な場所、と言うイメージを持つより、日本人であれば、このような背景にある「州」と言う実態であることは、知っておいても損はしないのではないかと思います。
尚、ラカイン州に行くと、他の州とは異なり、仏教施設以外をあまり見ない(我々が見える様なメインロードには無い)と言う点も付記しておきます。他の州では、仏教もキリスト教もイスラム教もヒンドゥ教も融合して、調和した街になっているんですけどね。
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<ミャウウー>
<シットウェ>
<チャウピュー>
(中国資本による石油コンビナート)
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(タイトル画像:シットウェの郷土資料館にて)
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