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仕事と家事育児との二刀流で戦う現代パパにお勧めしたい一冊

突然ですがパパのみなさん、家事育児されていますか!?仕事と家事育児の間で右往左往してませんか?わたしも、2児(3歳/6歳)の父親として、え?この二刀流無理じゃね?と感じる時期がありました。

二刀流の現代パパがきついのが
・子供が生まれハードになっていく家事育児
・一方、できる中堅どころになってきて、仕事が忙しくなる

両方が嵐のようにやってくるタイミング…どちらも満足にこなせない問題で非常に苦しみました。

その時に出会ったのがこちらの本です。めっちゃよかった…同じような苦しみをされている先人の方(二刀流苦しみ系パパ)のリアルな話を知ることができるからです。

朝日新聞の編集チームが、たくさんの生の声やデータや専門家にヒアリング。この父親のモヤモヤ現象を捉えた本。「男は仕事、女は家庭」この価値観が変化しているなかで現代パパに何が起きているのか?つまびらかにしていきます。

さて、ここで女性のみなさん。ちょっと思うことありませんか??

「いままで家事育児を完全アウトソーシングしてきて、こっちは仕事なんか諦めてきたってのに、何、父親がモヤモヤとかいってんの?言えた立場じゃなくね?」

はい、まったくもって、その通りでございます。女性のみなさま申し訳ございません!!

実は、この本の大きな学びは前提のステートメント(宣言)に詰まっています

「ワンオペ育児」に「上から目線」と、家事や育児の大部分を担い、パートナーとのやりとりに不快感を覚えるのは、多くの場合「母親」です。父親のモヤモヤにぴんとこず、いら立つ人もいるでしょう。「父親がモヤモヤ?」と。
「#父親のモヤモヤ」ステートメント(宣言)

男性が辛いね、とか話する前に、女性はもっと辛い。という話です。直近で、私がインターネッツで見てきた「男性側がモヤモヤの声を上げて炎上案件」はこの視点での「いら立ち」がツッコミとして入ってきます。

なんで「いら立つ」のか?それは、女性がすでに一歩前にこの課題に向き合ってるからです。しかも男性より環境(身体的・経済的・社会構造的)としてはハードな状況で。1番に学び・リスペクトしないといけない対象は、まず目の前の妻、そして無自覚に意識しなかった女性たちなのだ。これを知ることが、まず現代のパパにとって重要なのかもしれません。

個人的に刺さったのはこの部分。
・現代パパの苦しみは、「女性の追体験」であったこと。
まず、このマインドセットが大事ですよね。

その上で、
・男性は家事育児の活躍と、仕事の活躍両方を求められるのが辛さの源泉
この辺りの話が刺さってきます。

意識は変わっても、社会構造が変わらないから辛い。パパにもママにも周りからフォローがもらい辛い。日本の象徴のような話になっています。

この本をさらに詳細に、面白おかしく時に自分へのブーメランがぶっ刺さりながら、Podcast(カジラジ)で妻と話しています。サラッと聞けるので気になった方はぜひお願いします!

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