マガジンのカバー画像

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)世界を作る子供

10
災害後の滅亡寸前寸前の人類が新たな世界を作っていきます
運営しているクリエイター

#Z世代

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)⑩

僕たちのように国に所属しない人がいるのではないかと思い、探してみることにした。山田さんの…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)⑨

何年か経ったころ、集団は大きくなり小さな集落の人は吸収されていった。そして、僕たちのグル…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)⑧

縄文時代から弥生時代に変わったのは、水田稲作が始まり大規模な集団生活になったころだ。 備…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)⑦

村を訪ねていると、大きな集団ができているという噂をきいた。この辺は小さな集団があちこちに…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)⑥

グループ同士の繋がりが大切だと思い、近所の村に訪ねていくようになった。近所といっても山を…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)⑤

ずっと思い出せなかった昔のことを思い出したが、あまりにも今の生活と違い過ぎて夢だったので…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)④

「隼人、今日の火はどうだい?」 「今日の火は最高だぜ」 どう見てもいつもと同じ火だけど、隼人にとっては最高らしい。 「山田さんが来たんだけど、子供が生まれている村があるらしいぜ」 「こんな時代でも子供は生まれるんだな」 「人間って強いんだな、都会は壊滅しているらしい」 「そうか、田舎より都会のほうが被害が大きかったんだな、しかも都会ほどライフラインが無くなったら生活ができないだろう」 「そういえばあきらはここに来る前はどこに住んでいたんだっけ?」 「それが、あの時の激しい揺れ

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)③

数か月後、山田さんが訪ねてきた。 「こんにちは、あれから色々と行ってみましたが5名くらいの…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)②

食材を探して帰ってくると、みんなが揃って焚火をしていた。 「はじめ、山田さんという人が訪…

Z世代に伝えたい、優しい世界の作り方(2章)①

「こんにちは、山田と申しますがどなたかいますか?」 僕たちのグループに人が訪ねてきた。 「…