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【デジカ】ブラスト進化!ACE環境到来!

こんにちは!
てとらです。

今回は、新ギミック「ブラスト進化」についての解説です。
先日、スタートデッキ「勇気の戦竜」「友情の鋼狼」が発売され、《ACE》カード2種類が追加されました。

ぱっと見は、消滅時のオーバーフローもあるし、
《ACE》の強さがピンと来ていない方もいらっしゃるかと思います。

デジモンカードの販促のため、《ACE》がいかに強いかお話していきたいと思います。

思いつきで書くことにしたので、簡単な内容にはなりますが、この記事を読んでスタートデッキを手に取る人が少しでも増えれば幸いです。
デッキはたったの1,650円です!お店へ急げ!

1.《ACE》とは

新ギミックなので、まずは簡単なおさらいです。

《ACE》の特徴として、相手ターンに「ブラスト進化」を行います。

ブラスト進化:相手のデジモンがアタックし、アタック時効果などを発揮した後のカウンタータイミングで、自分のデジモンを手札の《ACE》デジモンにコストを支払わずに進化させることができる。

(ほぼ公式ルールブック引用)

タダで進化するんだったらちゃんとデメリット効果も持っていてよね、ということで《ACE》には「オーバーフロー」も付いています。

オーバーフロー:《ACE》がバトルエリア以外の場所に移動する際に記載されている分のメモリをマイナスする。

(ほぼ公式ルールブック引用)

要は「相手ターンに突然0コストで進化するよ!その代わり、消滅したらメモリ渡すよ!」と言っているわけです。
メモリの前借りですね。

2.《ACE》の強み

さて、ここからが本題です。

《ACE》の特徴は何といっても相手ターンに「ブラスト進化」できること。
これにより、相手が意識しないといけない要素が格段に増えます。ここが重要です。

例えば、自分のローダーレオモンで相手のメタルグレイモンにアタック宣言をします。

ローダーレオモン懐かしくない?


この時点では、DPは自分の方が高いですが、相手が「ブラスト進化」することにより、DPの上下関係が逆転し、返り討ちに合います。

かわいそう。。

つまり、このアタックのタイミングで攻撃側は、《ACE》であるウォーグレイモンのDP11000を超えたDP12000以上でアタックしないといけなかったわけです。

察しのいい方はもう理解できますよね。

相手が《ACE》を持っているか分からないのに、
《ACE》というカードが刷られたおかけで、
相手のDP8000のデジモンに対してわざわざDP12000以上を用意することを要求されているのです。

実際にDP12000以上でアタックできた場合、
相手は、ただ「ブラスト進化」をしなければいいだけなので、相手にかかる負担は一切なしです。
ただただこちらが過剰に準備しただけでそのバトルは終了します。
まるで悪徳な過剰請求です。

『防御側は一切の負担がないのにも関わらず、攻撃する側だけが過剰に意識しなければならない』
これが《ACE》の最大の強みになります。

まぁもちろん、《ACE》を持っていないことを願ってギリギリのDPでアタックする手もあります。
ただ、チャンピオンシップなどの大事な大会での試合を想像してください。
流石にできる限り対応したくなりませんか?

3.存在するだけで強い

先ほどは、DPという面で例を挙げましたが、攻撃側は他にも色々と考えなければなりません。

例えば今回のスタートデッキで追加された「メタルガルルモンACE」。
こんな効果を持っています。

【進化時】自分の手札を3枚まで破棄することで、破棄した枚数1枚ごとに、メモリー+1。

相手がブラスト進化した瞬間に、メモリ+されて自分のターンが突然終了します。
インチキ効果もいい加減にしろ!

これを対策するためには、「テリアモン」などのメモリ+妨害デジモンを用意したり、メモリ+されてもターンが渡らないようメモリに余裕を持たせる必要があります。

さらに先ほど同様、デジモンにアタックする際には、メタルガルルモンのDPを超えることも意識しないといけません。

相手が「メタルガルルモンACE」を握っているのか分からないのに。

これが非常に厄介です。

デッキに《ACE》が入っているのか分からないのに、手札に引いているかも分からないのに、《ACE》が飛んでくるような対面では、対策を余儀なくさせられます。

デッキへの採用有無関係なく、《ACE》がカードプールに存在していることが攻撃側への圧になるわけです。

現状使用可能な2種類の《ACE》が進化できるカード群は以下の通り。

■ウォーグレイモンACE
・黒のLv.5
・名称に「グレイモン」を含むLv.5

■メタルガルルモンACE
・紫のLv.5
・名称に「ガルルモン」を含むLv.5

文字だけだと少なく見えますが、対応しているカードプールはかなり広いです。

例えば、上記2体と色が全く違う「ライズグレイモン」。

「シャイングレイモン」のイメージが強いですが、「ウォーグレイモンACE」にブラスト進化できます。

当たり前ですが、グレイモン・ガルルモン名称だけに囚われてはいけません。

今度はアルファデッキでよく使われる「ドルグレモン」。

黒のLv.5なので、ここからだってブラスト進化できます。

実際に強いかどうかはさておき、《ACE》という存在により黒・紫の2色は、相手への圧という意味で他色より一歩先を行っていることになります。
「ブースターパック BLAST ACE」発売後は、何と当たっても《ACE》を警戒しないといけませんね。

4.オーバーフロー

恐らく皆さんが気掛かりなところである「オーバーフロー」。

「いやぁ、いくら強くても倒されちゃったら損じゃん?」と思いますよね。

よく考えてみてください。
今回収録された「ウォーグレイモンACE」「メタルガルルモンACE」のオーバーフローは『4』
元々の進化コストは『3』です。

3コスト踏み倒してブラスト進化をして、消滅時に4コスト支払うわけです。

ん…?1コストしか損してなくない?

今後はオーバーフローがもっと大きくなっていくでしょうが、ひとまず今回の《ACE》2種類は1コストしか損しません。

そもそも倒されなければ、3コスト分得した状態です。
倒されるのが目に見えるような状態でわざわざブラスト進化しないでしょうしね。

これまで話してきたような多くの負担を相手にかけられるのに対して、こちらが背負うリスクは「進化して散々暴れた後に倒された時の1コスト」のみ

明らかにメリットの方が大きくないですか?

今回の《ACE》2種類、スタートデッキのカードにしては、かなり破格なスペックをしていると思っています。

5.《ACE》の今後

恐ろしいのはこれからです。

今はブラスト進化してくる《ACE》が決め打ちできるので、対策の仕方も明確ですが、飛んでくる《ACE》が分からなくなった時、どうやって対策しましょう。

具体的に言うと、2種類目以降の黒・紫のLv.6《ACE》が刷られた時です。
また、これに限らず、今後は進化条件が被った《ACE》はどんどん出てくるでしょう。

そうなると、どの《ACE》にブラスト進化してくるのかが分からず、対策がかなり困難になります。
大事な大会の決勝戦で、予想していない《ACE》が突然飛んできたら泣いちゃいます。(つд⊂)エーン

6.まとめ

これからの環境、いかに《ACE》が重要になっていくかご理解いただけましたでしょうか。

相手ターン中の干渉手段が増えたことで、デジモンカードは今後さらに面白くなっていくこと間違いなしです!

ぜひスタートデッキを手にして、「ブラスト進化」の気持ちよさを味わってみてください!
たったの1,650円(税込)です!(2回目)

ではまた!

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