子供に学ぶ、自分が好きなことの見つけ方と遊び方
左から、
節分の豆まきの時にゲットした鬼のお面
百均で買ってもらった、ひょっとこのお面
メキシコ雑貨屋でママにおねだりしたメキシコ風虎のお面
秋田物産店で、お菓子をあきらめてまで離さなかったナマハゲのお面
3歳の長男が2歳の時から集めてきたコレクションです。家には写真に映っていないものもありますし、次に手に入れたいのは「おたふくのお面!」だと言っています。
好きなものは人それぞれ
自分の子供がお面のファンになるとは想像もしていませんでした。私自身が子供の頃は、お面にはまったく興味がなかったからです。
お祭りや縁日の屋台でお面が並んでいることがありますが、それを欲しがる人の気持ちが分からず、目の前を通るたびにいつも頭の中はクエスチョンマークでした。
今は小学生になった甥がいますが、彼が小さかった時には車が大好きでした。車のおもちゃでばかり遊んでいましたし、読む本も車関連。
道ゆく車を指さしては、「あれはプリウス」「あれはハイエース」などと、車ばかりを追いかけていました。
また、ある友達の息子は電車が大好きです。
ただただ純粋に、高架の上から下の線路を眺めては、行き交うさまざまな電車を延々と見続けます。どれだけ見ていても飽きないようです。
「3歳の男の子」というくくりであっても、好きなものはそれぞれ違います。みんな違うのだという当たり前のことを思い出させられます。
いつからか、同じであることを求められるようになる
私たちはみんな違って当たり前なのに、いつからか同じであることを求められるようになると感じます。
よく言われるように、良い学校・良い会社というような、同じような目標や期待値にさらされることがあるからかもしれません。もしくは、思春期に近づくにつれて人と違うことに居心地が悪くなるように感じるからかもしれません。
似たような環境の中で、同じような目標をもって生活をしていると、自然とそうなっていくのかもしれませんね。
そして自分が好きなことが分からなくなる
そして気がつけば、自分が好きなことは何なのか、分からなくなったりします。
私も、自分が好きなことは何なのか?と、ふと立ち止まってしまうようなことがありました。1日の中で1番時間を使っているのは、仕事。大変なことは多くあるけれども、嫌いというわけではない。ただだからといって、好きというわけでもない。
では、自分は何が好きなんだっけ?と考えると、好きな食べ物や飲み物、眠い時に寝ることなど、基本的な欲求を満たすことは思い浮かぶ。
でもそれって、子供の時に寝食を忘れて遊ぶことに没頭していた時とはちょっと違う。
子供は色々と試しながら自分の「好き」を見つけている
好きなことを見つけるには、いろんなことを試して遊んだら良いと思います。
子供を見ていて、そう感じます。我が家にも、お下がりのものを含めておもちゃがたくさんありますが、息子が手に取らないものが数多くあります。
試してみて気に入ったものは遊び続けるし、とくに気に入らないものは遊ばれない。ただ、それだけです。
それでも、その行為を繰り返す中で、自分が好きなものを見つけていくようです。息子の場合は、それがお面でした。
大人になっても好きなものを見つけることができる
私も大人になってから、いろんなことを試しました。
サーフィン、自転車、写真、キャンプ、など。いろんなことを試しましたが、どれも続きませんでした。
一時期、アルゼンチンタンゴという社交ダンスを踊ることにハマり、これは長く続けていました。ただ、今はまったく踊っていません。
今はお茶(茶道)が好きで毎週お稽古に通っています。
多くの子どもたちがそうであるように、誰にだって「飽きる」ということがありますし、なんとなく次に移るタイミングを感じることもあります。
色々と試して好きなことに出会えたら、それを好きなだけ楽しんだら良いし、他にも好きなことができたら、それをまた楽しんだら良いのだと思います。
子供のように!
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