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東京都八王子市 絹の道資料館

かつて八王子は養蚕業で栄えました。明治末期に横浜港が開港されてからは横浜港へ絹が運ばれ、外貨獲得のための重要な輸出品となりました。八王子から横浜への道が絹の道と呼ばれていて、その途中に絹の道資料館があります。展示室には蚕から糸をとるまでの工程と八王子の養蚕業の歴史の解説があります。江戸時代後半に絹織物が流通してさらに開港によって絹の道が発展するところから、明治時代になり国策として絹の輸出が盛んになり、その後鉄道の開通により絹の道がその役割を終えるまでがよくわかります。
資料館の近くには八王子道道標があります。1865年に横浜港への道しるべとして建てられたとのことです。なんて書いてあるか分かりませんでしたが、彫られている文字も残っており、当時のまま残っているのが素晴らしいと思いました。
道標を通り、資料館を過ぎると当時の面影を残す絹の道があります。広い山道で途中に竹林もあり、ここを通って絹を運んでいたと思うと「おーーー」って感じです。

八王子が養蚕業で栄えた町とは最近知りました。恥ずかしい、、。当時の方は養蚕がうまくいくように高尾山薬王院を信仰していたとのこと。子供のころから何度も高尾山に行っているのに全く知らなかった。恥ずかしい限りです。

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