構造用語「SS材,SM材,SMA材,SN材」とは?1分でわかる意味を解説

構造用鋼材では、板材として一般構造用圧延鋼材、溶接構造用圧延鋼材、形鋼としてはH形鋼、山形鋼、鋼管等があげられます。

一般構造用圧延鋼材「SS材」SSとはSteal Structureのこと。

強度レベルごとに、SS330,SS400,SS490,SS540があります。数字は保証している引張強度(N/mm2)の下限値を示しており、JIS鋼材のうちで最も多量に生産され、あらゆる分野に使用されています。

溶接構造用圧延鋼材「SM材」

溶接性を考慮し成分を調整して製造された鋼材です。引張強さ(N/mm2)によりSM400,SM490,SM490,Y520,SM570等があります。

溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材「SMA材料」

鋼材の腐食に対して配慮し、鋼材の表面に進行性の少ない緻密なさびが発生するような成分を添加し、製造された鋼材。耐候性鋼材は、使用する環境によっては、塗装を用いなくても緻密な背日により、錆の進展を抑制する特徴を有しています。

建築構造用鋼材「SN材」

建築鉄骨の構造用として定められた鋼材。建築分野における使用の現状を考慮して従来から使用されてきたSN400材,SN490材の2種類としています。

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