見出し画像

【デジカ:初心者向け】セキュリティアタックのコツ

▼前回の記事
【デジカ:初心者向け】デッキ構築のコツ
https://note.com/tetra_digi/n/n436b208e473f

さて、突然ですが、相手のセキュリティへのアタックを躊躇したことはありませんか?

デジモンカードゲームは、他のTCGに比べてアタックすることのリスクがとても大きいです。

テイマーバトルに出た時、セキュリティチェックを怖がり、全くアタックできなかったために負けてしまった初心者の方を何度か見かけたのが、今回の記事を書くきっかけになりました。

【セキュリティアタックのリスク】
①セキュリティデジモンによりアタックしたデジモンが消滅する
②セキュリティから相手のオプションが発動する
③セキュリティから相手のテイマーカードが登場する

これで全てではありませんが、セキュリティをアタックする事には主にこれらのリスクがつきまとってきます。

状況にもよりますが、上で挙げたリスクの中で"最も懸念するタイミングが多い"のは「①セキュリティデジモンによりアタックしたデジモンが消滅する」だと思います。

前回の記事でも触れましたが、このカードゲームは、ほとんどのデッキがデジモンカードを主体に組まれており、オプションやテイマーよりも引っかかることが多いからです。

「②オプション」と「③テイマー」のリスクについては、その時々のデッキや流行によって対処の仕方が違いますので一概にご説明することができませんが、「①セキュリティデジモン」については、全デッキ共通でケアすることができます。

そのため、この記事では①のケア方法についてお伝えできればと思っております!


■相手のデッキのDPを意識する

セキュリティデジモンによってアタックしたデジモンが消滅してしまうのは、自分のデジモンDPが相手より低かったからです。

「でもセキュリティデジモンのDPなんて、
実際にセキュリティ見るまで分からなくない?」

そう思いませんか?
おっしゃる通りです。

しかし、ここでこのカードゲームの特徴を思い返してみてください。

デジモンカードゲームは、色ごとに微妙にカードの査定が違うのです。

例えば、Lv4/1コスト進化/効果なし のこのカード。

・ダークティラノモン(BT1-019)

画像1

DPは「6000」です。
このカードの互換は非常に使いやすく、1コスト進化という面で優秀で、どの色でもデッキに入っている事がほとんどです。

青と緑の同じ互換を見てみましょう。

・ゴリモン(BT1-037)

画像2

・ベジーモン(BT1-071)

画像3

どちらもDPは変わらず「6000」です。

しかし、紫色はどうでしょう。

・メラモン(BT3-083)

画像4

お分かりいただけただろうか・・・。
紫はDP「5000」なのです。

まだ、この互換を見ただけに過ぎませんが、
紫色は他のデッキよりもDP「6000」ラインが少ないため、こちらのDP「6000」のセキュリティアタックが他の色に比べて通りやすいと言えないでしょうか。

この互換に限らず、デジモンカードゲームは、似たようなカードや、同じ効果を持つカードであっても、色によって微妙にDPの査定が違っている事があります。
相手が使用している色からセキュリティアタックのヒントを得る事ができるのです。

■相手のデッキのエースを意識する

これは、セキュリティアタックの時のみならず、試合を有利に進めるために絶対に必要な知識です。

前述した内容にも繋がるのですが、
大会で使用される事が多いカードは、全て覚えておきましょう。

例えばこのカードの効果を知らずに試合を進めていたらどうなるでしょう。

・ニーズヘッグモン(BT4-062)

画像5

DP5000以下を盤面に並べていたところを、進化時効果により簡単に一掃されてしまうでしょう。

逆にこのカードの効果を知っていて、かつ相手のデッキに入っているかもしれないと意識していれば、DP5000以下のデジモンを無暗に盤面に並べる事はないでしょう。

知識がない状態で不意打ちを食らわないためにも、大会でよく使用されているカードの効果は覚えておくべきです。
特にエースカード(Lv6、7)は覚えておくに越したことはありません。

そして、前回の記事で触れましたが、相手のエースカードは1体ではありません。
一緒にデッキに入る事が多い、エースの組み合わせも知っておくと試合中に相手のデッキの中身が分かるようになります。

例えば、ニーズヘッグモン(BT4-062)が入るデッキには、よくヘラクルカブテリモン(ST4-13)が入っているとします。
その場合、相手のセキュリティからヘラクルカブテリモン(ST4-13)が見えた瞬間に、ニーズヘッグモン(BT4-062)の存在が想定できます。

AがいるならBも入っている、BがいるならAも入っているだろうという様に、カード1枚から相手のデッキの中身を想定できます。

話が逸れているように見えるかと思いますが、これらの内容はしっかりセキュリティアタックの件と繋がります。

相手のデッキのエースが分かるという事は、
相手のセキュリティデジモンの最大DP値が分かる
という事です。

例えば、相手のLv6がDP11000しか入っていない事が分かれば、DP12000を作ってしまえば、基本的にセキュリティデジモンに負けることはないのです。
(セキュリティから突然Lv7が飛び出してきて、大事なLv6が消滅した時は笑って諦めましょう。)

Lv6が全てDP11000じゃないとしても、1枚でもその存在が確認できれば、DP12000のアタックは通りやすい事が分かります。

Lv6をどのようなDP構成にしているかによってアタックのしやすさが格段に変わってくるのです。

■流行のデッキ構築を知る

先ほど、相手が紫の場合は、DP5000のメラモンが入っているため、
他の色よりもDP6000のアタックが通りやすいとお話ししました。

しかし、最近の紫の構築を見ると、徐々にこのカードが流行ってきている事が分かります。

・ドーベルモン(BT4-082)

画像7

Lv4ですが、DPが「7000」もあります。

これまで多かった構築、所謂テンプレ構築を見ると、DP6000のアタックは通りやすいですが、流行を見ると実はそうでもないという事が分かりました。

デジモンカードは、大会結果をよく見ると、非常にメタが回りやすいカードゲームです。
例)Aデッキが強い→Aデッキに強いBデッキが流行る→Bデッキに強いCデッキが流行る→…

時間に余裕がある時にでも、優勝しているデッキレシピを見て、流行を掴んでいきましょう。

■まとめ

(1)色から相手のデッキのDPを予測する。
(2)大会で使用される事が多いカードは、全て覚えておく。
(3)流行のデッキ構成を知っておく。

これらの事を意識すると、セキュリティアタックの時に思考を整理しやすくなると思います。
少なくとも、アタックするデジモンが消滅しやすいのかどうかは分かりやすくなるでしょう。

もちろん、どのタイミングでアタックするのか、どのデジモンでアタックすべきかという問題もありますが、これについてはまた別の記事で。

大会にあまり出なくて、使用されてるカードが分からないよという方は是非こちらのサイトをご利用してみてください!
(画像がリンクになってます。)

画像7

※ご協力:ZUKKYさん(@zukky_dcg)

あらゆる大会の優勝デッキレシピがまとめられているサイトです。
私もたまにチェックして、流行の型を勉強するようにしています。

頻繁に採用されるカードのDPによって、各カードの攻撃のしやすさが変わってくるのは、ここまでお読みいただいた皆さまにはご理解いただけるかと思います!

言葉足らずでしっかり解説できていないかもしれませんが、皆さまのご参考になれば幸いです。
気になる点等あればお気軽にご質問ください。

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?