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長崎の場末のスナックが『SHIBUYA CHMNEY COFFEE:渋谷チムニーコーヒー』を応援したくなった。


どうもはじめまして。
長崎の場末にあるスナック:スナック梓のむすこの片山と申します。
 
SHIBUYA CHMNEY COFFEE について知人や友人に伝えるために、まとめておこうと思い、このnoteに残したいと思います。

(1)梓は「SHIBUYA FREE COFFEE」はじめます

スナック梓は『SHIBUYA FREE COFFEE:渋谷フリーコーヒー』の取り組みに加勢ができたらと思い、この秋から取り扱い店に選んでいただくこととなりました。

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渋谷フリーコーヒーは元々、芸人であり絵本作家でもあるキングコングの「にしのあきひろ」さんが発案された取り組みで、渋谷で無料のコーヒーが飲めるグッズショップとしてはじまります。

↑この方のブログがわかりやすいのでご覧いただけたらと思います(感謝)

この取り組みのテーマの一つは「ギフト文化の醸成」です。
 
無料で飲めるのはなぜかというと、
すでに「どこかの誰か」が「知らない50人のために」お金を払って、
コーヒーをプレゼントしてくれているからなんですね。
 
そして実際に飲んだ方は、提供者にSNSなどを通じてお礼を伝えるという流れが生まれています。

私も実際にInstagramにて、コーヒーをいただいた方にお礼を伝えさせていただきました。

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提供をしてくれた方から
「僕までその言葉で元気をもらえました」
「僕のほうこそ本当にありがとうございます」
ってお言葉をもらいました。
 
いえいえ、こちらこそですよ…(涙)
おかげさまで、お客さんも楽しんで喜んでくれて、
コロナ禍で落ち込んでいたところにほんとに元気をいただきました(泣)
 
なんてやさしい取り組みと思いませんか?


渋谷フリーコーヒーはそんな感じで、活動が続いておりました。
しかしコロナ禍でグッズショップは閉店することに。
 
それで、「にしのあきひろさんのオンラインサロン:西野亮廣エンタメ研究所」の全国のメンバーさんの店舗に扱ってもらう運びとなります。 
ちょうどこのコーヒーについて調べていたボクは、
タイミングよく募集を見つけます。
 
「わー絶対やる!すごくいい取り組みだって!」
と手を挙げさせていただいたのでした。

(2)コーヒーが2050年には飲めなくなるかもしれない

さて、このフリーコーヒーの取り組みに使われているのは、
『SHIBUYA CHMNEY COFFEE:渋谷チムニーコーヒー』というコーヒーです。

CHIMNEY チムニー=えんとつなんですが、
にしのあきひろさん原作で12月に公開の「映画えんとつ町のプペル」
その舞台である「えんとつ町」の世界観から生まれたのがこのコーヒーです。(渋谷フリーコーヒーのグッズショップは「えんとつ町のコーヒー屋さん」を感じられる内装でした)

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(デザインおしゃれで、ついおみやげにしちゃう)

このコーヒーは、ラオスのスペシャルティコーヒーでして、
「オンラインサロン:西野亮廣エンタメ研究所」メンバーで神戸在住の上野真人さんがラオスの支援となれば…という想いから作られたものです。
 
上野さんは神戸ポートアイランドにあるスペシャルティコーヒー専門店 LANDMADE(ランドメイド)の店主さんです。

上野さんがお隣は佐賀県の唐津市に来られる機会があったので、私も実際に会いに行ってきました。ほんと熱い想いを持った素敵な方でした。
 
上野さんが言うには、今世界で気軽に飲まれているコーヒー、
このままだと2050年には飲めなくなってしまうらしいのです。

原因は

①単純にコーヒーを飲む人口が増えた
②温暖化によってコーヒーを育てる環境がなくなる
③賃金の問題で担い手:後継者がいなくなる

この3つということでした。
 
これを解決する方法として、スペシャルティコーヒーを広める活動を上野さんはラオスの生産者さんたちと繋がりながら続けておられます。
 
スペシャルティコーヒーとは素晴らしい品質で(世界の上位約5%)。どこの誰が作ったかが明確なものです。 
 
それが継続できるベースとして、貧困層が多いコーヒー生産者に対し、相場に関わらず正当な賃金を直接生産者に支払い支援するという取り組みがあります(ダイレクトトレード)
(※フェアトレードが農協単位でしか加盟できないのに対し、農家単位で直接やりとりするのでそう呼ばれている。)

上野さんのお話聞いたり、記事を読んで勉強しました(受け売りw)

上野さんの想いと、にしのさんの想いが交わって、
渋谷チムニーコーヒーの活動は産まれたんですね。

貧困と戦争を終わらせる。こりゃハンパない取り組みだ。
自分も力になりたい。そして美味しいコーヒーも飲みたい。

(3)『渋谷チムニーコーヒー』の卸はじめるってよ

さて、今まで意識高い感じで
思いを書いてきましたが、
 
実はわたし…
 
フリーコーヒーのことは知ってたけど…
 
特に手を挙げるつもりもなかったし、
上野さんの取り組みは何となく知っていたようで、
ちゃんと関心が向いておりませんでした(汗)ごめーん
 
そんな私の気がチムニーコーヒーに向くきっかけをくれた方の話をしたいと思います。株式会社NISHINO のインターン生の「べぇくん」という方がいます。彼なんです。
 
「激しめのバカ」というキャラで仕事をしてない感じの日常をSNSで発信されていて、日々の仕事で疲れた頭と体は彼の投稿に癒されます(笑)
※腹筋したり、走ったり、飲み会したり、肉食ったり、トライアスロンしたり、寝坊したり(笑)
  
彼がとある日こういう記事を書いてました。

実は、ラオスのプロジェクトで雇用を生み出すために、森を買おうとしているのですが、

(も、森!!すごー(いくらくらいするんだろう…))

コーヒーを焙煎して頂いている、上野さんに聞いたところ、森を購入すると、年間1トンコーヒーが取れれたりします!!さらに今後も取れる量は増えるし、販売し続けなければなりません。

(そ、そりゃそうだろ。森だもん、森!(よくわかってない))

継続的に雇用を生み続けるためにも、ラオスのプロジェクトを続けていくためにも コーヒーを卸したい!!!

↑ こんな感じで、全国のエンタメ研究所のサロンメンバーさんの店舗にコーヒーを卸すことにしたって書かれてました。
 
でも僕は、
「べぇくんが仕事しとる!(驚)」 ←そこかい
 
それがすごく印象的でチムニーコーヒーの事、調べはじめました(笑)
はい。入り口は何でもいいんです。
 
興味が向いたら、
『渋谷フリーコーヒーってそういう意味合いがあったのかー』
『上野さんって方はこういう想いをお持ちなのかー』
『ラオスの雇用の問題がー』
って感じで、どんどん関心が深まってきました。
 
元々、私は自然や環境に関する活動をしていたこともあったり、カフェで働きコーヒーをお出ししていた経験もあったりしたので、スッと胸の内に入ってくる感じでした。
 
そして、「コーヒー豆の販売」にも手を挙げることにしました。
  
ちょうど、コロナ禍をどう乗り切ろうかって
実家の両親のスナックで物販を検討してたところでした。
どうせやるなら、このプロジェクトの応援したいって思いに至ります。
長崎の場末のスナックは卸先の店舗になりましたよ。
 
  
ってな感じで、「べぇくん」に影響受けて、動きはじめたんですね。
きっかけをくれてありがとうございます。
 
彼は「激しめのバカ」ってキャラをつくってるけど、
あれはただのバカをしてるわけじゃないですよ…。
 
そんな彼は全国の卸をする店舗にてコーヒーイベント(という名の飲み会?)をして行脚するそうです。スナック梓にも来られます。
ぜひゆっくり想いを聞けたらと思います^^
 
 
【べぇくんコーヒーイベントin長崎10月24日(金)】
株式会社NISHINOインターン生の「 べぇ くん 」をお呼びしてコーヒーイベントを開きます。

(※注:イベントは終了しました。ありがとうございました。)


そしてこの日は、渋谷フリーコーヒーを普及させるべく、べぇくんが募集したチームで活動する大学生のお一人、くうが君もお呼びしました。
 
くうが君とは、夜のべぇくんイベントに先駆けて、
お昼のスナック梓を使って、フリーコーヒーイベントを一緒にやれたらと思います。べぇくんもきっと居てくれるので、ゆっくりとお二人の話を聞くチャンスです。
 

(4)感謝:渋谷チムニーコーヒーに元気をいただいてます

 
スナック梓を通してこの活動をすることで、
ラオスの支援になり、コーヒー文化の下支えになり、
やさしいギフト文化の醸成に少しでも力になれたらと考えました。
 
スナック梓としても、これをきっかけに出逢える人がいるとしたら、
とても嬉しいことです。どんな場所でも、来てくれる人が居てやっと場づくりは完成するからですね。
 
コロナ禍で飲食店もなかなか大変で、気持ちが落ち込みそうな時もありますが、チムニーコーヒーに元気をいただいております。煙に覆われた、えんとつ町のお空の上の星空が見えてくるような気持ちです。
 
チムニーコーヒーの関係者のみなさま応援してます、私もがんばります。
 

スナック梓 むすこ 
片山けんちき

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いつかご一緒できること楽しみにしてます

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