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【今を生きる】武士道と古神道【中今】

「なかいま」という言葉をご存じですか。

これは神道用語で、「今この一瞬」という意味です。


「葉隠」の有名な一節に「武士道とは死ぬ事と見つけたり。」という言葉があります。

「死を想うことで、今この一瞬を懸命に生きる」ということですね。

懸命とは、文字通り「命を懸ける」ことです。


中今、武士道、懸命、

今この一瞬を確かに生きるというのは、日本の古来からの思想、「にほん心」とも言うべき人生の楽しみ方です。


にほん人であるのに、にほん心を忘れて、外からの価値観に左右されて生きる迷った状態を、「から心」と言います。


例えば、

試験に合格するために、入社するために、結婚するために、、、

と、

大学で学ぶために、仕事で世間様に貢献するために、家族を愛するために、、、

の違いが分かりますか。


外の価値観にかぶれ、「から心」に支配された社会では、目的と手段が完全にひっくり返ります。


今回はあなたに、「にほん心」を思い出してもらうために、「中今」という言葉を紹介させていただきました。


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