1月の1年生の水彩のじかん
ことし最初の1年生とのじかん
お正月をまたぐとなんだかいろいろなことが久しぶりのように感じます
お手玉で遊びながらはじまる気分を整えていきました
線を描くのが久しぶりな子はちょっと緊張しています。からだぜんたいで動きを味わっていくことを、もっと伝えられるように、スケッチブックにとらわれている自分を反省しています。。
それでも子どもたちは、線のひとつひとつの動きや色から、次々とおはなしを生み出していて、楽しんでいました
水彩は、いろのもつ気分を感じてほしくて、黄色ちゃんと赤くんの小さなおはなしから始めました
それぞれの黄色ちゃん、赤くんの表現が、またもやばらばらで素晴らしいです。去年取り組んだ、四則演算と色の気分も子どもたちのなかによみがえってきました。この視点でもう少し体験を続けたいなと思うじかんにもなりました
さいごに、別の素材を渡してみたくて、陶芸用の粘土でまんまる作り。線描で体験するまるみと、自分の手でつくりあげていくまるみの違い、ちからのかげんで変わるかたちの不思議など、何かがみんなの奥深くに届いているのではないかな。最初は気楽な感じで粘土と向き合っていた子どもたちでしたが、だんだんと一生懸命さが高まり、思った以上にいつまでもまんまるを追求している姿に、きれいなものを作りあげようとする内なる思いを感じました。
まあるくなって座って、出来上がったみんなのまんまるをお隣に渡して回してみました。よく、お手玉でしているワークですが、大切な粘土のまんまるを扱うのは超真剣。大事に大事に、落とさないように。。同じ粘土だったはずなのに、色も硬さも、温度も全然違うのが不思議だったね。
まあるくなった手のひらから、確かな手のちからを信じる喜びがあふれているような、まぶしいまんまるづくりでした。
こんどはおにぎりのまんまる作ってみるかな。
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