ダベルの語源は駄弁るだけど日本語化になぜこんなに時間が掛かったのか?と言うと、言葉というより行為の翻訳が大変だったと言う話
十月七日、本日今朝バージョンアップしたボイスソーシャルアプリ「ダベル 」。遂に日本語化しました。本当に長く苦しい道のりでした。何より「ダベル」という古くて新しい行為を日本語でちゃんと翻訳するのが本当に大変でした。
もともとアプリの語源が日本語の「駄弁る」から来ていると言うのに!(涙)
さて、ダベルとは何なのか?それはつまり「すぐ気軽に雑談を配信できて」「友達だけでなく初めての人とサクッと雑談が楽しめる」行為です。一つ目の「雑談配信機能」は直ぐイメージできると思うのですけど、やはり二つ目の「初めての人とでも気軽に雑談楽しめる」出会い部分の製品機能は本当に無茶苦茶大変で、いまだに開発陣だけでなく、現実に今使って下さっているダベラーの皆さんも日々その使いこなしに四苦八苦されています。
雑談 親しい仲間同士の雑談や家族団欒時の雑談。それは通話アプリのプライベートな雑談として日々当たり前に存在しているのですがツイッターみたいなオープンな場で(しかもライブで生声で)雑談できるのか?きっとやれるはず!しかも最高に楽しくて無茶苦茶快適な筈だ!これがダベルのとっても大きなチャレンジでした。だからこそ TALKER とか WANT TO TALK とか JUST LISTENING など機能名称や役割名称、状態表示の際の呼称など、かなりこだわりながら開発してきました。
現実の開発プロセスは省きますが(涙涙の連続)、実際ダベルでオンラインの雑談を通じて(知らなかった人たちと)いきなり駄弁る体験は格別でした。
そういった足掛け三年に渡る紆余曲折を経て、今は随分製品として良い感じに育ちました。実際エンゲージメントタイムも一時間近くで、リテンションレート(利用継続率)やユーザーサーベイでの満足度レベル(ワオ!モーメントテスト)も極めて高いので、実際、徐々にそのバリューを届けられつつあるのだと思います。本当に嬉しい!です。
ただ、その「オープンな出会いのある雑談スペース」が日本で普及していくのは、きっと二年後くらいになるだろう!(実際ツイッターやフェイスブックの普及にもかなり掛かりましたよね... )と思っていたので、日本語化は全く考えていませんでした。
が、ところが三月二十八日以降(コロナ禍のため米国から急遽帰国しました)本当に、多くの日本人ユーザーの皆さんによる地道な雑談配信のパワーのお陰で、今や新規ダベルユーザーの30%前後が日本人ユーザーという状況になり今夏から本格的に日本語化作業を始めました。ところが当初1〜2週間程度と見込んでいた日本語翻訳作業も、気がつけば真夏の時候から秋ど真ん中の季節到来!の今今までたっぷり時間が掛かってしまいました。
その翻訳の成果はぜひご覧になってください。そして、心から今までずっと支えて下さったダベラーの皆さんに感謝の意を捧げたいです。
そしてそのオープンな出会いのある雑談空間、誰とでも駄弁れるダベル空間、ぜひ(日本語版で)お楽しみください。人によっては「誰とでも喋れる深夜ラジオ」とも、あるいは「電話がラジオになったようだ!」とも、はたまた「いつでも混線する国際電話」(笑)とも、様々な表現をしていただけるのですが、まだまだ未熟で野性味ある開発途上の自由解放区です。その製品の姿は、今後もますます変化しながら成長し続けると思いますが、その都度大きなバージョンアップ毎に日本語表現に悩み続けるだろうと思います...。
日々皆さんの使い方で変わっていく声のソーシャルアプリがダベルです。僕自身も大体ダベルにいるので、気軽にお喋りに誘って下さい。あなたのコメント直接お聞きしたいです。そして、もっとこんなことやりたい!を直接教えて下さい。ダベルでお会いするのをとっても楽しみにしています!Stay tuned in Dabel.app!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?