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ゼウスのスチルライフマジック



 六本木スタジオで バイク撮影

心源くんが
乗ってくるのは
赤い DUCATI

綺麗なボディラインと
鮮烈な赤
そこで 思い出した

IMAMU-MOTORS
六スタの後輩で
篠山さんの 
アシスタント勤めて その後 
カメラマンとして活躍してた
今村くん
突然 写真卒業して
整備の学校に入り
最近 バイクショップオーナー
やってるらしい と

話してみたら
Harley Davidson
持って いた

これは 興味深い
だいぶ 乗りこなした
ロードキング
大きい イカツイ やつらしい
これは 絵になるそうだ
是非に ってことで
ご登場 お願いした

六スタ は 
創業 57年
僕が入ったのは 50年前

当時 
池田社長で
内藤さんがマネージャーだった

面接に行ったら
ああ いいよ
明日から 
布団と着替え 持っておいでよ

なんてことで
即 住み込み働き
噂には 聞いていたけど
なかなかに 
ハードワーク

ライティング 
覚えることもあるけど
ここで 学んだ大切なことは
写真で 楽しく稼いで
生活する方法だった

池田社長は
元 ヤナセのトップセールスマン
資本主義社会で生き抜く
生活のルール 
レールの引き方を
たっぷりと お話し いただいた
お金の 使い方などもね

この年まで 写真だけで
楽しく生活できたのは
この 六スタ修行時代が
あったからこそ

すでに
プロカメラマンとして
活躍している
六スタ 卒業生は
300人 越しているらしい

いま 現在も 更新中だし

ある意味
職業訓練教室 かも

ちょっと
ヤバそうな 18歳だった
あの 今村くんも
楽しい写真生活
送れたくらいなんだから

社会生活をちゃんと
送れるような
更生的な ところもあるのかも

人としての 大切な
コミニュケーション
それを 育ててくれたような
そんな スタジオだった

人生を生き抜くための
転換機会 でもあったな
しばらくは 大変だけど
楽しい生活のための
特別な 訓練場所だね

六本木スタジオは
ちょっと 大変だけど
素晴らしい生活のための
第一歩 なんだよ
夢を 叶えるためのね

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