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眠れない時は

夜、寝る前の習慣がある。
部屋の電気を消してプラネタリウムを起動し、眺めながら入眠までを待つ。
無機質な壁紙の天井に人工的な星空を投影し、寝る前につい意識してしまう心の空隙を埋めてくれる。モーターで日周運動を再現してくれるので、時間経過とともにジジジと機械的な音を発しながら星空が回る。

しばらく薄目で眺めていると、その回転する人工的な星空に吸い寄せられる。眠りと覚醒の間の思考力だと作り物かどうかなんて判断がつかないほどにどうでもよくなり、そのうち夢に落ちる。
ちなみにこの写真は本物の星空。

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OLYMPUS E-M5/M.ZUIKO DIGITAL 12mm F2.0

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