「われは海の子」鍵盤弾き語り

「われは海の子」(明治43年)鍵盤弾き語り
作詞:宮原晃一郎
作曲:作者不詳
キーの高さ:ニ長調

1910年(明治43年)に「尋常小学読本唱歌」に発表されました。
当初7番までありましたが、1947年(昭和22年)、時代背景を配慮して4番以降は歌われなくなり、現在は3番までが歌われています。(ウィキペディアより一部抜粋)
おじさん声のため十分な声が出ず、歌い回しがずれていますが、6番まで歌ってみます。
鍵盤の打音が入り録音状態が悪いですが、失礼します。
今は使われない言葉もありますが、作詞の通りに歌ってみます。

我は海の子 白波の
さわぐいそべの 松原に
煙たなびく とまやこそ
我がなつかしき 住家なれ

生まれてしほに 浴して
波を子守の 歌と聞き
千里寄せくる 海の気を
吸ひてわらべと なりにけり

高く鼻つく いその香に
不断の花の かをりあり
なぎさの松に 吹く風を
いみじき楽と 我は聞く

丈余のろかい 操りて
行手定めぬ 浪まくら
百尋千尋の 海の底
遊びなれたる 庭広し

幾年ここに きたえたる
鉄より堅き かひなあり
吹く塩風に 黒みたる
肌は赤銅 さながらに

浪にただよう 氷山も
来らば来れ 恐れんや
海まき上ぐる たつまきも
起らば起れ 驚かじ