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突然プロデューサー宣言

先週末ダベルやりすぎてバーンアウトしてしまったドキドキCEOファウンダー井口です。ここ二週間ほど、ほぼダベルの中に生きていたので本来の会社業務が全く止まっていました(洒落になりません!)。

マイクラ社長がマイクラ世界から戻って来れなくなったとか、任天同社長がどう森ワールドから帰って来ないとかそういう話はあまり聴かないので、やはり尋常じゃないと思いました...。

倒れるまでやり続けているのは流石にマズイ。

自分の配信だけでなく、他のダベラーの皆さんの配信に参加するだけでなく、当然製品開発業務やマーケティング業務、オンラインイベント企画やソーシャルネットワークを通じた情報発信など全てが余りに楽し過ぎて、元々過集中しやすく寝食を忘れ没頭し続けるパーソナリティなので、今回のようなバーンアウトは時間の問題だったかも知れません。

ダベルで音声配信しながら始まる新しい雑談のネットワーキングはドキドキ創業期からずっと実現したかった理想の体験だったので、それが叶った嬉しさもきっと有ったと思うのですが、それにしても度を越していると言わざるを得ません。

投資家さんとのディールとかコロナ状況下でこそやらないといけない日々の実務を自分が進めない限り、このダベルそのものが継続維持できなくなりますから本当にマズイと思いました...。

........が、この週末寝込んで、ずっと考え抜いて、少しだけ光明が見えました。

いや、CEOが新色忘れて没頭して業務が止まるレベルのアプリって最高なんじゃないの?...

と、全力で振り切って自社アプリを使い続けた挙句ようやくそう思えたのでした。

........じゃあそのとんでもない没頭と集中ってなんでこのダベルで起こってるの?それを再考しました。

より正確に言うとこういった過集中に至る人のプロファイリングをしようと思い立ったのです(もし、それが判明すればダベルアプリを届けるべき人がクリアになるので、当然ながら自分の仕事もずいぶん捗ります!)。

実は回答はすでにダベルの中にありました。

たまたま数日前に始めていた「多動協会」と言う、多動な人たちが多動な出来事(多くは失敗談)を多動に語り合うダベルがこの「多動協会」でした。

そして、これを始めたところ大変好評で多動を語り合う楽しさに痺れたのですが、どうもそこでの熱量が半端じゃなかったのです。

そして気がついたのですが、どうやらトップダベラーの皆さんの多くが、実は多動気味だったのでした(そうじゃない人はダベルを使いこなせないとかそう言う主張では全くないですよ、念のため!)。

え!マジ?なぜ多動?と思って、早速ダベラーの皆さんとダベル上で語り合ったのですが(シオジーさん、しほりんさん、ありがとう!)、多くのダベラーの方々が多動ゆえの大変さを克服して生きつつも、ダベルを通じて多くの多動的な人たちと語り合えたことで、その人たちの人生が凄く面白い方向に転がり始めているらしいことを知りました(多動と言ってもその定義や解釈は千差万別な上、医学的見地でのちゃんとした診断等、僕自身全く疎いのでここでは特に深く触れません。すいません!)。

じゃあ、どうして多動の人たちにとってダベルが快適で(自分の場合は寝食忘れて没頭するほど)楽しい体験なのか?を(ダベル上で)語り合いました。

ダベルは"多動"だった。

下はそのまとめなのですが、要するにこう言うことかと...。

1)なによりインプットが簡単で快適だ!

2)すぐに賛意を得られるので前向きになれる。だから楽しい。

3)声を介して共感を得やすいのでプロジェクトが簡単に始まる。生産性が極めて高いので、淀みなく使い続けられる...。

もう少し詳しく言うと、

1)なによりインプットが簡単で快適!

テキストチャットに比べると、声によるインプットの方が断然楽で快適ですよね。

2)すぐに賛意を得られるので前向きになれる。だから楽しい。

ダベルは基本複数人で音声配信するので、その場で賛同の意思を示してもらえる。この威力はものすごく大きいです...。

3)声を介して共感を得やすいので、プロジェクトが簡単に始まる。生産性が極めて高いので、淀みなく使い続けられる...。

その場で新しいアイデアを語ったとして、その場で賛同の意を直接示されるとますます楽しくなってアイデアが前向きに発展していく。

その上そのアイデアの発展に参加する人たちはどんどんそのアイデアへのコミットを深めていく傾向もあるので、最初の思いつきから具体的なプロジェクトへと成長発展するまでのタイムラグが極めて短い。なので、アイデアがアイデアを呼びプロジェクトが次々発生するポジティブなサイクルがどんどん加速する...。

本当に楽し過ぎて、まさに寝食忘れて没頭する訳です。

プロジェクト量産装置

上に添付したのは、僕がダベルでやっているプロジェクトの一例なのですが、

一つ目はオールユアーズの木村さんとやっている哲学対話。今回は「価値と労働と疎外」について三夜連続で語ったのですが、アパレルとソフトウェアの付加価値のあり様を経営者の立場で語り合え、本当に有意義な体験でした。

またもう一つは、自分が「積ん読」にしている書籍の序文だけ読み続ける企画でして、だいたい著者の主張や仮説・提言のほとんどはイントロダクションに圧縮されているなあと思い、しばらく序文ばかり読み続けている連続企画です。

この企画も多くの人達が試すといいなあと思っているプロジェクトアイデアなのですがそう言うアイデアが日々湧いてくるだけでなく次々と思いついたら即試せて、しかもその場で賛同する人たちと新プロジェクトを次々スタートできる体験は本当に得難く、自分のそこそこ長い人生の中でもあまりなかった貴重な出来事でした。

そしてそれが日々本当に起こっていると言うのは、実に嬉しすぎるパラダイス的な状況でした。....なのですが結果、それが行き過ぎてて先週末バーンアウトしてしまったのでした...。

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で、改めて思ったのです!

こんなに楽しいこと....存分に楽しむべきは自分じゃなくって、ユーザーの皆さんこそが主役です。

自分が本当にずっと没頭し続け、存分に楽しめることを自ら実証できたのは良かった。だけど、それをより良く改善改良しながら効果的にお届けすることが一番大事な自社の事業です。

しかもCEOファウンダー自身がリードしてそれを楽しんでしまうと、アプリの成長限界を自分自身で規定してしまうことになる。アプリの楽しみ方遊び方のアイデアの限界を自らが規定してしまってはツマラナイ!

なので、自らはプレイヤーの立場ではなくプロデューサーの立場でダベルを盛り上げて行こう!と決意したのでした。

もちろん配信そのものは相変わらずやります(減らしますけど)。

が、新しい配信フォーマットを自ら発明してダベルユーザーコミュニティをリードしていく様な旗振り役の立場は、これからはユーザーの皆様にお任せしよう!と思います。

そして、プロデューサー宣言

今後僕自身はプロデューサーの立場で、ダベルが巻き起こす新しい声のソーシャルメディアの力を世界にますます広げていくことに専念・邁進したいと思います。

オースティンでブラインドコンソーシアムの皆さんと手がけたチャリティコンサート(RAISE YOUR VOICE)や、神戸の078KOBEコミュニティの皆さんとご一緒した提携プロジェクト(078 KOBEL)などはその一例ですが、その様な内外連携をどんどん仕掛けて行きたいと思います。

ダベルは本日最新バージョンの「アスチルベ(Ver. 3.3.1)」リリースしました。プロフィールの共有やコメントのコピペ、サウンドエフェクト全面見直しなど大幅に改善改良していますので、是非この機会に「雑談のソーシャルネットワーク」を体験してみてください!

ダベルの利用は健康第一!です。適切な食事と運動と睡眠を心がけてお使いください!アプリはiOS対応です。Androidバージョンはしばらくお待ち下さい。

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