むすびのかたちと創世記第4日
高学年以上の女子の会でした。
去年の終わり頃から、水引きの手しごとなども取り入れながら結びのかたちに取り組んできましたが、先回は、はじめて1本の線がひと筆書きのように編み込みのかたちで動く様子を描きました。
今回はさらに複雑な編み込みに挑戦です。
はじめに紐を置いてみて、シンプルな線を描いて準備練習をしたあとに、
仕上げの作品を描いていきます。
黒板にゆっくりと4つつながる「プレッツェル」を描きました。
90度回転しながら描き進むたびに
「え?」「ええ!?」「ええぇ~。。」
ちいさなおどろきの声が聞こえてきます。
「だいじょうぶ。いままで描いたものがつながっただけだよ。紙のうえで指で動いてから、やさしいいろで描いてみよう。」
戸惑いながら描いた線を、強めのいろで編み込みもようで仕上げます。
交差のフォルムは太古からのもの。
線描での体験はたしかなじぶんを感じるよい練習になると思っています。
辛抱づよく描き上げることに、成長を感じるとともに
みんなで取り組む、場のちからに助けられているとも思います。
創世記は第4日です。
神はふたつの大きなひかり、そして星々をつくられました。
そして昼と夜をつかさどらせ、
ひかりとやみとを分けさせられます。
宇宙創生の神秘に思いをはせ、せかいが成り立ち、
かたち作られる安心感が届くといいなと、いろを手渡しています。
星のかがやき、たいようの熱、お月さまの大きさ、
やみのブルーの色具合、、感覚を澄ませて柔軟にいろをおいていきます。
それぞれの美しさが尊く輝く仕上がりでした。
よい場が持てることに感謝しています(^^)
一緒に描いてくれてありがとう。
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