2000年のJRにおける通勤通学輸送の改善

 今回の記事はブログと同じタイミングで投稿しています。2000年3月のダイヤ改正では各地のJR路線で通勤通学の輸送改善が行われました。今回は西日本と九州について、明日は北海道と東北について書いていきます。


 2000年3月快速では関西地区の「アーバンネットワーク」でも大幅なダイヤ変更がありました。まず京都線・神戸線の新快速が223系に統一され130km/h運転。221系の一部は阪和線宝塚線に転属して、阪和線宝塚線の快速の速達化を図りました。このときに宝塚線の快速は丹波路快速と命名されています。 なお2023年度には225系の投入により快速系統も221系が撤退して130km/h運転を開始し、221系は大和路線に転属した上で、201系を置き換える予定になっています。

 このほか2000年3月ダイヤ改正では山陽本線の広島県内で前空駅が開業したほか、久大本線の福岡県内で久留米大学前駅が開業しました。どちらも学校が近くにあるので開業した駅です。このダイヤ改正は食堂車廃止や新型車両の登場が主な内容でしたが新駅も2駅開業していて通学輸送に今も貢献しています。

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