【鉄道用語解説】車両停止標識

前回は列車停止標識についての記事を投稿しましたが、今回はぱっと見よく似ている車両停止標識(通称車停)についてみていきましょう。

車両停止標識

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車両停止標識は黒字に白の十字(画像の一番上の標識)です。列車停止標識とは色の使い方が逆となっています。見た目が似ているので鉄道会社に入ったばかりのころはどっちがどっちなのかよく分からなくなっていました。

車両停止標識は車両を停止させる限界を表示する必要がある箇所に表示することになっています。ここでの「車両」は主に入換車両を指します。

ではなぜこの車停を表示する必要があるのか、それは、車両の入換を行う際に入換車両が進んでいい限界を決める必要があるためです。意味合いとしては列停の車両バージョンとして考えていただければ良いと思います。

入換車両はこの車停を超えない範囲で入換を行います。


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