夢をかなえるゾウ0000-3

『夢をかなえるゾウ』で夢を叶えられるか(第3回)

はいはーい、みなさん、お元気?

春一番に乗って、世界中にウキウキを届けたい塩沼 哲ですよ。

前回の課題は『コンビニでお釣りを募金する』でした。

募金って、最初はなかなか恥ずかしい。でも慣れるとそうでもないのかもしれません。僕が募金できる額はまだまだ少ないですが、それでも、つんつんと尖っている気持ちが丸くなっているのを感じました。

小説のほうはと言うと、主人公はまず100円を近くのコンビニで募金したみたいです。ガネーシャに感想を聞かれると、「なんだかこそばゆいような感じ」だったとのこと。僕も同じように感じました。

ガネーシャは言います。「まあ最初はそなんもんでええで。でもこれからは自分の100円が人を幸せにしとることを考えながら募金するんやで。人助けするっちゅうことは素晴らしいことや、いうて自分自身に教えていかんとな」

ふむふむ。

金額は関係ないのだと思います。100円でも10円でも1円でもいい。自分の行為が誰かの役に立つ。そう考える気持ちが大事なのだと考えます。

さて、主人公とガネーシャは話しているうちに食事の話になります。その流れから今日の課題は『腹八分』にしようということに。ガネーシャは主人公に問いかけます。「意外と飯って残さへんやろ。なんでやろな?」

主人公は、「子供のころ、食べ物を残したら先生や親から怒られた」こと、それから「残すのももったいない気がする」ことが理由ではないだろうかと答えます。

それに対して、ガネーシャ。「なるほどな。ま、料理作っている人や、素材になってる生き物には感謝せなあかんけど、でもな、基本的には自分ら食いすぎやねん。食いすぎると・・」ということで、食いすぎが引き起こすことをいくつか挙げていきます。

体に悪いのはもちろん、眠くなる、集中力が下がる、寝る前に食いすぎると目覚めが悪くなる。それから、ガネーシャの友達である釈迦が言っていたそうなのですが、「宿食」という言葉があって、宿食(食いすぎ)はいろいろな病を引き起こす原因になっているらしいのです。

そしてガネーシャのキメの言葉。「腹八文はささいなことに見えるかも分からんけど、これ、今日からずっとやってみ。食べたいと思ても腹八分で必ずおさえるんや。そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで」

わお。

ということで、今回のガネーシャからの課題。

『食事を腹八分におさえる』

生活が変わるそうですよ。

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