アウェイ遠征を3倍楽しむ方法
こちらは、ジェフユナイテッド市原・千葉のアドベントカレンダー2022(https://adventar.org/calendars/8246)の記事です。
ジェフサポーターの皆さん、初めましての方もいらっしゃるかと思います。アドベントカレンダーには初参加のテツローと申します。
まずは自己紹介から。
ジェフサポになってからは早30年のおっさんです。市原市生まれで両親が元古河電工という自称「ジェフサポのサラブレッド」 とはいえJリーグ開幕当初はそこまではまっていたわけではなく、臨海に通い始めたのは2000年頃から。その後の降格危機、そしてオシムジェフの躍進、初タイトル、奇跡の残留あたりまではホームはほぼ皆勤も、アウェイは年に何回か行く程度でした。
それがJ2に降格をしたころから、ずぶずぶと沼にはまり、今では夫婦でアウェイ遠征三昧の年月。例年平均15試合、アウェイ遠征&観光を楽しんでいます。アウェイではゴール裏やメインスタンドをふらふらしています。どうぞよろしくお願いします。(ちなみに妻が何年か前にエア遠征記に参加していました)
J2生活も来年で14年目。上と下で入れ替えのある世界屈指のアウェイ遠征天国J2といえども、毎年同じようなスタジアムに通うことも増え、さすがに観光のネタも減ってきたサポーターも多いはず。そこで今回はアウェイを楽しむコツを個人的偏見でご紹介したいと思います。
1・季節ものを狙おう!
毎年同じスタジアムに向かうとはいえ、開催時期はその年によって違います(実は同時期の開催、多いですけどね)。そこでその季節にしか見られないものを狙うのは基本中の基本です。
少し古い話ですが5年前の金沢戦はGWの開催でした。通常なら価格の高くなるGWはちょっと敬遠したいところ。しかし実はこの時期の北陸には他の時期では見られないスポットがあるんです。それがここ!
立山黒部アルペンルートの通称「雪の大谷」。この時は金沢の隣県、富山からのバスツアーで、雪の大谷が見られる室堂まで往復しました。ちなみにこの時期の富山はホタルイカ、白エビとグルメも楽しめる天国です。
そう、グルメも季節ものといえますよね。
季節ものというと1番思いつくのはやはり「花」、そして「桜」です。昨年の京都遠征では仁和寺の御室桜が満開で最高でした。いくつの寺社に桜を見に行ったのか覚えておらず、ここまで来ると、もう桜を見に行ったのかサッカーを見に行ったのかよくわかりません。
そして極めつけの季節ものは「祭り」です。これはなかなか難易度高めです。2019年の岐阜戦の前日、岐阜市から50㎞北上した郡上市では、夏の風物詩、「郡上踊り」の開幕の日(発祥祭)でした。雨の中ずぶ濡れになりながら楽しく踊りまくりました。あれは本当に楽しかった。岐阜さんにも早く上がってきてほしいものです。(名古屋戦でも行けそうなので、我々が上がればよいという説もあり)
そして祭り、イベントといえば記憶に新しいところでは、今年の山形戦のこれでしょう。
「日本一の芋煮会」。試合の日にまさかのどんぴしゃ、しかも3年ぶりの開催ということで多くのジェフサポさんが訪れていましたね。季節外れの暑さで大変でしたが、貴重な経験ができて本当に良かったです。
こんなこともあるので1年で1番楽しみなのは日程発表の日。毎年日程発表の直後の週末は大まかな遠征の計画をたてています。季節限定イベントは何年たっても記憶に残ることが多いです。チャンスをお見逃しなく。
2・ルートを工夫してみよう!
遠征の交通手段は車、夜行バス、電車、飛行機など様々です。そしてどこからその目的地に向かうのか、などを考えるのも遠征の醍醐味です。(夜行バスといえば徳島戦のときのマイフローラ号はおすすめ)
去年のGW、ジェフは5月1日に新潟でのアウェイ、5日に山口でのアウェイの試合が予定されていました。私がこんなおいしい設定を見逃すはずがありません。
5月1日に新潟で試合を終えた後、高速バス、JR、レンタカーなどを乗り継ぎ、舞鶴、天橋立、鳥取砂丘などを観光しながら5日間かけて日本海を横断し、試合までに山口までたどり着きました。
そういえば何年か前の熊本戦では鹿児島空港から入って北九州空港を出発したこともありました。基本的に移動しながら・・というのが好きなのかも。
もちろん普段は仕事しながらの土日1泊2日のアウェイ遠征がほとんどなので、こんな無茶は1年に1回あるかないかですが、1泊の時も毎回あらゆる可能性を検討しながら遠征を計画しています。今年の大分遠征は宮崎空港から帰ってきましたが、このあたりは序の口です。(試合のないはずの高知県に鰹の美味しさにはまって3年連続で行ったこともありました)
今度はどんな旅ができるのか、自分でも楽しみです。(やっぱり船、使いたいよね)
3・こだわりを加えてみよう!
ただ旅行に行くよりも、なにかこだわりをもって計画を組むと楽しさがさらに増します。最近の私のこだわりは「島」と「山」です。
アウェイ遠征先の近くには魅力的な島がたくさんあります。
「島」は独自の食文化と美しい自然、そこに住む人々の親切さ、魅力いっぱいです。日本は島国。まだまだ行きたい島だらけです。
そしてここ最近はまりだしているのは「山」。千葉県生まれ千葉県育ちの私は元々山に憧れがありました。綺麗な山を眺めると心ときめいていたのですが、ここ何年かはせっかくなら登ってしまおうと計画をしはじめています。もちろん元々が素人に毛が生えたぐらいのレベルですので、手軽に登れる百名山などを狙っています。今年はまず甲府戦の翌日にちょっと足を伸ばして車山へ。
仙台戦の前には夏休みを絡めて安達太良山と月山に登ってきました。
さらに山形戦のときには、蔵王山の頂上にも行ってきました。
いずれもトレッキングレベルの軽い登山ですが、来シーズン以降もチャンスがあれば狙っていこうと思っています。
他にも全国の「一の宮」にこだわって参拝しているとか色々あるのですが、キリがないのでまた次の機会に。
そんなわけで同じようなアウェイ遠征先でもまだまだやりたいこと、行きたいところはたくさんあります。日程発表の日が早く来ないかなあ~
おまけ・早起きは三文の得
ちなみにうちの夫婦は遠征ではめちゃめちゃ早起きです。天気が良かったりすると躊躇なく朝4時前にでも出発します。朝早く起きると絶景に出会えることもあります。最後に日帰りの水戸遠征の朝に大洗海岸で出会えた絶景をご紹介します。
というわけで私なりのアウェイを楽しむ方法をご紹介させていただきましたが、1番の喜びは勝ち点3と勝利の後の祝勝会です。Twitterで「試合以外は楽しかった!」とよく言ってますが、あれは負け惜しみです(笑)
来シーズンは1試合でも多く祝勝会に行きたい!そしてシーズン終わりには昇格祝いの美酒も楽しみたい!…毎年の願いですが。
そんなこんなで、来シーズンもこれまで以上に楽しみたいと思います。ジェフサポ仲間の皆様、夫婦ともどもよろしくお願いします。
ちなみにこの記事、「3倍楽しむ」「楽しむコツは3つ」「記事は全部で3,333文字」と3にこだわった構成になっています。来年は1試合でも多く勝ち点3を獲得できますように。